有り得ないことが起こった
今日の朝は寒かった。
寒さで目が冷めた。
この秋一番の冷え込みだったのではなかろうか。
外に出ると、半袖では寒いくらいだった。
今日はとってもいい秋晴れだった。
写心展は、土日は出ることになっている。
祭日はどうするかは考えていなかった。
今日は祭日なので、行かなくても良かったのだけれど、それでも、天気いいし、休みの日だから人も動くかな、と思って出掛けた。
この判断は正しかった。この日ほど、出掛けて良かったと思った日はなかった。
後述。
新舞子に到着すると、ちょうど干潮時だった。
もうそろそろ、早朝の干潮撮影が始まる。
海の方は、本当にキレイな景色!
晴れていると、見え方が全く違う。
やはり青空は見ていて気持ちいい。(笑)
海もキラキラ。
小豆島もくっきり見える。
こういう風に見えると、ここに来てよかった、と思ってもらえると思う。(笑)
本当に空がキレイ。
ヨットが。絵になるねぇ。
ここには写真を出していないけれど、淡路島もキレイに見えていた。
到着してすぐに、レストランに向った。
ずーっと、レストランの中から、キレイな景色を撮りたかった。
レストランのスタッフに許可をもらって撮影。
ここは、海に向かっている座席。
こんな景色を見ながらの食事って、贅沢だと思う!
席に近寄って。
ちょっと違う角度から。
こんな景色が独り占めできるのである。
別の席からはこういう感じで見える。
外に出られるということで、デッキから撮影。
下には、ホテル・シーショアが見える。
この新舞子ガーデンホテルがいかに高い場所にあるかわかってもらえると思う。
食事が落ち着いたら、是非、この眺望デッキから景色を堪能して欲しい。
いい天気だったからか、また、三連休最終日で、近場で昼食でも、という人が多かったのだろう。
今日のランチは賑やかであった。
写心展の方も、興味を持って見てくださる方が何人か。
やはりいるねぇ、NZに行ったことがある人が。
その方は若い方だったけれど、高校時代に語学留学で短期滞在したことがあったそうだ。
他には、僕のとある場所の写真をじっくり見てくださり、色々と解説、お話をさせて頂いた。
こうやって僕の話を聞いてくださる、話を聞かせてくださるというのは嬉しい。
そして、ここからが、この日のクライマックス。
昼食を終えられた年配ご夫婦(と思った)が、僕の販売物をご覧になっていた。
近寄って挨拶し、自己紹介。
旦那さんの方が、何やらNZに興味があるようで、NZの写真の方を見に行かれた。
奥さんの方は、あまり興味がないのかわからなかったけれど、とりあえず、僕は旦那さんの方に行ってお話を。
すると、その旦那さんのお友達がNZに滞在していて、とあることをされているそう。
それで、NZに興味を持っているとか。
ちょっとNZの話をして、また販売物のところに戻る。
奥さんも合流し、雑談。
僕の実家の話になり、旦那さんが、どこそこに住んでいたよ、と。
僕の近所。(笑)
じゃぁ、あなた(僕)の出身中学は、何々中?
そうですよ、と言うと、なんと、お二人とも、その中学校の卒業生。
ということは・・・
僕の大先輩になる!
更に、僕は何々高校の出身、と言うと、私たちも、と。
へ???
これまたビックリ。
高校の大先輩でもあった!!(笑)
いやぁ、まさかここでそんな方々に会うとは!!!
そこから一気に話に花が咲き、盛り上がった。
名刺交換し、奥さんのお名前も頂戴し、お別れ。
その後、僕は少し別の方とお話していたのかな。
それが終わって、席に戻ろうとすると、携帯が鳴っている。
誰だろう?と思って番号を見るが、知らない番号。
出てみると、先程の奥さん。
なんだろう?と思って話を聞いていると、大原さんの実家って、何々町?と聞く。
そうですよ、と答えると、そこからビックリするような話が出てきた。
詳細は割愛するけれど、簡単に言えば、その昔、僕の実家の隣りに住んでいたことがある、と。
エエエエエエエエエエエーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッ!!!!
これには超ビックリで、思わず、「奇跡じゃないですか!」って言ってしまった。(笑)
奥さんは奥さんで、鳥肌が立っている、と。もちろん、僕も...
こんなことってあるんだ、と信じられない気持ち。
いやぁ、有り得ないことが起こった!!
正直、驚きすぎて、それ以上何も「感じられない」状態になった。(苦笑)
この衝撃度は、新宿で偶然、HayleyとHayleyのお父さんGeraldと偶然会った時の衝撃度と同じくらいだ。
僕の写心展では、信じられないことがたまに、いや、よく起こる。
初めての神戸での写心展では、高校の同級生と再会したし。
他にもビックリするようなことは色々。
今回は、更に衝撃だった。何度も言うけれど。(笑)
奥さんはそのことがわかってから、僕のことを、「まさやくん」と呼び始めた。(笑)
僕のことを思い出したらしい。
電話だったので、あまり詳細には聞けなかったけれど、どうも僕が小さい頃の話。
しかも、住んでいたのは2年ほどとか。
正直、電話で話をしている時は、思い出せなかった。
でも、奥さんからは、面影があるね、なんて言われたし。(笑)
長電話はできなかったけれど、とにかく衝撃的な内容だった。
こんなことってあるんだねぇ...
電話が終わってから、思い出そうとするけれど、記憶は定かではない。
でも、そういう人がいたかも、という記憶は出てきた。
強引に思い出そうとしたから、勘違いかもしれないけれど。
もし、ということを書けば、先述の通り、今日は来なくても良かった。でも、来たからこういうことになった。
彼らは何が目的でここに来たのかはわからなかったけれど、もし、雨が降っていたら来ていなかったかもしれない。
販売物を見ている時に、僕が声掛けしなかったら、こういう話になっていない。
旦那さんの方に行って、NZの話をしなかったら。
ということで、色んなもし、が出て来る。
こういうのって、本当に不思議で、その中のどれか一つが欠けてもダメなんだよね。
本当に不思議だ...
こんな奇跡ってあるんだねぇ。
改めて連絡取って、お話を聞きたいし、そのお二人は芸術系のこともされているので、それも拝見したいし。
はぁ・・・
もう、ため息しか出ないね。(苦笑)
この日の午後、空にずーっと鱗雲が滞在していた。
なんでだろう?と思っていた。
帰りにそれがわかった。
見晴し場所から撮影。
こんな鱗雲。
これ、僕の背後にもある。かなり長い雲。
これを見て思った、そうか、これって、龍雲だ。
まさしく、龍の鱗だ。
もしかしたら、僕の今日の奇跡的な再会を喜んでくれているのかな?(笑)
面白いのが、僕がこの写真を撮って、家に戻っていると、一気にこれら雲が離れていった。
僕がホテルを出るまではずーっと上空に滞在していたのに、一気に離れていった。
面白いものだ。
今日は写心展に行ってよかった!
今週末はまた何か面白いことあるかな?
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