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2018年6月12日 (火)

温室

明け方、ふと目が覚めた。

夢うつつの中、何か鳴っている。

なんだろう?と思って聞いていると、うん?雷?

ちょっとゴロゴロ。

雷かぁ、なんて思っていると、突然、ものすっごい音が鳴った。

バリバリビッシャーーン!!

あ、間違いなく、どこかに落ちた、と思った。

雷光とはズレがあったので、近くではないとは思う。

あんなすごい音、久しぶりに聞いたなぁ...

その後、何度か雷が鳴って、静かになった。

朝4時頃。

後で知ったけれど、2度、停電があったようだ。珍しい。

本当に僕って、自然現象の前に目が覚めるねぇ。面白い。(笑)

日本に戻ってきてから、あそこまでの音は聞いたことがなかったと思う。

子どもの頃は、近所に落ちたことがあったなぁ。

その時もすごい音がしたのを記憶している。

一度は雷の写真を撮ってみたいのだけれど、安全な状況ではなかなか撮影できないからねぇ。

朝は曇りだったけれど、お昼前から太陽が見えた。

空気はひんやりで、心地いい。

Hyggeの本、少し前に読了。

幸せってなんだっけ? 世界一幸福な国での「ヒュッゲ」な1年/ヘレン・ラッセル

僕はパン生地で言えば、デニッシュ生地が一番好き。

あのサクサクというか、パリパリなのがいい。

そのデニッシュの発祥って、このデンマークだったんだね。

ペストリーと言うらしい。

一度現地で、ほんまもんを食べてみたいものだ。

以前にも書いたけれど、Hyggeの国に住んでいても、色々とストレスがあるようだ。

特に冬場は。

人間は、いや、人間だけではなく、動物もそうだろう、いかに太陽光がないと、「健康的」に生きていけないか、というのがわかった。

デンマークのような、冬場に太陽がほとんど出てこない地域に住んでいると、ウツのような感じになるらしい。

だから、Hyggeという考え方が出てきたようだ。

いわゆる、生活の知恵っていうものだ。

そういうことを考えると、いかに日本は恵まれた国かっていうのがわかる。

四季があって、緑豊かで、水も豊富。

言うことなしじゃない!

デンマークはそういう生活環境が厳しいから、国の政策も、国民のためにそれを考慮したものになっているんだと思う。

そうでないと、生活環境が厳しい、その国で生きていくのも厳しいだと、人が住み着かなくなるのだと思う。

この国の福利厚生はとても厚い。

だから、この国に住んでいる人たちは、安心して暮らせる。

ただ、この安心というのは、与えられた環境の中での安心感。

彼らが他の国に行って、果たして生きていけるかどうかはわからない。

例えるなら、温室の中で生活しているようなもの。

温室の中で、色んな世話をしてもらって、生きている。

それが悪いとかそういうことではない。

そのために、彼らはとても高い税金を払っている。

だから、そういうサービスを受ける権利はある。

いいかどうかではなく、そういう仕組みを彼らは作って生活している、ということだ。

一般的な資本主義の国は、自然環境の中で、たくましく、生きるか死ぬかのような生活、と言っていいだろう。

どちらがいいかは、その人の考え方次第。

至れり尽くせりの温室で生活していても、なんらかの不平不満はあるようだからね。(笑)

こういうのは実際に体験してみないとわからないね。

僕は、NZでそれを体験したからよくわかる。

NZの生活は、ちょっぴりデンマークに似ているかも。

というより、国民性かな。

福利厚生はデンマークのように至れりつくせりではないけれど、のんびりした国民性だから、皆あくせくしていない。ゆとりある生活をしている。

日本で生活するのも、NZで生活するのも、一長一短。

両方のいいとこ取りの国はどこかない?なんて思ったし。(笑)

その温室でもあるデンマークで生活をし始めて、著者にとってはとても大きな動きがあった。

彼女は、イギリスにいた時は、仕事はそれなりに充実していたようだけれど、かなりの時間を仕事に費やしていた。

だからか、かなりのストレスがあったようだ。

更に、結婚してから、子どもが授からず、もんもんとしていたようだ。

それが、デンマークで生活を始めて半年くらいすると、なんと、子どもが授かっているのがわかったのだそうだ。

これを読んで、ものすごく考えさせられた。

不妊には、色んな原因が考えられると思う。

僕が色々と勉強した結果、他の病気同様、ストレスが一番の原因だと思っている。

意識しているかしていないかはともかく、本人にとっては当たり前なことであっても、慣れ親しんだ生活スタイルであっても、それが気付かない、気付きにくいストレスになっている可能性は大きい。

そのストレスが原因で、食生活や生活習慣が左右され、不妊や病気につながっていく。

本を読む限り、デンマークの生活に完全に満足、全くストレスがないとは言えないようだったけれど、少なくとも、イギリスに住んでいた頃より、精神的にはかなり余裕を持って生活できていたのだと思う。

デンマークで不妊治療をしたとは書かれていなかったと思うけれど、なんであれ、子どもが授かり、デンマークで子どもを産んだようだ。

デンマークに行けば子どもが授かる、ということではなく、どこの国にいようと、どこに住んでいようと、いかにストレスを、特にネガティブなストレスを自分にかけないか、ということが大事か、ということだと思う。

Hyggeの本で、こんな体験談が読めるとは思わなかったので、いい勉強をさせてもらった。

どこに住んでいようと、Hyggeを心がける。

つまり、自分を大事にする、自分を肯定する、自分を愛する。

生きている上で、これが一番大事。

これが、Hygge的生き方だ。

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