楽しく
昨日の夜は、室温が下がらず、窓を開けて寝てしまった。
全開ではなかったけれど、朝起きると、いい感じの室温になっていた。
午前中は、結構いい天気だった。
最初は見えていなかったけれど、気が付くと、
うっすらと暈が出た。
それがまたしばらくすると、
こんなにくっきりと出た!
ここまでくっきり綺麗なのも久しぶりだね。
いい小説を読んだ。
これ、数年前に、ウッチャンナンチャンの内村主演でドラマ化されていたもの。
そして、すぐ後に、織田裕二主演で映画化された。
主人公は、テレビの放送作家。
『「楽しい」に変換』をモットーに、番組作成に励んでいた。
が、膵臓ガンに既になっており、余命宣告されてしまった。
そこで、残す家族が幸せに暮らしてもらえるよう、ある企画を思い付いた。
それが、この題名の通りのこと。
現実ではありえないことだけれど、まぁ、小説だからいいと思う。(笑)
これには、続編がある。
これがとてもいい!
詳細は一切書かない。
とにかく、気持ちが明るくなるし、爽快な気分になれる。
作者自身も放送作家、ということもあってか、話の展開がわかりやすいというか、その場面が容易にイメージできる。
読んでいて、本当に大人になってから笑うことって少なくなったなぁ、と思わされる。
なんでそうなるだろうね?
なんでそんなに「真剣」に「苦しく」生きているんだろうね?
もっと「楽しく」生きていいはずなのに、ね。
生き方の極意的なことも書かれていて、おお、と思った。
そういう爽快な気分になれる一方、最後の方は、胸がギュッと締め付けられるような気持ちにもなれる。
僕はこういう終わり方をするのかな?という想像はあったけれど、へーそうくるか、という感じだった。
僕が思った展開を書きたいけれど、それを書くと、ネタバレ的になるから書けないのが残念。(苦笑)
最後の最後は、僕的にはちょっと、という感じではあったけれど、全体としては、とてもいい小説だと思った。
これ、文庫化されている。
こっちの題名の方が、続きものっていうことで、わかりやすいね。
加筆修正されているとのことで、どうなっているのだろう?と、ちょっと気になる。
僕は、続編の方がとても気に入っている。
その続編を深く味わうためにも、1作目の方も読んでおいた方がいいかな、という感じ。
続編の方を読み終わって、改めて、人生を「楽しく」しようと思うに至った。
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