もったいない
今日はいい天気。
でも、空は霞んでいるので、なんかスッキリしないね。
気温は上昇し、夏のようだった。
もう半そででもいいかも?なんて思う。
そういう人も結構見かけるし。
この間のこと。
自転車に乗っていた。
そこは、自転車や歩行者のみが通れる道だった。
前方を見ると、イヤホンを付けた女の子が自転車でこっちに向かっていた。
その子、よそ見していた。
すぐにこっちを見れば僕も気にしなかったけれど、なにやらずーっと横を向いている。
もう少ししたら、僕とすれ違う。
うーん、これは明らかにぶつかるな、と思ったので、僕は自転車を止めて、端っこに寄っていた。
のに、その子は、よそ見したまま、フラフラと僕に目がけて走ってくる!
いや、引き寄せられている!!
あ~、ぶつかるのかな?と、とりあえず傍観していた。(苦笑)
もうちょっとでぶつかる、というところで僕に気付き、その子はよけた。
別に悪いとも思っていない様子で、そのまま僕のことを無視して過ぎ去っていった。
もうね、色んな意味で言いたいことがある!(笑)
僕は止まっているから避けようがないんだよね。向こう次第。
イヤホン付けたままよそ見するのもなんかなぁ、と思う。
最近、こういう子がとても多い。
自転車に乗っている時くらい、何もしないでただ運転していればいいのに、と思うのは僕だけ?
そこまでして、好きな音楽に浸りたいのかなぁ、なんて思う。
この手のことでは色々と言いたいことがあるけれど、話題はそっちではない。
歩きスマホ、自転車スマホ、電車の中でもスマホ、と、最近の子は、いや、若い子だけではなく、あらゆる世代の人たちだけれど、とにかくスマホに夢中。
もちろん、僕もスマホを見る時はあるけれど、ずーっとは見ていない。
以前であれば、電車の中だと新聞や雑誌だったのが、スマホに変わっただけ、と言われればそれまでだけれど、でも、なんかちょっと違う。
そういう人たちを見ていて、なんかもったいないなぁ、なんて思う。
何が?
例えば、ずーっと音楽を聴いていたら、特に外では、今回の僕のようなことだけではなく、自然の音やら何やらが全く聞こえない。
歩きスマホ、自転車スマホだと、視線はずーっとスマホなので、季節の変化にも気付かないだろうし、あ、あんなところにこんなものがあったんだ、という気付きもないと思う。
そういう行為って、自分の世界に浸れているようでいいように思うかもしれないけれど、結局は「視野」を狭くしてしまっているように思う。
物理的な視野だけではなく、世の中を知る、という意味でも。
電車の中だったら、時には窓の外の景色を堪能する、人間ウォッチングをする。
そういう行為が、何らかの気付きや閃きにつながったりすると思うのだけれど。
もちろん、ネットの情報からでも気付きや閃きがあるのはわかるけれど、それとはまた違うんだよね。
また、スマホをずーっと見ているというのは、例えそれが気晴らしのゲームであっても、緊張状態を維持している。
でも、そういう窓の外を見ているというような、「ボーッとしている行為」って、意外とリラックスしている。脳もお休みできる。そのお休みがあるから、また色んなことができるようになる。
歩く時くらい、自転車乗っている時くらい、電車の中だったら時には、スマホから離れて、世の中の「風景」を楽しんでほしいな、なんて思うのだけれど。
本当にもったいない!
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