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2017年10月15日 (日)

はんだ関連 これいいね!アイデア集

雨は降ったり止んだり。

せっかくの祭りシーズンなのに、とても残念。

この時期、こんなに雨って降ったっけ?

まだしばらくこういうぐずついた天気が続くようで。

早く、綺麗な秋空を見たいものだ。

さて、この1週間、はんだ関連に夢中?!(笑)

色々と情報を得て、かなり勉強になった。

その中でも、これいいね!というアイデアをまとめておこうと思う。

普通に検索しても出てこず、検索ワードを変えてやっと出てきた情報群。

専用の道具や工具を買うというのではなく、身近なものでまかえるものばかりなので、とても重宝すると思う。

もちろん、お金があるなら、それ相応の金額を出して、それ専用の物を買えばいいと思う。

でも、僕のように、はんだがいつも必要ではないという者にとっては、そんなにお金をかけたくない、というのが本音だろう。

だから、これらのアイデアはとても役に立った。

感謝の気持ちも込めて、ここにまとめ。

まず最初。

はんだ取り/付けを始める前に。

用意するもの

・キッチンペーパー1枚

キッチンペーパーを何回か折って厚めにし、それにコテ先をこすりつけて、綺麗にするというもの。

それだけで、コテ先に付いた酸化物を取り除ける。

これ、めちゃ楽!

参考:コテ先クリーナー不要!

 

次に、吸い取り線。

僕はまだまだ吸い取り線の扱いが上手くない。

ので、力説しても、あまり説得力はないかな?(苦笑)

普通の吸い取り線の状態。

これを、広げる。

これはちょっとオーバーかもしれない。(苦笑)

広げることによって、薄くなるので、熱伝導率が上がる。

更に、面積が大きくなるので、吸い取る量も増やせるという、一石二鳥なやり方。

参考:ハンダを吸い取るときに便利だがこのままで使うのは MOTTAI-NAI....

 

次に、はんだ取り/付けしている時の、コテ先のクリーニング。

用意するもの

・ステンレスたわし
・そのたわし受け皿
・永久磁石か両面テープ

これらは、100均に売っている。

家に適当な受け皿があるなら、それでいいでしょう。

僕は、アウトドア用の、こういう折りたたみ式の取っ手の付いたを購入。

どちらもダイソーで、218円。

このステンレスたわし、磁石にくっつく。

たまたま、永久磁石があったので、それを底にくっつけ、そのまま受け皿にイン。

永久磁石の重さがあるので、タワシが引きずられて出てくることはないし、取っ手を持ってやれば、カップ自体は動かない。

ただ、このカップとたわしのサイズが合っていないので、たわしがあちこち動き回るけれど。

もう少し小さいのがあったから、そっちの方がよかったかも。

永久磁石がなければ、両面テープでたわしをカップの底に貼り付けておけばいい。

長時間熱を当てるわけではないので、問題ないでしょう。

コテ先が汚れたら、このタワシにこすりつけるのである。

僕がはんだゴテの初心者セットを購入した時に気になったこと。

それが、コテ先のクリーニング。

情報を見ていると、一般的には、耐熱用のスポンジでコテ先をクリーニングするみたいだけれど、そこまでするのもな、と思っていた時に、この情報を知った。

実際、正規品で、ステンレス製のこういうのが売られているから、基本、同じようなものと言っていいでしょう。

参考:ステンレスタワシとハンダゴテとの関係

 

昨日の記事で、穴の中に埋まったはんだがなかなか取れなかったことを書いた。

にっちもさっちもいかず、一旦別のことをし、ネットで情報検索。

その時に知ったこの技で、一気に解決!

6つの穴、全て綺麗に開いたのである!!

それがこれ。

爪楊枝!

このアイデアを知る前、一応、僕なりに考えたことがある。

この穴の大きさだったら、クリップでいけるのでは?と。

入れてみたけれど、びみょーにクリップの直径が大きい。

次に考えたのが、裁縫用の針。

このためにその針を使ってしまったら、もう裁縫用として使えなくなる。

よって、却下。

そうしたら、この爪楊枝のアイデアを知ったのである。

そこに自力で行き着くまで、もう一息だった。(苦笑)

上が基板の裏。

基盤の表側(下)から、爪楊枝の先端を穴に入れ、上からはんだゴテで熱を加える。

そうすると、スルッと穴が空くのである。

普通の状態だと爪楊枝が安定しないので、僕はたまたま手元にあった、Blu-Tack、日本ではひっつき虫、を滑り止めのようにした。

なんであれ、爪楊枝が安定する仕組みを作ってね。

何度かやると、爪楊枝の先端が焼けるので、取り替える。

資源の無駄遣いかもしれないけれど、それでも、身近なものであっという間に穴が空いたのだから、これは本当に有り難かった!

これのお陰で、スルッとスイッチが穴に入ったのである。

参考:ボクにも直せる半田トラブル処方箋

PDFにもなっているので、ダウンロードさせて頂いて、手元に置いておけば、色々と参考になるでしょう。

 

最後。

コテ先の復活。

家に、古い60wのはんだゴテがある。

先端を見ると・・・

ボロボロ・・・

これを復活させてみようかな、と。

参考にさせて頂いたのは、ステンレスたわしでこて先クリーニングというところ。

用意するもの

・ステンレスたわし
・そのたわし受け皿
・永久磁石か両面テープ
・耐熱スポンジ(僕は、キッチンペーパー)

やり方は、


1・瓶などに入れたステンレスたわしでこて先をこすり、クリーニングする。

2・耐熱スポンジに水を浸して、こて先をクリーニングをする。

3・上記1と2を何度か繰り返す。

4・綺麗になったらすぐに半田を乗せてメッキする。

これだけ。

僕の場合は、耐熱スポンジがないので、最初のアイデア、キッチンペーパーで代用。

こうやって、コテ先を何度もこすりつけ、

そして、キッチンペーパーに何度もこすりつける。

これを何往復か実施。

最終的には、こういう感じになった。

はんだゴテを扱っている人から見たらどうなのかわからないけれど、最初の状態から比べると、かなり綺麗になったのではないだろうか?

最初の状態。

と、以上、今回のはんだ関連でとても役に立った、そして、身近なもので代用できるアイデア集であった。

先人の知恵に本当に感謝です。

この場をお借りして、お礼申し上げます。

残るは、基盤を安定させる方法かな。

万力のようなもので安定させれば、片手にはんだゴテ、片手にラジオペンチを持って作業、なんていうことも出来るし。

それより、きちんとはんだを取り除ける技術を習得することの方が大事だな。(笑)

あと、ルーペがあるといいかなぁ。

 

追記。

この記事から約3年後、手作り簡易はんだ吸い取り器を作ってみた!

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コメント

参考にしてコテ先クリーナー作りました。ありがとうございます。

投稿: | 2021年1月16日 (土) 13時21分

いえいえ、僕も先人の知恵を拝借しただけですので。
でも、お役に立てたのであれば、幸いです。

投稿: おは | 2021年1月16日 (土) 13時50分

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