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2010年6月18日 (金)

電子書籍 まだ続く

ここ数日はまっている電子書籍がらみの話題。

興味のある人はどうぞ!

今日は、ちょっと調べものをして、今後の電子書籍の可能性なんかを探ってみた。

まず、AmazonのKindleは、日本語対応していないということもあり、売りに出すのは難しそう。
それでも、色々と工夫をしながら(テキストではなく、画像に置き換えるとか)出版(?)までこぎつけた人もいるとのこと。
日本人もそんなに見ていないだろうから、日本語の書籍を出すには時期尚早かな。
Kindleが日本語対応、そして、日本のAmazonが正式に対応してくれたらいいんだろうけれど。

すごいなぁと思ったのが、評価されているものなんて、数百のコメントが付いたこと。これにはビックリ。
売値が数ドルであっても、実際はそのコメントの数倍は売れているだろうから、馬鹿にはできないなぁ、なんて思いながら見ていた。
(紙の本並に高いものも一杯あった。)

次に、iTunesストア。

アメリカの方は1,600以上の本があった。

日本は1,200ほどあったけれど、なんか漫画が多い。
これって文化の違い??(笑)
あと、どういう訳か、中国語のものも結構あった。
他の言語のものもあるようなので、適当に引っ張ってきている?!

漫画が多いので、せめて、漫画と文章もの、写真集もの、という感じで分類はしてほしいなぁ。
興味がない場合、えらく時間の無駄になる。

日本語のちゃんとした小説をあまり見かけなかったということは、まだまだ一般的ではないのだなぁ、と思った。
インターフェースを購入して、読み放題のところにアクセスして本を読む、というのはいくつかあり、それなりに人気になっているのは分かった。

今すぐ革命を起こす、という感じではなさそうだけれど、様子は見ておいた方がよさそう。

これからの出版業界、印刷業界、書店は大変なことになるね。

音楽業界、CD店と同様なことが起こるんだろうなぁ。
(この間の帰国時、三宮のHMVに行ったら、店舗面積が以前の半分になっていて驚いた。本当にCDは売れていないんだ、と思わされた。)

書店もこういうCD店のようになりかねないので、今のうちに売り上げを確保する方法を作っておいた方がいいと思う。
(現時点でも、Amazonのようなオンラインショップや中古本屋に押されてきているし。)
実際、既にそういうことを始めている書店もあるようだし。

先手先手で色んなことを今のうちにやっておくのがいいんだろうなぁ。

そういう業界は大変だろうけれど、僕のような人間には逆に可能性が出てきそうで、色々と策を練ってみたいと思っている。

さて、昨日の続き。

スライドでページ捲りのできるMonocleと日本語縦書きインターフェース涅槃の融合を試みた。

結構手こずった。

一部、日本語がちゃんと表示されず、なんでなんで?とプログラムを見てみたり。
随分時間を費やしたけれど、ついさっきまで原因不明。

ネットで調べている時に、ふと思ってやったみたこと。

このプログラムはUTF-8で動作している。
もしや、と思ってプログラムファイルの保存形式を見てみると・・・

Shift-JISになっていた。(泣)

それをUTF-8に変更して保存しなおすと、ちゃんと日本語が表示された!

今までの時間はいったいなんだったの・・・

こういうものって案外単純な原因だったりする。
と、終わってみたらそう思うのである。(苦笑)

動作させているものは後程公開するとして、とりあえずキャプチャーしたものをどうぞ。

20100618a

これ、Monocleのソースファイルの中に入っていたインターフェース。
それを流用。

画面の左上は、本の題名で、クリックすると、目次が出てくる。
右上は、文字サイズの変更2段階。但し、涅槃との組み合わせでは動作しない。
本文は、涅槃で表示。が、これもちょっとトリッキーで、1ページごとにdiv指定してあげないといけない。
左下は、章の名前。
右下は、章ごとのページ番号。

標準で、ここまでの機能がある。すごいのである。

そして、見た目も、本のようになっている。
ちゃんと影もついていて、芸が細かい!
(右ページだけだけれど。)

すばらしいインターフェースだと思う。

ちなみに、日本語は、たまたま見ていたメールマガジンからコピーしただけ。(笑)
深い意味はない。

次は、ページをめくっている最中。

20100618b

これは、左上の本名をクリックしたときに出てくる章名。
もちろん、各章をクリックすると、そのページに飛んでいく。

20100618c

最後は、ページ番号をクリックすると出てくるスライダー。

20100618d

動かすと、こうやってちゃんと、その章の名前まで出てくるという細かさ。

なんていうか、これ、本当にすごいと思う。
最初からここまでのクオリティーで出せているなんてビックリ。

もうちょっと手を加えたら、サンプルで公開しようと思っております。

しばしお待ちください。

あぁ、自分もこういう感じでプログラミングできればいいのになぁ・・・

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