悲しすぎる
昨日の夜、ネット上のニュースを見ていた。
最近、日本でもちょこちょこ地震があったので、その類だと思っていた。
しかし、昨日の午後の地震はそうではなかった。
こちらでも、臨時ニュースとして、NHK Worldが流している映像と英語のナレーションをそのまま流していた。
そこで観た映像は、阪神大震災とは違った状態が映し出されていた。
津波の被害があまりにもひどかった。
(今朝早く、15~40cmの津波がこちらに届いたようだ。もちろん、安全のため、日課のウォーキングは中止。)
今日は、日本側の騒ぎが信じられないくらい爽やかに晴れて、普通の一日である。
そのギャップが辛い。
CHCHの地震から2週間ちょっと。
こんな短期間で大きな地震が世界のどこかで起こるとは誰も思っていなかったと思う。
(CHCH地震後、日本側でも、岐阜や太平洋側で地震があったけれど。)
悲しすぎるし、言葉もない。
しかも、自分が関わっている二国でこんな短期間に。
ただただネット上で情報を見ているだけで、何も出来ないのが悔しい。
一人、大学のサークルの同期が家族と一緒に福島にいるのだけれど、大丈夫だろうか。
せめて、と思い、冷静に、今回の地震とCHCHの地震の関連性をネット上で調べてみた。
あながち無関係ではなさそうだ。
まとめると、日本もNZも、同じ太平洋プレートの上に乗っかっているとのこと。
日本は北側、NZは南側。
もし、どこかのプレートがずれたら、バランスを取るために、別のところがずれる。
結果、どちらも地震(津波も)となる、とのことである。
もちろん、CHCHの地震と今回の地震が結びついているとは言い切れないだろうけれど、期間が短いことから、何か関係している可能性はある。
(オーストラリアの専門家は、関連性がある、との見方を示している。記事。)
常々思っていたことだけれど、気象に関しても、日本とNZって関係しているかも、と思っている。
赤道を挟んで、同じような緯度だから余計に。
時々、Blogでも書いていたと思うけれど、日本が異常に暑ければ、こっちは異常に寒い、その逆もあり。
日本が台風であれば、こちらは嵐。他、色々とある。
季節が真逆なので、逆の状態だけれど、極端なものは結構同期して起こっている。
これも何かあるのだろうか、と個人的には思っている。
あと、自然界の方では、何かしら訴えがあったようだ。
CHCHの地震の2日前に、南島のStewart Islandで、鯨の群れが座礁していた。記事。
そして、日本では、3月6日に、茨城県沖で、50頭ほどの鯨が座礁した。
後者の方は、デマとして、その2日後に関東に大きな地震が来る、というものが出回った。
結果的にそれはなかったけれど、昨日、大きな地震があった。
自然界の方では、こういう状態を察知していたのだろうか?
もちろん、上記に関しては、科学的根拠は全くない話なので、参考程度に。
NZでの地震の歴史。
結構大きな地震が何年かに一回発生している。
今回のCHCHに匹敵する被害の地震は、1931年2月3日の、Hawke's Bayでの地震。
これで、Napierという町はひどい状態となったそうだ。
その後、復興し、アールデコの町として生まれ変わった。
そういう経緯もあるから、時間は掛かるだろうけれど、CHCHも復興すると信じている。
僕がNZに来てからも、大きな地震が何カ所かで発生している。
今でも覚えているのが、Gisborneの地震。
もう、4年前のことなのか、と思ってしまう。
あと、Milford Sound方面のFioldlandの2年前の地震。
他にも、北島中央部にあるMt. Ruapehuが少し噴火した。
後者の方のリンクを見ると、Wellington方面のWairarapaでの地震が目立つ。
Wikiの方に、NZのプレート図がある。
それを見てみると、そのHawke's BayからWellington周辺、南島の西海岸から南側にかけて、地震がよく発生する理由がよくわかる。
(更に、ここを見れば、そのプレートに沿って、地震が発生しているのがよくわかる。)
このプレート図を見る限り、CHCHはある程度離れているからあまり関係なさそうに見えるけれど、M5以上の地震発生エリアの中に入っているので関係しているのだろう。
地球自体が活動しているとはいえ、出来ればこういう活動はないほうがいい。
(この地震により、地軸がずれたそうだ。)
今、ネット上で今回の地震の情報を収集している。
こことこことYahoo!ニュースのトップページを基本的に見ている。
あと、万が一に備えて、ということであれば、ここを見れば参考になるでしょう。
日本側は、長野や新潟、神奈川、関東南側でも地震が発生しているとのこと。
こういう連鎖的反応の地震は、専門家でも想定していなかったと言う。
西側は安全だ、と思っている人もいるようだけれど、上記に書いた通り、バランスを取る、という状態が発生することもあるので、西側の人達も十分注意して下さい。
本当に、一日も早く収まりますように。
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