塩
太陽は出ていたけれど、薄曇りの空。
久しぶりの暈だ。
昨日書こうと思っていたけれど、勘違いしていて、調べ直し。
調べ直した結果、その勘違いのお陰で、なるほど、と思うに至った。
書こうと思っていた話題は、塩。
こっち方面にしかない意識高い系のスーパーマーケットで、塩の棚を見ていた。
以前買っていた、いい塩がもうなくなったので、買わないとな、と思いながら。
その買っていた塩は、「最進の塩」というもの。
これは、平釜で作られた塩で、かなりよかった。
でも、常用するには、というか、大量に使いたい場合は、ちょっとためらってしまうのである。(苦笑)
もうちょっと手頃なものはないか、と思ってみていると、え?と思うようなものがあった。
天日の塩で、600g328円+税。
これはいい!と思って裏を見てみると、それは中国産。
うーん・・・と思いながら、よくよく見ると、それは、中国は中国でも、内陸のモンゴル。
その時は買わなかったけれど、家に帰って調べてみた。
どうやら問題なさそう。
内陸の方って、あまり汚染されていないのかな?
評判も良さそうなので、買うことにした。
これ。
「一億年以上前の岩塩から生まれた天日湖塩」だって。
なんともすごい歴史だ!
裏。
この原産国名を見た時、ちょっとためらったんだよね。
でも、この塩の生産場所を地図で見てみると、本当に内陸だった。
成分表。
正直、ミネラル類はそんなに多い方ではない。
ただ、工程が、天日というのがいい。
その横に、もう一つ同じようなのが並んでいた。
そっちは、1kgで398円+税。
え?そっちの方がお得??と思った。
裏をよく見てみると、同じようでちょっと違う?
確か、原材料名は「岩塩」だったと思う。上記は「湖塩」。
工程が書かれていなかったので、どうやって製造されたのかがわからなかった。
岩塩だから、ただ砕いただけ、ということなのかなぁ、と。
色を見ても、今回買ったものは、ちょっと濁った白。
1kgの方は、もうちょっと白かった。精製塩に近いような白。
同じようなフレーズで売られていたけれど、微妙に違うようだし、天日のほうが良いな、と思って上記を買うことにした次第。
家に帰って、この塩を舐めてみた。
ツーンとくる辛味があって、精製塩に近い???なんて思った。
一方、最進の塩の方は、そこまでツーンとする辛味はなく、まろやかで、後味も良い。
これは失敗したかな、と正直思った。どうしよう、600gもあるし・・・って。(泣)
もうちょっと調べてみようと思って、湖塩について調べてみた。
どうやら僕は勘違いをしていたようだ。
塩には大きく3種類ある。
海から出来る塩、岩塩、今回の湖塩。
この湖塩は、海塩と岩塩の中間的なものらしい。
世界的に見ても、塩の湖はそんなにないので、流通量もそんなにない。
こういう湖塩や岩塩っていうのは、年月の経過で自然に固まり、その結果、ミネラル類は少なくなり、結晶化しているので、純度が増し、精製塩のように塩味が強くなるようだ。
僕が舐めた時にそう感じたのは、ある意味、正解だった。
だったら仕方ない。天日だし、1億年の年月のものだし、汚染もされていないのであれば、まぁいいか、と思い直した次第。(笑)
量も結構あるし、存分に使える。
久しぶりに塩ダレでも作ってみようかな、と思っている。
あと、塩だけで作る塩肉じゃがもいいかも。これを作れば、この塩の真価が発揮される?!
更に調べていて、僕が思ったこと。
塩もやっぱり地産地消なのかも、と思った。
つまり、日本人には海の塩、大陸系の人だったら、その場所で取れる岩塩やこういう湖塩。
日本人が岩塩を食べてはダメ、とかそういうことではなく、身体に合うのが海の塩なのではないかと思った。
ちょっと怪しい系のサイトに、そういう感じのことが書かれていて、あ、僕の思ったことはあながち間違いではなかった、と嬉しく思った次第。
今回はこの湖塩を楽しむとして、なくなったら、また最進の塩に戻そうかな、なんて思っている。
まだきちんと料理には使っていないので、味の変化はわからないけれど、飲み物に入れると、はっきりと違いが出た。
やっぱり、湖塩ははっきりくっきりした味だ。
色々と試してみないとわからないし、今回、これを切っ掛けに、塩も地産地消だというのがわかってよかった。
以前も書いたと思うけれど、塩を買うなら、天日か平釜製法のものにしましょう!
いくらにがりが入っていても、ミネラル類が多くても、イオン交換膜式で作られたものではなく、昔ながらの製法、天日や平釜のものにしましょう。
本当に料理の味が変わるし、そういう質のいい塩であれば、ドンドン摂取して構わない。
減塩すべきは、精製塩やイオン交換膜で作られた塩のものなので。
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