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2011年9月17日 (土)

Windows 8 Developer Preview

まだまだ寒いけれど、ようやく桜の方も反応し始めたようだ。

後ろにあるのは、まだ咲いている寒緋桜。

まだまだ一分咲き状態なので、いつ満開になるか?

とある場所に、こんなものがあった。

日本の国旗!
この家に日本人でも住んでいるのだろうか?
ちょっとビックリである。

さて、昨日から、いや、一昨日から四苦八苦していたWindows 8 Developer Previewのインストールについて。

興味のある人は次からどうぞ。

バックアップ用のHDDを引っ張り出し、それにインストールしようとした。

が、どうやらフォーマットをしないといけないようで、そこまでしたくないなぁ、と思ったのでそれは断念。

インストール自体諦めようか、と思ったけれど、仮想環境ではどうなのだろう?と思ってやってみることに。

調べてみると、出来る場合もあるようなので。

使用したのは、Oracle VirtualBoxの最新版。

僕は64bit版をダウンロードしたので、まずは、BIOSの方で設定変更。

Intel-VTをオンに。

最初、どこにあるかわからず、探し回った。(苦笑)

これでようやくインストールをすることが出来た。

しかし、何度も何度も途中でインストールが止まり、その都度最初からインストールしていた。

それを3,4回繰り返した後、ようやくインストールが終わり、セットアップとなった。

一通り出来た!と思ったら、エラーで起動せず...(泣)

その時に出てきた画面がこれ。

以前のブルー・スクリーンがこんな風にかわいらしく(?)なったのである。
記念に魚拓。

ISOイメージから起動しようとしても、やはりエラー。
HDDじゃないんだから起動しても良さそうだけれど、NTFSのエラーがどうたら。

やっぱりダメなのか?と思いながらも、ネットで検索。

すると、こういうものを見つけた。

How To Install Windows 8 On VirtualBox

結論から言うと、この通りにすれば問題ない。

もちろん、64bitの人は、Windows 7の64bitを選びましょう。

ただ、僕はHDDの容量を節約したかったので、可変にしていた。
が、これだと、やはりインストールがうまくいかない。

ダメ元で、と思って、上記のページに書いているとおり、固定にしてディスクイメージを作成。

20GBを作ったのだけれど、これが大変。

ディスクイメージ作成作業だけで3時間も掛かってしまったのである。(苦笑)

多分、最新のPCの人であればそこまでは掛からないとは思う。
(インストール後のWindows 8のディスク使用量は、10GBほど。ただ動作を見たいだけの人は、15GBでもいいでしょう。あと、メモリの使用量も、動作確認だけなら、1GBの割り当てでもOKでしょう。)

そして、その後はインストール。

以前のように止まることなく、でも、全て終えるのに1時間かかってしまった。

それでも、何も問題なく、起動した時は嬉しかったぁ~~!

ここまで時間掛けてインストールした人はなかなかいないでしょう。(笑)

結局、インストールがうまくいかなかった一番大きな原因は、ディスクイメージを固定にしていなかったこと。

一番最初に出てきた画面がこれ。

多分、皆さんも同じでしょう。

この写真を見て、うーん、これってNZなのでは?しかもMt. Cook辺り。
左側のとがった山はMt. Cook、だと思った。

奥に見える山にも見覚えがある...

そう思って、自分の撮った写真を調べてみると・・・

ドンピシャ!!!

雪の量は違うけれど、同じだわ。

比べてみよう。

ほーら、同じ。(笑)

ここは、Tasman氷河である。

こんなの気にしていたのって、世界中でも僕くらい?!?!(笑)

これですっきりしたのである。

閑話休題。

僕がこのWindows 8をインストールした理由。

巷で騒いでいるMetro云々ではなく、僕のPCで、Windows 7相当のものが動くかどうかの確認。
もう一つは、今、XPで実現している、サイドバーもどきのタスクバーがどこまで再現可能かの確認。

ちょっと変わっているのである。(苦笑)

もっと動作が鈍いかと思ったけれど、そうでもなかった。

Core2Duo E6420、PC2-5300 (333 MHz) 4GB、NVIDIA GeForce 7300 GS。

さて、Windows Experienceの数値は?

