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2012年3月 8日 (木)

お喋り

今日は一日どんよりした天気。
朝は雨が降っていた。
午後はパラパラと降ることはあったけれど、基本は曇り。

さすがにもう半袖では寒く感じるな、と思ったので、長袖で出掛けた。

今日は珍しい人とお喋り。

この間のJapan Dayでのこと。

オープニング・セレモニーが始まるのを待っていると、とある人物が僕に声を掛けてきた。

振り返ってみると、そこには白人女性が。

でも、日本語で喋ってくる。

名前を聞くと、名前はあっち系の名前だったけれど(厳密に言えば、日本の名前。花の名前だった)、名字は日本の名字。

頭の中は???状態。

てっきり旦那さんが日本人で、それなりに日本語が喋られる白人女性かと思ったけれど、違っていた。

どうやらハーフらしい。お父さんはアメリカ人、お母さんは日本人。

見た目は本当に白人系なんだよね。

で、話をしてみると、彼女は写真に興味があり、その日はボランティアで撮影するのでよろしくお願いします、ということだった。

その日は僕も撮影で忙しかったので、そんなに話は出来ず。
外の撮影で、ステージの入れ替えの時に少し話をしただけ。

名刺交換をし、またメールします、で終わった。

その後、何度かメールをやりとりしていると、興味を持ったんだよね。

周りには、日本人フォトグラファーや他の国々のフォトグラファーはいるけれど、日本人ハーフのフォトグラファーには会ったことがない。

一体彼女はどういう感性で写真を撮っているのだろう?と思ったので、また、向こうも僕に興味を持ってくれているようなので、今日、会ってみた。

ほぼ日本語OKだったので、会話は基本的には日本語。
でも、込み入った話になると、彼女は英語。

どっちの感覚が強いのだろう?と思って話を聞いてみると、どうやら日本人的な感覚が強そう。
Flickrに彼女の写真があったので、見てみると、あまり西洋人っぽくない撮り方。

例えば、料理の写真を撮る時。

こっちの人って、その料理の周りに色々と飾ったりするんだよね。
華やかにしたくて。

でも、日本人って、そういうものより、よりシンプルに、その料理が引き立つように飾り付けをする。

彼女は後者の方がより好みだ、と言っていた。

でも、話を聞いてみると、家での会話やら育てられ方は英語で、アメリカ式。
日本語も、お母さんからではなく、高校や大学で自分で勉強したとのこと。

そういう育ち方でも日本的な感覚ってあるんだ、育つんだ、と思ったのである。

その時、彼女に面白いことを教えてあげた。

日本人は、「間(ま)」というものを大事にするんだよ、と。

その料理の飾り付けの時、何もない空間があるでしょ?
その何もない空間は、何もないけれど、その何もないのが「ある」んだよ、と。

これ、日本人ならすぐにわかるだろうけれど、彼女は最初はわかっていなかった。
でも、色々と事例を出して説明したら、なんとなくわかってくれたみたい。

ちゃんと「間」ってメモしていたし。(笑)

あと、これは空間、物理的なことだけではなく、時間的なこともそうなんだよ、とも教えてあげた。

ちなみに、人間って、一人では生きていけないでしょ?
人と人との間で生きていくから、人間って書くんだよ、と言うと、感心していたのである。(笑)

ちなみに彼女、漢字はある程度わかる。

彼女はサンフランシスコ出身。

僕は80年代に、洋楽、特にハードロック、ヘヴィーメタルを聴いていたんだよ、って言うと、彼女は大きくなってから、X-Japanを聴いていたらしい。

双方、違う国の音楽にはまっていたっていうのも面白かった。(笑)

その後は、僕の写真集を見せたりして、色々と話をした。

彼女はまだプロになろうとかそこまでは考え切れていないようだけれど、これから経験を積んでいけばどういう風になるんだろうね。

とても楽しみである。

こういう出会いっていうのも刺激的である。
昔を思い出すしね。

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