「文」を堪能
なに、この寒さは!!(泣)
風は冷たいし、強いし。
天気は良かったけれど、この細身の身体には、この寒さはめちゃ堪える。(泣)
昨日に引き続き、関西文化の日 第2弾。
今日は、「文」の分野を巡ることに。
まずは、姫路文学館。
ここ、一度も訪れたことがなかった。
本を読むのは好きだけれど、それを歴史的に見ようとか、直筆の原稿を見たいとか、そういうのがあまりないから。(苦笑)
すごい立派な段差のある水の流れる池(?)だ。
これまたすんごい立派な建物!
この北館では、1階が常設展、2階が企画展。
今回は、1階が無料となる。
ちなみに、今の企画展は、司馬遼太郎。
表立って、無料とは書かれていなかったので、大丈夫か?と思いながら入った。
1階には、姫路に関する歴史説明、姫路に縁のある文学者や小説家、俳句詠み、という人たちの説明。
姫路に縁のある人達ってこんなにいたんだ、と驚いた。
ただ、ほとんどが知らない人だった。(苦笑)
その中で、え?と驚いた新事実!あくまで、僕にとって。
柳田国男は、姫路の北側の群出身というのは知っていたし、有名。
なんと、あの和辻哲郎も姫路出身だったとは!
これには正直驚いた。
これを知られただけでも、ここに来た価値があった。(笑)
あと、「姫路」の名前の由来も知った。
えらい古くからその名前だったんだね。漢字は違っていたけれど。
播磨風土記に載っている。
次は、南館。こちらも立派。
こっちは、全て無料で使える。1階にはカフェもある。
1階には、司馬遼太郎に関する、姫路と関係している説明資料やら何やらがあった。
ここでも驚くことを知った!
なんと、彼の先祖(祖父以前)は、なんと、姫路に住んでいたとのこと。
しかも・・・
この「・・・」という部分にとても驚いた!
いやぁ、雲の上の存在の人が、この姫路と関わりがあったとは。
これも今回の大きな収穫だった。
司馬遼太郎の書斎(?)の写真と撮影できるスペース。
2階は図書室。
貸出はないけれど、姫路に関する本やら色んな小説家、過去ここで展示された作家の本が置かれている。
本好きにはたまらない場所だろうね。
思った以上にここにいてしまった。
もっとあっさりと終わるかと思っていたからねぇ。(笑)
文学館からの姫路城。
次は、歴史博物館。
ここも1階部分の常設展のみ無料。
姫路城に関する資料や、昭和頃の和室の再現、仏像とかがあった。
おおー、と思ったのが、その仏像。
なんと、10世紀前後の木製や銅製の仏像が置かれていた。
どうやら本物。
しかも、間近で見られる。
ハァ~、という感じだった。
1,000年以上前のものがまだ残っていて、こうやって目の前で見られるとは。
これも今回良かったと思った展示物。
満足して外に出て、シロトピア公園を見てみると・・・
こんなに寒いのに、桜が咲いているし。(笑)
北側の姫路城。
せっかくなので、博物館の窓に映る姫路城。
結構キレイな色だ。
姫山公園をちょっと覗いたけれど、うーん、という感じだったし、まだこれから紅葉しそうな感じだった。
最後は、美術館。もちろん、姫路城と一緒に。
ここも常設展のみ無料。
今までの2つに比べて、ボリュームは少ない。
でも、収穫はあった。
モネの本物の絵が飾られていた!
これは良かった。
僕が好きなターナーに影響を受けたというカミーユ・ピサロを知った。
ターナー的な描き方ではなかったけれど、ちょっと惹かれたので、名前をメモ。
点描画のような絵が飾られていた。
これも収穫だった。
と、今日は「文」を堪能した一日だった。
たまにはこういうのもいいねぇ。
姫路に、そして、関西のこの企画に感謝!
ただ、昨日と今日の天気、逆だったら良かったのになぁ。
今日が姫路城無料の日だったら、黄葉といい感じで撮れたのにね。
残念だけれど、仕方がない。
姫路城のファンタジーイルミネーションのビデオ、ほぼ終わっているけれど、現在見直し中。
すこーしずつすこーしずつ良くなっていく。
その過程も面白い。
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