CPU - 4.7
メモリ - 4.5
グラフィックス - 2.0
ゲーム・グラフィックス - 2.2
HDD - 4.5

と、グラフィックス関連は案の定、ひどい結果だったけれど、それ以外はまずまず。

グラフィックスカードを買い換えれば、Windows 7は動くようだ。

一安心。

目的一つ達成。

次は、サイドバーもどきのタスクバー再現。

ここで問題発生!

なんとかしてVirtualBoxのエクステンション・パックをWindows 8にインストールしたけれど(Win7互換モードでインストール)、どうもうまく動作していない。

だから、フォルダ共有も、USBメモリも認識しない...

仕方ないので、必要なソフトをネットにアップロードし、Windows 8内でダウンロード。

ソフトのインストールも、なかなか一筋縄ではいかず、四苦八苦。

互換モードでインストールしないといけないものがあった。

これは、デフォルトの状態。

ようやくできたのがこれ。

常用するソフトをタスクバーにピン留め。
そして、パフォーマンスモニター、Quick Launchを登録、音量調整ツール、最後は、時計のソフト。

他に、アイコンやフォルダを登録したかったけれど、普通の状態でも思うとおりにはいかず、調べてみると、Jumplistを使ったそういうソフトがあるよう。

でも、.NET 3.5をインストールしないといけないらしく、また、Windows 8ではうまくダウンロードしてくれなかったので、それは断念。
でも、Windows 7ではちゃんとできることがわかったので、それでよしとする。

と、これで安心してWindows 7に移行できることがわかったのである。

ただ、事前情報通り、Vista以降、タスクバーにはHTMLを表示させることは出来ないようだ。
残念である。

このインストール作業をしていて思ったのが、エクスプローラの使いづらいこと。

これは仮想環境で、画面サイズが小さいから余計そうなのだろうけれど、アイコンが判別しづらかった。

特に、圧縮ファイルとフォルダ。
一瞬、どっち?と悩んでしまう。

コントロールパネルって、どんどんわかりづらくなっていくね。
わざとやっているの?と思ってしまう。

Internet Explorer 10は、特に問題なく動作。
速くなっているんだろうけれど、特筆すべきものはそんなにない。(苦笑)

最後に、今回話題のMetro。

これは、タブレットPCを意識したユーザ・インターフェース。

まだ試作版ということで、主にゲーム関連のものが用意されていた。

そんなのは不要なので、とりあえず必要そうなものだけを集めてみて、こういう感じになった。

どうやら、ソフトをインストールすると、ここにアイコンが追加されるみたい。

実際は、上記全て使う訳ではないけれど、とりあえず作ってみました、という感じ。

このMetroを使ってみた感想。

はっきり言って、使い勝手が悪すぎる。
タブレットPCであればいいのかもしれないけれど、デスクトップPCやノートPCの場合は、この画面は不要。

もし、本番のWindows 8の標準画面がこれだったら、移行したいとは思わない。
いくら試作の段階とは言っても、使いづらすぎる。

あっち行ったりこっちに戻ったり、と画面展開がうざすぎる。

あと、このMetroは、一つのソフトに一つの画面、という思想なので、複数ソフトを起動したら、いちいち切り替えしないといけない。
これも面倒。

どうしてもこのMetroを推し進めたいのであれば、今まで通りのスタートアップボタンを活用するデスクトップベースにし、Metroは一ユーザ・インターフェースとして提供した方がいいと思う。

言うなれば、ランチャーとして活用するのである。

これ向けのアプリは、この中で展開すればいい。
(一種の仮想環境。)

あと、あれ?と思ったのが、この中で展開するソフトを終了させる手段がないこと。

起動させたら起動させっぱなし。
(ネットの情報では、ある程度の時間が過ぎると自動終了するらしいけれど。)

それはそれで気持ち悪い。

終わらせたい場合は、タスク・マネージャーを起動して終了させるしかない。

以前のものとインターフェースが変わっていて、縮小表示すれば、こういう画面になる。

ここにそのMetroで起動したソフトも表示されるので、ここで終わらせればいい。

何度も言うけれど、あの画面遷移(Metroとデスクトップの間での画面遷移)は必要のあるものとは思えない。

デスクトップPCとタブレットPCをごっちゃにしないで、分けて考えるべきだろう。

と、きつめの評価をしているけれど、そんなに悪いとも思っていない。

タブレットPCであれば、これはこれでありだと思う。

と、Windows 8を入れてみてやってみたことである。

いいおもちゃであった。(笑)

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