やっと見つけた
思うような写真がなかなか撮れていなかったArrowtown。
昨日は、山に光が差し込む瞬間を狙って撮影をした。
が、昼の光は強すぎて、僕の思うような色が出なかった。
ああだこうだと撮影をしていたけれど、やはり納得いかない。
唯一納得のいく写真はこういうもの。
どうやら僕は、盛りのものより、葉の落ちかけの木の方が好きみたい。
次があるなら、また晩秋に来た方がいいのかも。
でも、Lake Hayesでは違っていた。
とてもいい天気で、湖面は一昨日とは違って静かだった。
そして、これを撮った途端に、スイッチが入った。(笑)
綺麗な景色に、黄葉に、ススキもどき。
ベタな観光写真でない撮り方だから好き。
色も好き。
たまには超広角で遊んでみよう、と、開放で撮影。
なかなか面白い。
と、Arrowtownでは手こずっていたけれど、Lake Hayesは、ベタではないけれど、好みのものが結構撮れた。
上記はほん一部。
そして今日。
チェックアウトをして、再度雛壇(山の斜面の黄葉・紅葉を僕はそう呼ぶ)の場所へ。
最後の挨拶を兼ねて、とりあえずブラブラ歩いていた。
ふと足元を見ると、お、こういうのもたまには撮ってみるか、と思わせるものが。
その時、カメラを持っていなかった。
こんな広いグランドで、こそれをまた探し出すことはできるか?!とちょっと不安だったけれど、なんとか見つけ出し、撮影。
もちろん、ありがちだけれどね。(笑)
毎年宿に泊まりに来ている人が言っていたのだけれど、例年であれば、この時期は朝は霜が積もるという。
でも、今年は暖かいので、そういうのはないね、と。
最終日にようやく霜が積もったようだ。
他には何かないかな、と思って見回してみると、見つけました。
ようやく見つけた。こういうのを撮りたかった。
朝のほんの少しの時間にしか咲かない花。
しかも、寒い時でないと咲かない花。
『霜の花』
多分、今回の黄葉なんかより、これの方がよっぽど感動!
こういうのがちょこちょこあり、とても美しかった...
これは多分、タンポポのフワフワの毛に霜が付いてこうなったのだと思う。
なんかとても健気で、でも、寒い中も頑張っている、というのが伝わってくる。
他にも見つけては撮影し、何枚も何枚も撮った後、トラックの方をちょっと歩き、またグランドに出てみると・・・
さっきからなんか煙っているな、と思っていた。
僕はてっきり、暖炉の煙かと思っていた。
が、どうやらそれは違っていたようだ。
これ。
グランドの少し上にうっすらと白くなったものが見えると思う。
多分、地熱の影響で、蒸気が昇っているのだと思う。
最終日でこれを見せられてしまった。
最後の最後で。(苦笑)
今までの違和感は、これに繋がっていたんだな、と。
これが本当のArrowtownの秋の景色。
今回はこれで終わりだけれど、次回来る時は、何を攻略すればいいかがわかった。
次があるなら、きっとひと味違った写真になると思う。
ようやく答えを見つけたArrowtownを後にし、次は、女王が住むに相応しい町、Queenstownへ。
途中、ちょっと立ち寄りし(初めてCoronet Peakに行った)、宿に到着。
チェックインまで時間があったので、お散歩。
ちょっと黄葉。
チェックイン後、Bobs Hillへ行くことに。
本当なら歩いて登ろうと思っていた。
が、数日前からかかとが痛く、なんだろう?と思って昨日見てみたら、皮膚が割れていた。
単なるくつずれかと思っていたのに...
歩く度に痛みがちょっとあるので無理せずに、$23も出して、ゴンドラで登った。
(このゴンドラ、$23は高すぎると思う。$15くらいが妥当だと思うのだけれど。)
何度もここに登ってはいるのだけれど、お決まりのような写真を撮影。
湖の色がとても清々しい。
$23も払った価値のある写真があるかどうかわからないけれどね。(苦笑)
すぐに降りるのは勿体ないので、しばらく滞在し、宿に戻って食事をし、夕焼け撮影。
雲が一つもないので夕焼けにはならなかったけれど、やっぱりWalter Peakは好き。
この陰影が何とも言えない。そそられるのである。
ちょうどカヤッカーがいたので、それを交えて。
空を見ると、半月前の三日月が。
ちょうどパラパントが通りかかったので、黄葉(黄色には見えないけれど(苦笑))と一緒に撮影。
パラパントの真下にある木がそれ。
今日は、Bobs Hillから一杯パラパントが飛んでいた。
いい天気だったから、皆飛びたかったのだろう。
そして、この会社はいい儲けになったであろう。(笑)
最後は、さっき撮ったばかりの写真。
Remarkablesと南十字星、天の川。
とまぁ、こういう感じである。
明日もここに滞在し、明後日はTekapo。
その後は、ひたすら北上し、Aucklandに戻る。
まだまだ撮りたいと思うけれど、時間の制限があるので仕方ないね。
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