やればできる子 分解編
それなりにいい天気だった。
今日も気温高めで、かなりムシムシ。
ここまでムシムシするのも久しぶりだ。
もう終わりかな、と思って、サーキュレーターは掃除して、電源抜いて置いていた。
結構ムシムシするので、スイッチオンにした。
雲の隙間から、天使の梯子。
ほんのしばらくすると、こうなった。
影の出来方がかっこいい。
どうでもいいけれど、この間の大きなバナナと、一般的なバナナとの比較。
一番大きなバナナではないけれど、それでも、大きいのがわかると思う。
さて、やればできる子の分解編を書こうと思う。
昨日の朝起きてから、どういうわけか、動かなくなった装置を分解してみたくなった。
動かなくなってから5日。
もうこれはダメだな、と。
ネットで調べていて、原因はほぼわかっている。
ただ、それを確認したい。
直せるかどうかわからないけれど、とにかく、確認したい。
確認しないことには気が収まらない!という感じ。(笑)
更に、不思議なことに、なんとかなる、直るんじゃない?なんていう、意味不明の自信もあった。
なんでだろうね。
朝はやることやって、お昼から分解開始。
何が動かなくなっていたかというと、PCのモニター。
僕のこのモニター、結構な年数動いている。
NZで買ったもので、日本に持って帰ってきた。
多分、日本では売られていなかったフィリップスのもの。
今でこそ、フィリップスのモニターはそこそこ売られているようだけれど、その頃はまだ一般的ではなかったのでは?
このモニターが今のものと違うのは、解像度。
1600x1200ピクセル。フルHD(1920x1080)ではない。
その頃、まだフルHDは一般的ではなかったと思う。
これに慣れきってしまっているからか、どうもフルHDは苦手。
その理由は、明日書こうと思う。
とまぁ、こういう変わった機種なので、まず、ネット上には情報はあまりないだろう。
でも、モニターの仕組みはどのメーカーもそんなに変わらないと思うので、そういうのを参考にさせてもらった。
まず、一番最初にやらないといけないのが、裏蓋を外すこと。
これ、ツメがあって、それを外しながらやらないといけないのだけれど、これがなかなか手ごわい!
分解時は余裕がなかったので、撮影できなかったけれど、組立時に撮影。
底は目に見えているので、すぐはずせる。
でも、トップ、両側面は中に隠れている。
だから、薄いヘラでこじ開けていくしかない。
そんな道具ないので、精密ドライバーのマイナスでやった。
結果、ギザギザになってしまった。(苦笑)
これでも、付いた傷はまだマシな方かな?
これは、裏蓋のトップ部分。
なんでこんな仕組みにしているの?って思う。
普通にネジ止めすればいいのに。
中を開けると、銀色のものが出てくる。
真ん中のモッコリしているものを外したい。
この中に基盤があるはず。
ネジを外す。
これ、スライド式になっている。
だから、簡単に外せると思ったら、びくともしない。
あれ?どこかで引っかかってる?と思って、側面のネジを外して、中を覗くが、関係ない。
最終的には修理には関係ない場所を開けてしまった。余計なことをしてしまった。
そこそこの時間、思案し、格闘し、あることに気付いた。
あれ?もしかして、これもネジ?
モニター・ケーブルを接続する端子の横にあるネジ。
これ、ケーブルが外れないようにネジ止めするのだけれど、これ自体もネジになっていた。
緩めているところ。
ガーン、そんなことだったのか...(泣)
作る方としては、この仕組は一石二鳥よね。
今回、これを分解するにあたり、持っている道具全て手元においておいた。
まさかここで六角レンチが必要になろうとは。
普段使わないのに、役に立った。
やっとスライドできて、中身お目見え!
今回関係ありそうなのは、左側の方。
ネットの情報では、電源がつかなくなるというのは、電解コンデンサが原因、ということらしい。
経年劣化で、ポッコリ膨らむとのこと。
その電解コンデンサを眺めてみると、obvious(明らかな)っていうものを発見。
この3本、どう見てもおかしいでしょ。(笑)
膨れているだけではなく、液漏れ(?)しているし。
まぁ、年数を考えれば、よくうごいていたよね。
基盤の左や右側にもあって、見てみると、これらもちょっと膨らんでいる。
ということで、当初の目的、原因追求は果たした。
が、ここから更に、なんとかして直してみたい!と思うようになった。
はんだ付けなんて、やったことないのに。
人間の欲望は深いものだ。(笑)
そのためには、この基盤を外さないといけない。
左側を見てみると、
な、なにこれ?このもっこり盛られた白い物体は?
なんでこんなのがあるの?
この部分は、どうも、液晶を繋いでいるケーブルらしい。
しばらくこれがどういう意味なのか考えた。
結果、単なる接着剤だろう、と思うに至った。
これを外せば、基盤は外れる。
でも、これを外すことによって、何か問題発生するか?
しばし、心の中で葛藤。
ま、大丈夫だろう、ということで、これを引っぺがす。
あとは、右側の基盤と接続されているケーブルを外す。
で、外せた~!
今回は、明らかに電解コンデンサが原因だったけれど、あと可能性があるとすれば、この四角く囲っている部分、電源ケーブルの差込口のはんだだけれど、ここのはんだが薄くなっていることもあるそうだ。
その時は、ここをはんだ付けしてあげればいいらしい。
もっと手こずるかと思ったけれど、1時間ほどで分解できた。
うーん、自分はやればできる子だ その1、なんて思ったのである。(笑)
さあ、ここまで出来た。
どうする?
明日に続く...
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