ようやくNZらしい夏の日々。
子供達にとっては夏休み最後の週末だから、思いっきり楽しめたのではないだろうか?
さて、今週も音楽週間。
先週は、自分の聴いている音楽をまとめなおしたり、スピーカーのセッティングをし直したり。
そこから、ふと思って、色々と調べてみると、今の音楽再生環境って、すこぶる面白くなっていることがわかった。
ということで、その環境について調べてみた。
それとはなしに、キーワードは見ていたけれど、それでもわからないことばかりで、調べながら勉強。
何年も前、PCを使って音楽を聴くなんて、バカにされていたと思う。
が、今はそうでもない。
いや、PCを使ってこそ、本領発揮、という感じのようだ。
ひと言で言えば、PCオーディオ。
ここに全てが集約されている。
次に、ネットワークオーディオ。
LANやインターネットを駆使し、いつでもどこでも音楽を聴いたり映像を観たり出来るようになる。
最初のとっかかりは、後者の方。
今は必要性ないけれど、いずれ落ち着いたら、ファイルサーバーを置いて、そこの中にデータを溜め込んでいきたいな、というものがある。
もちろん、仕事関連のファイルや写真。
それだけではなく、家の中であればどこででも音楽が聴けるように、音楽ファイルも。
となると、ファイルサーバだけではなく、それにアクセスするための仕組みが必要、ということになる。
この辺は専門的になるので、この辺で止めておくけれど、そのあたりを調べていると、一般的なオーディオ、CDプレーヤやアンプでさえも、ネットワーク機能があり、ネットワーク上にある音楽ファイルにアクセスし、それを再生出来るという。
なんとまぁ、便利な時代になったものだ!
そこで、あれ?と思ったことが。
ちょっと脱線。
実家にBlu-rayレコーダーがあるのだけれど、最近の機種は、それをネットワークにつないでおいて設定をちゃんとし、PCにそのレコーダーにアクセス出来、その中の映像を再生するソフトを入れておけば、わざわざBlu-rayレコーダーのところに行かなくても、自分の部屋でそれを再生することが出来るという。
きちんと調べないと実家でそれが出来るかどうかわからないけれど、そのレコーダーをネットワークに接続して、再生ソフトを導入すれば、部屋の中で気楽にテレビが観られる?!?!
ちょっとこれには興奮してしまった。(笑)
閑話休題。
なるほどなぁ、と思って更に調べていくと、なんかもうCDプレーヤは不要なのではないかと思い始めた。
実際、ハイレゾ音源(192KHz、24bit)なるものがあり、それは普通のCDプレーヤでは再生出来ない。
PCだから再生出来る。
(もちろん、それが再生出来るソフトやハードが必要だけれど。)
そのハイレゾ音源を導入しないまでも、今ある環境でも、それなりに充実させれば、音が変わる、というのがわかった。
それを週末やっていたのである。
まず、手持ちのCDで、気に入ったものを、MP3ではなく、Flac形式(WAVEと同等の音質だけれど、圧縮可能な規格)にしてみた。
そして、そのFlacを再生出来るソフトで再生。
これだけでも、MP3より音質は良くなる。
更に調べていくと、今度はOSレベルで音質を向上(厳密には向上ではなく、本来の音を出す)させる仕組みがあるという。
Vista以降のOSであれば、それが可能。
以前は、ASIOというドライバを組み込んでやっていた。
これは、ハードが対応していないといけないのだけれど、Vista以降に組み込まれた仕組みであれば、ハードに依存しない。
キーワードだけ書いておくと、WASAPIというもの。
コントロールパネルで、WASAPI用の設定をし、音楽再生ソフトでWASAPI対応のものを使い、出力デバイスをそれにするだけ。
これだけで、音質が劇的に変わるのである。
実際にそれをやって音楽を聴いてみたら・・・
ウッヒャーーーーーーーー!
ここまで音って変わるもんなんだ、僕のBoseのスピーカーのポテンシャルって、ここまであるんだ、と驚きの数日だったのである。
最近、ほとんどHayleyの音楽は聴いていなかったけれど、お気に入りの曲をリッピングして聴き返したら、ホレボレしてしまったのである。(笑)
やはりいい環境でないと、素晴らしい音楽も死んでしまうなぁ、というのがよくわかった。
Flac形式にするデメリットは、MP3とは違って、ファイルサイズが大きい。
が、今のご時世、HDDもそんなに高くない。
1TBのものを買えば、CD2,000枚くらいは入れられる。
実際、家には2,000枚もないので、余裕。(笑)
こっちにあるCDで、お気に入りを引っ張り出して、Flac形式にして今聴いているところ。
やはり違うのである。
今まで聴いていた「音」ってなんなんだろう?と思ってしまう。
数年前に気づいていればよかった...
ただ、ここまで来ると、今のPCやスピーカー環境の限界を感じた。
やはり、もっとよくするためには、ちゃんとしたステレオが必要。
実家のステレオをきちんと使えれば、更に音楽を聴く環境は良くなる。
そこで新たな用語が出てくる。
DAC。
デジタル・アナログ・コンバーター。
これを介して、ステレオに接続出来るという。
あれ?これって・・・
そう、先週引っ張り出してきた、USB接続の音楽再生装置が正しくこれ。
10年以上前のものなので、性能はともかく、実際にこの装置がそのDACに当たる。
今の最新のものも、USB接続するので、全く同じ。
うわー、自分って、知らずに最先端のものを買っていたんだ、と思った次第。(笑)
ちなみに、それは、Roland UA-30というもの。
当時で、3万円以上していたらしい。
う、かなり高かったのね。
今だったら、3万も出せば、かなりいいDACが買える・・・
これを最新のものに置き換え、実家のステレオに接続したら、さぞ、いい音楽再生環境になるんだろうなぁ、と。
幸いにも、実家のCDプレーヤはその当時、かなりいいものを買った。
だから、光入力があるのである。
そう、PCからDACを介して、光出力をし、CDプレーヤに接続すれば、ほぼ音質劣化なく、いい音質のまま再生出来るのである。
たった、1万円前後の投資で、劇的に音楽の再生環境を変えられるという。
色々と調べて、こういう感じのことがわかったのである。
長らく音楽関連から離れていたけれど、調べれば調べるほど面白く、再びこの手のものにはまってしまいそうである。(笑)
もっと詳細に書きたいけれど、興味ない人もほとんどだろうし、書くだけで、どえらい分量になるので、ここまでとする。
まとめ。
興味のある人は、以下のキーワードで検索すれば、詳しく説明したページが出てくるので、そちらを見てみましょう。
・Flacにエンコード
・WASAPI設定
・WASAPI対応 音楽再生 フリーソフト
・PCオーディオ
・DAC(D/Aコンバータ)
・DLNA(これが、家の中でネットワークにつなげば、映像や音楽が聴ける規格)
・メディアサーバ
・ネットワークオーディオ
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