Windows 8 Developer Preview
まだまだ寒いけれど、ようやく桜の方も反応し始めたようだ。
後ろにあるのは、まだ咲いている寒緋桜。
まだまだ一分咲き状態なので、いつ満開になるか?
とある場所に、こんなものがあった。
日本の国旗!
この家に日本人でも住んでいるのだろうか?
ちょっとビックリである。
さて、昨日から、いや、一昨日から四苦八苦していたWindows 8 Developer Previewのインストールについて。
興味のある人は次からどうぞ。
バックアップ用のHDDを引っ張り出し、それにインストールしようとした。
が、どうやらフォーマットをしないといけないようで、そこまでしたくないなぁ、と思ったのでそれは断念。
インストール自体諦めようか、と思ったけれど、仮想環境ではどうなのだろう?と思ってやってみることに。
調べてみると、出来る場合もあるようなので。
使用したのは、Oracle VirtualBoxの最新版。
僕は64bit版をダウンロードしたので、まずは、BIOSの方で設定変更。
Intel-VTをオンに。
最初、どこにあるかわからず、探し回った。(苦笑)
これでようやくインストールをすることが出来た。
しかし、何度も何度も途中でインストールが止まり、その都度最初からインストールしていた。
それを3,4回繰り返した後、ようやくインストールが終わり、セットアップとなった。
一通り出来た!と思ったら、エラーで起動せず...(泣)
その時に出てきた画面がこれ。
以前のブルー・スクリーンがこんな風にかわいらしく(?)なったのである。
記念に魚拓。
ISOイメージから起動しようとしても、やはりエラー。
HDDじゃないんだから起動しても良さそうだけれど、NTFSのエラーがどうたら。
やっぱりダメなのか?と思いながらも、ネットで検索。
すると、こういうものを見つけた。
How To Install Windows 8 On VirtualBox
結論から言うと、この通りにすれば問題ない。
もちろん、64bitの人は、Windows 7の64bitを選びましょう。
ただ、僕はHDDの容量を節約したかったので、可変にしていた。
が、これだと、やはりインストールがうまくいかない。
ダメ元で、と思って、上記のページに書いているとおり、固定にしてディスクイメージを作成。
20GBを作ったのだけれど、これが大変。
ディスクイメージ作成作業だけで3時間も掛かってしまったのである。(苦笑)
多分、最新のPCの人であればそこまでは掛からないとは思う。
(インストール後のWindows 8のディスク使用量は、10GBほど。ただ動作を見たいだけの人は、15GBでもいいでしょう。あと、メモリの使用量も、動作確認だけなら、1GBの割り当てでもOKでしょう。)
そして、その後はインストール。
以前のように止まることなく、でも、全て終えるのに1時間かかってしまった。
それでも、何も問題なく、起動した時は嬉しかったぁ~~!
ここまで時間掛けてインストールした人はなかなかいないでしょう。(笑)
結局、インストールがうまくいかなかった一番大きな原因は、ディスクイメージを固定にしていなかったこと。
一番最初に出てきた画面がこれ。
多分、皆さんも同じでしょう。
この写真を見て、うーん、これってNZなのでは?しかもMt. Cook辺り。
左側のとがった山はMt. Cook、だと思った。
奥に見える山にも見覚えがある...
そう思って、自分の撮った写真を調べてみると・・・
ドンピシャ!!!
雪の量は違うけれど、同じだわ。
比べてみよう。
ほーら、同じ。(笑)
ここは、Tasman氷河である。
こんなの気にしていたのって、世界中でも僕くらい?!?!(笑)
これですっきりしたのである。
閑話休題。
僕がこのWindows 8をインストールした理由。
巷で騒いでいるMetro云々ではなく、僕のPCで、Windows 7相当のものが動くかどうかの確認。
もう一つは、今、XPで実現している、サイドバーもどきのタスクバーがどこまで再現可能かの確認。
ちょっと変わっているのである。(苦笑)
もっと動作が鈍いかと思ったけれど、そうでもなかった。
Core2Duo E6420、PC2-5300 (333 MHz) 4GB、NVIDIA GeForce 7300 GS。
さて、Windows Experienceの数値は?
CPU - 4.7
メモリ - 4.5
グラフィックス - 2.0
ゲーム・グラフィックス - 2.2
HDD - 4.5
と、グラフィックス関連は案の定、ひどい結果だったけれど、それ以外はまずまず。
グラフィックスカードを買い換えれば、Windows 7は動くようだ。
一安心。
目的一つ達成。
次は、サイドバーもどきのタスクバー再現。
ここで問題発生!
