ひろめ市場
もうちょっといい天気になるかと思ったけれど、パラッと雨が降った。
その時、白いものがほんの少しだけ混ざっていた。雪というかみぞれというか。
昨日書こうと思っていた内容。
高知に行った時、これはいいなぁ、と思ったのが、商店街の中にあるひろめ市場。
飲食店だけではなく、野菜や魚が売られていたり、お土産も売られていたり。
観光客向けというより、地元民の利用が多かったように思う。
観光客の僕としては、地元民と一緒にこの空間の中で食事出来たというのが面白かったし、嬉しかった。
これが一番大きい。
高知滞在は短かったので、1回しか来なかったけれど、数泊するのであれば、食事ごとにここに来て食べたいと思った。
だって、色んなお店があるからね。
この「汚らしい」雰囲気がとてもよかった!
ちなみにこの時食べたのは、かつおのたたき定食。
高知のひろめ市場は、1998年10月にオープンしたとのことで、約16年ほど経過。
その年数が、上記の僕の言葉「汚らしい」になっていると思う。(笑)
これは褒め言葉。
やはり歴史があるって大事。
こういうものが姫路のみゆき通りのどこかにあればいいのに、と思った。
実は、このひろめ市場、姫路にも一時あったということを知った。
2003年の4月にオープン。
流れはここでわかる。
正直言ってビックリ。
まさか姫路に同じものがあったとは!
なんで僕は知らなかったのだろう?と思ったら、原因は二つ。
一つは、経営されていたのが、1年半ほどと短かったこと。
もう一つは、その頃、多分、僕は日本に戻ってきていなかったのだと思う。
もし戻ってきていたら、きっと足を運んでいただろうから。
過去のBlogを見ればわかることだけれど、面倒くさい。(苦笑)
とりあえず、NZで撮影した写真を見てみると、やはりその1年半はNZにずーっといたようだ。
なんでそんなに短い開催期間だったのか?
最初が前編、次が後編。
この姫路ひろめ市場を取り仕切った人が反省として記事を書いている。
一番驚いたのが、姫路の関係者が高知のひろめ市場に視察に行っていて、姫路にも同じものを作りたい、という思いから始まったということ。
いやぁ、これには本当にビックリだ。僕と同じだし。(笑)
色々と流れがあって、高知のひろめ市場を取り仕切った人が、姫路のひろめ市場も取り仕切ることになった。
しかし、姫路と高知の「文化の違い」で、段々と溝ができて、1年半という短い営業となってしまったようだ。
ここに書かれているのは、高知の取り仕切った人の「言い分」。
姫路側には姫路側の言い分があるだろうから、全て鵜呑みにはできないけれど、僕が思ったのは、姫路って「いやらしい」なぁ、ということ。
これが姫路の文化なんだろうな、と思う。
そういう「いやらしさ」は、外部の人が一番わかってもらえることなんだと思う。
姫路に来て商売、仕事を始めた人達のほとんどは、姫路ってやりづらい場所と言っていた。すごく閉鎖的らしい。
でも、認められると、かわいがってもらえるので、ものすごくやりやすくなるらしい。
僕は姫路の人間だけれど、外部が長いから、姫路側、外部側、両方のことがよくわかる。
同じ兵庫でも、神戸とは全く違うんだよね、この辺は。
なんであれ、10年前はこうやって「失敗」したようだけれど、「今」これをやったらどうなるのだろう?と僕は思う。
あの頃と今とでは、また違った状況だと思う。
数年前のB1グランプリでは、ものすごい人が集まったし、食博をすれば、そこそこ人が集まる。
今の人達って、食が絡むと結構動くからね。
また、食の多様性も出てきたし。
一つ問題は、姫路の食の名産が弱いことかな。(苦笑)
これっていうのがないからねぇ。
だったら、周りの市や町を巻き込めばいい。
なんであれ、今やったらどうなるのか、それを見てみたい!
でも、みゆき通りには、残念ながら、あの当時と同じくらいの広さの場所は空いていない。
あぁ、姫路のひろめ市場、体験したかったなぁ...
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