こんなことを考えてしまった
昨日は、寝る前まで、ずーっと日本の地震情報に釘付けだった。
その寝る前頃から、原発の方がクローズアップされていた。
もしかすると、最悪の事態になるかも、と。
ネット上の情報で、裏も何も確証もとらず、出てきた情報だけでそういう感じのことが書かれていた。
そういうのを読んでいると、ある思いが出てきた。
日本にいる人からすると、ほとんど考えないことだし、不謹慎だと言わないでほしいのだけれど。
その思ったことは、「帰る国がなくなるかもしれない。」というもの。
日本に住んでいたら、日本人であれば、そこが住む場所であり、普通であれば、そこが死ぬ場所。
でも、僕のように海外に住んでいると、日本は母国であり、祖国であり、いずれ戻る場所(戻るかどうかは人それぞれだけれど)。
そういう立場でいると、その帰る場所がなくなった時の不安、というのは、海外で生活したことがある人にしかわからないのかもしれない。
(もちろん、日本に住んでいれば、住む場所がなくなることと同じことである。が、見方を変えると、そういうことになる。)
昨日は、寝る前にそういう不安感に覆われてしまい、今まで味わったことのない感情を抱いた。
こんな経験は初めて。
日本人として死にたいと思っている僕としては、祖国がなくなる、というのは耐え難いことなのだと昨日、感じた。
本当に地震が早く収まり、原発の件も解決しますように。
(当事者の皆さんは、本当に大変だけれど。)
P.S.
NZ在住、海外在住問わず、外国の友達何人からか、僕の家族や友達は大丈夫か?というメールが届いた。
有り難いことである。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 無駄なこと(2025.06.10)
- 梅雨の始まりのような(2025.06.03)
- 本当に知ってくれていた(2025.04.26)
- 知ってます(2025.04.18)
- 実店舗(2025.04.01)
コメント