なんとかしてVirtualBoxのエクステンション・パックをWindows 8にインストールしたけれど(Win7互換モードでインストール)、どうもうまく動作していない。
だから、フォルダ共有も、USBメモリも認識しない...
仕方ないので、必要なソフトをネットにアップロードし、Windows 8内でダウンロード。
ソフトのインストールも、なかなか一筋縄ではいかず、四苦八苦。
互換モードでインストールしないといけないものがあった。
これは、デフォルトの状態。
ようやくできたのがこれ。
常用するソフトをタスクバーにピン留め。
そして、パフォーマンスモニター、Quick Launchを登録、音量調整ツール、最後は、時計のソフト。
他に、アイコンやフォルダを登録したかったけれど、普通の状態でも思うとおりにはいかず、調べてみると、Jumplistを使ったそういうソフトがあるよう。
でも、.NET 3.5をインストールしないといけないらしく、また、Windows 8ではうまくダウンロードしてくれなかったので、それは断念。
でも、Windows 7ではちゃんとできることがわかったので、それでよしとする。
と、これで安心してWindows 7に移行できることがわかったのである。
ただ、事前情報通り、Vista以降、タスクバーにはHTMLを表示させることは出来ないようだ。
残念である。
このインストール作業をしていて思ったのが、エクスプローラの使いづらいこと。
これは仮想環境で、画面サイズが小さいから余計そうなのだろうけれど、アイコンが判別しづらかった。
特に、圧縮ファイルとフォルダ。
一瞬、どっち?と悩んでしまう。
コントロールパネルって、どんどんわかりづらくなっていくね。
わざとやっているの?と思ってしまう。
Internet Explorer 10は、特に問題なく動作。
速くなっているんだろうけれど、特筆すべきものはそんなにない。(苦笑)
最後に、今回話題のMetro。
これは、タブレットPCを意識したユーザ・インターフェース。
まだ試作版ということで、主にゲーム関連のものが用意されていた。
そんなのは不要なので、とりあえず必要そうなものだけを集めてみて、こういう感じになった。
どうやら、ソフトをインストールすると、ここにアイコンが追加されるみたい。
実際は、上記全て使う訳ではないけれど、とりあえず作ってみました、という感じ。
このMetroを使ってみた感想。
はっきり言って、使い勝手が悪すぎる。
タブレットPCであればいいのかもしれないけれど、デスクトップPCやノートPCの場合は、この画面は不要。
もし、本番のWindows 8の標準画面がこれだったら、移行したいとは思わない。
いくら試作の段階とは言っても、使いづらすぎる。
あっち行ったりこっちに戻ったり、と画面展開がうざすぎる。
あと、このMetroは、一つのソフトに一つの画面、という思想なので、複数ソフトを起動したら、いちいち切り替えしないといけない。
これも面倒。
どうしてもこのMetroを推し進めたいのであれば、今まで通りのスタートアップボタンを活用するデスクトップベースにし、Metroは一ユーザ・インターフェースとして提供した方がいいと思う。
言うなれば、ランチャーとして活用するのである。
これ向けのアプリは、この中で展開すればいい。
(一種の仮想環境。)
あと、あれ?と思ったのが、この中で展開するソフトを終了させる手段がないこと。
起動させたら起動させっぱなし。
(ネットの情報では、ある程度の時間が過ぎると自動終了するらしいけれど。)
それはそれで気持ち悪い。
終わらせたい場合は、タスク・マネージャーを起動して終了させるしかない。
以前のものとインターフェースが変わっていて、縮小表示すれば、こういう画面になる。
ここにそのMetroで起動したソフトも表示されるので、ここで終わらせればいい。
何度も言うけれど、あの画面遷移(Metroとデスクトップの間での画面遷移)は必要のあるものとは思えない。
デスクトップPCとタブレットPCをごっちゃにしないで、分けて考えるべきだろう。
と、きつめの評価をしているけれど、そんなに悪いとも思っていない。
タブレットPCであれば、これはこれでありだと思う。
と、Windows 8を入れてみてやってみたことである。
いいおもちゃであった。(笑)
| 固定リンク
「パソコン・インターネット」カテゴリの記事
- モニターのスリープを一時的に停止(2025.01.14)
- BD-RE(2025.01.13)
- 勘違い(2025.01.08)
- バッテリー持ち(2025.01.03)
- 春くらいか(2025.01.02)
「NZ写真Auckland」カテゴリの記事
- 懐かしい(2017.05.24)
- Aucklandの休日(2014.03.08)
- こんなの見たことない(2014.03.02)
- 色々と変わっている(2014.03.01)
- 気になっていた場所(2014.02.25)
コメント