1日目~3日目
なんか随分久しぶりに早く帰ってきたような気がする。(笑)
チャリティー写心展が始まって、今日で3日が過ぎた。
なんか天気がイマイチなんだよねぇ。
なんか僕の写心展を狙っているとしか思えない。(苦笑)
まずは1日目。
姫路の洗礼を受けた...(泣)
詳細は書かないけれど。
今日まで色んな人とお話をさせて頂いたけれど、姫路にはギャラリー、特に個人経営のようなギャラリーで芸術を鑑賞する、という風習がないそうだ。
だから、ギャラリーで何かを観賞するっていうのはとても敷居の高いものらしい。
この辺が神戸との大きな違い。
神戸は駅周辺にものすごい数のギャラリーがあるからね。
姫路なんて数は知れているし、あっても2階とか目立たない場所。
これでは芸術を身近に感じる、というのは起こらないよね。
これをどうにかしないと。
昨日、今日は、基本的にはギャラリーのオーナーの常連さんやお友達がいらして下さった。
色んな方とお話していて思った。
姫路の人って、濃い~!(笑)
NZで色んなタイプの人に会ってきて、それでも十分濃いと思っていたけれど、姫路は更に濃いかったのである。
最初は取っつきにくいけれど、でも、その中に入り込めばすごくいい感じで接してもらえる。
なるほど、これが姫路の文化かぁ、と思った。
姫路で生まれて姫路で育ったけれど、外で活動していたのが遙かに長いから、姫路のことはよくわかっていない。
でも、姫路の中にずーっといるような人がわからないようなことがよくわかるので、本当に面白いのである。
姫路人の気持ちもわかるし、外部の人間の気持ちもわかる。
こういう話は以前から聞いていたけれど、この3日間でそれを肌で感じた次第。
今日、よーやく、僕の友達が来てくれて、ある意味、ホッとしたのである。(笑)
今回の開催は10日間。
だから、まだ時間はある、ということで僕の知っている人たちはまだ訪れてきてくれていないのでしょう。
十周年記念写心展の時がそうだったように、長いとまだある、と思われ、気が付けば終わっていた、なんていうこともあるので、これも困ったものだ。(苦笑)
短いとタイミングが合わないということで来てくれない。
長いと上記の通り。
こういうのって難しいね。
今日、格別に印象に残った人。
僕は知らなかったのだけれど、産経新聞に今回の写心展が載っていたらしい。
(既に神戸新聞、毎日新聞にインタビュー記事付きで掲載されている。有り難かった!)
多分、オーナーが情報を送っていて、新聞社の判断で載せたのでしょう。
その人はおばあちゃんと言っていいでしょう。
30年も写真を撮っていて、シルクロード周辺の国の少数民族とか、乞食のような人たちを撮影しているとのこと。
泥臭い写真を撮影しているらしい。
僕とは対極にいるような人。
そんな人がその新聞の告知を見て、飛んできてくれたらしい。
感想としては、あなたの写真は綺麗すぎる、だから、私には合わない、だって。
これはけなされているのではなく、褒め言葉らしい。
彼女は絶対にお世辞を言わない、と言っていたから。
かなりの数のフォトグラファーの写真も見てきている人のよう。
そういう人にそう言ってもらえるのは嬉しい。
「今」の僕の役割は、こういう写真を撮ることだから、その人のような泥臭い写真は僕は撮らなくてもいい、というような話をさせて頂いた。
それぞれに役割があるからね。
もしかしたら、将来、僕もそのおばあちゃんのような写真を撮るかもしれないけれど。
なんであれ、撮りたくないものを撮っても仕方ない。
撮りたいものをただ撮る。これだけだ。
とまぁ、今回、姫路でこうやって写心展をさせて頂いて、すごく刺激になっている。
新たな出会い、縁も出来つつあるし。
これを今後に活かさないと、と思っている所。
今日の帰り際に撮った写真。
やはり綺麗すぎる?(笑)
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