相良姉妹
今日は、急に頼まれたウェディングのフォトツアーをした。
が、天気はあいにく・・・
なんとかもつかな、と思ったけれど、途中でパラパラと雨が降った。
こりゃ一旦中止だな、ということで、車の方に戻った。
何もしないのもあれだな、と思ったので、雨に濡れない木陰で少し撮影。
そうしていると、雨は上がり、撮影再開。
海の方まで出てみると、お、ヨットレースをやっている。
Louis Vuitton Trophy Aucklandというヨットレース。
America's Cupとはまた違うけれど、なんであれ、世界の強豪が集まってレースをしている。
僕らが撮影している場所から、このレースを眺めている人たちがいた。
ええ、もちろん、僕らの方も目立っていたようで、皆ニコニコして見てくれていた。
途中、日も差して、よかったよかった。
お二人も満足してくれたようで何よりであった。
さて、本題。
2月は、Aucklandで写真展をしていた。
実は、その裏ではある秘密のプロジェクトが動いていたのである。
それは、福岡をベースに活動している舞い師「相良姉妹」を撮影するというもの。
2月28日に、日本を紹介するイベント「Japan Day」があったのだけれど、そこで彼らは舞うことになっていて、せっかくだから、ということで僕が撮影することになった。
過去、僕が撮影したポートレートというのは、仕事絡みのものばかり。
いつも、自分の思いをちゃんと乗せられるポートレートを撮りたい、モデルと正面から向き合い、感性をぶつけ合えるポートレートを撮りたいと思っていたけれど、なかなかそういう機会もなく・・・
でも、今回、素晴らしいモデルと出会え、とても面白い作品が出来た。
最初に撮影した写真を見返していると、詩が頭に浮かんできた。
僕のBlogをご覧の方はよくご存じだと思う。
過去、いくつか、写真と詩を合体させた作品を出してきた。
これらとは全く赴の違う作品が出来た。
「月の子」
今回、主にやり取りをしていたsatiさんに初めて会った時、なんか月に関係のある人だな、と思った。
そして、月齢を調べてみると、撮影のタイミング辺りがちょうど満月。
なんという偶然!
ということで、彼女もこの「月と絡めて撮影する」というテーマを気に入ってくれたので、月と一緒に撮影することになった。
本格的なポートレート撮影でさえ初めてなのに、いきなり夜のポートレートをすることになった。
もう、真っ暗で何も見えないので、焦った焦った。(苦笑)
でも、そこは現代文明の力を借りて乗り切った。
出てきた写真は・・・
なんとも幻想的で物語りチックな写真だこと。
撮影前は、こんな風に仕上がるなんて思ってもいなかったよ。(苦笑)
後で、妹さんのemonさんも加わった。
彼女は彼女で、また違った魅力を持った人。
お姉さん同様、とても写し甲斐のある人だった。
フォトグラファーにとっては、いい被写体に出会えるのが一番の幸せ...
今後も、こういう感じの作品作りを続けていけたらなぁ、と思っている。
そのためにも、もっともっと技術力や感性を高めて、色んな人に認めてもらえるようにしないと。
そんな相良姉妹の写真集はこちらからどうぞ!
必見ですぞ!!
彼らは今後、世界を舞台に活動をしていくそうだ。
きっと、何らかのメディアで取り上げられていくと思うので、今のうちに彼女たちに目を付けておくといいと思う。
ちなみに、Japan Dayで舞った結果、多くの人を魅了したようで、色んなフォトグラファーから撮影させてほしいと依頼があったそうだ。
そりゃ、撮影したくなるよね。
そういうフォトグラファーは、一体どういう写真を残したのだろうか??
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コメント
彼女にはお気を付け下さい。
投稿: クラフト | 2010年5月 9日 (日) 13時00分
どなたかは存じませぬが、ご忠告有り難うございます。m(_ _)m
投稿: おは | 2010年5月10日 (月) 21時08分