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2011年3月30日 (水)

3月26日から28日まで

予告通り、3月26日から28日までをまとめて書こうと思う。

26日。

この日は、あるバーのライブハウスに出掛けた。

そこでは、日本からのミュージシャン(前座)と、Kiwiミュージシャン(メイン)が演奏した。

その日本のミュージシャンは、milly la foretと言い、イージーリスニング、ヒーリング系の音楽をする人達とのこと。

この写真は、リハーサル中のもの。ご本人達は、Webサイトでも顔出しをしていないようなので、遠目の写真を。

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僕が聴いた感じでは、90年代のニューミュージック時代の音も持っていると思った。
興味のある方は、そのWebサイトからMySpaceへのリンクがあるので、そこをクリックし、聴いてみるといいと思う。

僕は、「とぐら」っていう曲がいいと思った。
渋くて格好いい曲。

そういう静か系な音楽なので、こういう場所ではどうなんだろう?と思ったけれど、その予想は覆された。

やはり生はいいなぁ、かっこいいなぁ、なんて思わされたのである。

Blogの方では、まだ日本でも4回ほどしかライブをしていないらしい。
それなのに、ここNZで、4回のライブ予定があるとか。

聴いている限りでは、とてもそんな風に思えない貫禄を感じた。

本番前に、写真を撮ろうと思ってスタンバっていると、このバンドでベースを弾いていた人が僕に話し掛けてきてくれた。
Kiwiなのだけれど、日本語で。(笑)
とっても気さく。この辺はさすがKiwiだと思う。

彼のベースがとってもかっこよかったから、いいプレイだよ、僕は好きだよ、と声を掛けた。

次は、この人、この日のメイン。

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名前は、Zaine Griff。
NZ出身で、現在はイギリスにいるとか。

調べてみると、この人は80年代に活躍したとのことで、YouTubeで検索して曲を聴いてみると、確かに、80年代の香りがプンプンとした。(笑)
誰かに似ているんだけれど、誰かが出てこない...

で、よーく見てみると、前に出てベースを弾いている人って・・・
さっきmillyでも弾いていて、僕に声掛けしてくれた人だ。
この写真の右側の人。

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両方のメンバーとして弾いているとは、ちょっと驚き。

この人、めちゃくちゃ格好いいんだよねぇ。
ずーっと見入っていた。

せっかくなので、彼の手元を。

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このZaineという人は、全盛期を過ぎているんだろうけれど、とんでもない。
メチャクチャ格好いい!

知らない曲がほとんどだったけれど、久しぶりのロック系のライブで、とても楽しめた。

この日は、とてもいい音楽日だった。

次、27日。

この日は、Mt. Roskillで、Auckland International Cultural Festivalというのがあった。

色んな国の人達が出店をしたり、色んな出し物があったり。

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出店の方は、手頃な値段の食べ物が多かった。

いくつか大きなテントがあり、それぞれの場所で、音楽や踊りやら何やらがあった。

NZのHip Popグループ。

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西アフリカだっけかな?Zoh Zohというらしい。盛り上がっていた。

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和太鼓チーム「魂」。
でも、日本人は一人もいないのである。(笑)

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そして、またmilly la foretが出ていた。

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ただね、彼ら、ものすごく気の毒だった。

PAの調整がなっておらず、音量バラバラ。
静かな音楽のはずなのに、それが不快な騒音となっていた。
演奏している人達も音が聞こえないくらい。
ボーカルなんて、ほとんど聞こえていなかった。

聴かせる音楽なのに、不快な音になってしまったからか、見ていた人たちもゾロゾロといなくなってしまった。
本当に残念。

僕は彼らの音楽を前日に聴いていたから、補正しながら聴いて楽しんでいたけれど、初めての人だと、この人達の音楽はさっぱりわからないよね。

しかし、なんでPAの人は微調整をしないのだろう?不思議で仕方なかった。

この日は、雨がパラパラと少し降ったけれど、大降りにならず、よかったよかった。

最後、28日。

この日は、仕事で出張。

飛行機の関係で、4時40分起床なのであった。(苦笑)

場所は、Napier!

2006年の、写真集の撮影旅行以来だ。

仕事だから、残念ながら、日帰りである。
可能なら、自腹でもいいから一泊くらいしたかったなぁ...

到着した時は、曇っていたけれど、撮影が始まってしばらくすると、綺麗に晴れ上がった。

Napierはそうでなくては!

写真は、全てお客様に納入なので、残念ながら、ここでは公開出来ない。恐縮。

何を撮影していたかというと、ある日本の高校からの学生の撮影。
雑誌の取材ではないので、とても興味深い同行となった。

なんだろう、留学に来ている高校生の「本音」が見られた。
実際はそう感じているんだ、と。

一つ驚いたのが、僕が会った高校生全員、英語が出来ているんだよね。
まだここに来て、2ヶ月ほどなんだけれど。

話を聞いてみると、留学前に、みっちり英語をしごかれてきたらしいけれど、いやいや、それでもあそこまで英語が出来るってすごいなぁ、と素直に感心してしまった。

途中、色々とハプニングはあったけれど、飛行機出発ギリギリまで撮影をして戻って来た。

5年ぶりのNapierはどう変わったか?と、楽しみで、町並みを見ていたけれど、なーんも変わっていなかった。(笑)
ここまで変わっていないって、ある意味すごいと思う。
もちろん、お店は入れ替わりしているとは思うけれど、景観はほぼ同じ。

と、この3日間は、とても密度の濃い日々だったのである。

最初の2日間は、あることが目的でそういう場所に出向いていたのだけれど、それはなんだったかは、多分、1ヶ月後くらいに話出来るだろう。

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