10年
朝はとっても気持ちのいい青空が見えた!
早い時間は、空気がひんやりしていて寒く感じたけれど、しばらくして、風がなければ、結構暖かく感じた。
今日は風が強めだったので、体感気温は低めだったね。
不思議なのが、午前中は雲があまりないのに、なんぜ午後になると、雲が増えるのだろう?
今年の冬はそんな感じだ。
朝の太陽。
この滲み具合がいいねぇ。
ある本を読んでいて、ある人物の、信じられない話を知った。
それが、以前、アンビリーバボーで放送されていたらしい。
マーティン・ピストリウスという人の話。
彼は、植物人間状態になった。
幸か不幸か、途中で意識が戻った。
でも、身体は動かなかった。
その状態が10年続いたのだそうだ。
身体は動かないのに、意識だけははっきりしている。
周りは誰も気付いてくれない。
10年一昔と言うけれど、それは振り返って思うことで、身動きできない状態での10年って、どんなものなのだろう?
昨日というか今日、夜中に目が覚め、それから2,3時間ほど寝付けなかった。
たった2,3時間でも「苦痛」に思うのに...
想像できないし、恐ろしすぎる。
アンビリーバボーの方には書かれていないけれど、僕が読んだ本の方には、途中で、身体が動かないことを無視して、夢想をした、と書かれていた。
何を夢想したのかは、その本には書かれていなかったけれど、きっと、自分の身体は動く、とか、動いたらこういうことをしたい、とか、色々と夢想したに違いない。
その効果があったのか、しばらくすると、ほんの少しだけ、身体が動くようになり、それが切っ掛けで、彼の意識は戻っている、と気付けてもらえたそうだ。
夢想に関しては、潜在意識の働きの凄さを思わされた。
一般的な、例えば、骨折後のリハビリとは全く違う。
そういうリハビリは、動くもの、もともと動いていたものを更に動かすようにするから、潜在意識に働きかけやすいし、イメージしやすいと思う。
でも、彼の場合は、全く動きもしない状態で、しかも、何年も動かしていない状態で、夢想し、潜在意識に働きかけ、動かせるようにしたのだから、どれだけすごいことか。
彼のその根気強さもそうだけれど、潜在意識というものの凄さを思わされた。
そんな彼の最後に載っているこの言葉。
「どんなに小さくても常に希望はあると思っています。他人の人間性を認め自分自身を信じて下さい。誰にでも親切に思いやりと尊敬の念を持って接して下さい。愛と信頼の大切さを決して過小評価せず、夢を見続けて下さい。」
些細なことで悩んだり、落ち込んだりする自分なんて、本当に大したことはないなぁ、と思わされる。
彼のやり遂げたことを考えれば、僕なんて、はるかにマシな状態。
だったら、もっともっと色んなことが出来てもいいはず!
彼によって書かれた本が出ているそうなので、それを読んでみたいと思う。
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