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2018年7月12日 (木)

ビープ音対策

今日は一日曇り。

ムシムシ。

すっかり、熱帯夜になってしまったね。

極力、エアコンを使いたくない僕は、窓を開ける、とか、サーキュレーターを使う、とかしている。

この写真のものは、ドウシシャのDC形式のサーキュレーター。

3年前?4年前?に買ったもの。

これ、結構いいんだよね。

・最弱風、弱風、中風、強風の4段階設定

・1時間、2時間、4時間、8時間のオフタイマー

・つけっぱなしでも、8時間後だっけ?に自動的に切れる

・DCモーターなので、電気代節約

・軽い、薄い、場所取らない

首振りはないけれど、それはこの形状からしたら、当たり前だ。(笑)

それはわかって買っているし。

首振りはないけれど、ファン部分は、上下に動くので、上向きやちょっと下向きに角度を変えられる。

これもいい。

かなりいいDCファンなのに、一つだけ欠点がある。

それは、ビープ音。

設定を変えるたびに、ピッ、ピッと音が鳴る。

それは別にいいんだけれど、問題は、オフタイマーの時。

なんと、時間が来ると、ピーーと鳴って、停止するのである。

設定変える時のような短さではなく、長いピーーなのである!

日中はまだいい。

これが、寝ている時だと、その音にビックリして目が覚めてしまう。

こういうのって、普通、消音機能があってもいいと思う。

何かのボタンを長押しすると、消音するっていう感じで。

コンセントを抜くと、消音機能は解除されてもいい。

せめて、そういうのがあればよかったのに。

買って間もなくの頃は、とりあえず、ピーと鳴るけれど、オフタイマー機能を寝る時に使っていた。

が、案の定、目が覚める。(泣)

そこで、去年は、電源をオン・オフできる電源タイマーを買って運用していた。

今は、そのタイマーを別のことで使っているので、新たに買おうかどうしようか、と悩んでいた。

去年、この音対策をしようと、分解し始めたのだけれど、カバーが外れず、断念。

でも、やっぱり諦めきれず、このビープ音対策を絶対にしてやる!という意気込みが出てきたのである。

分解する前に想像したのは、きっと、音を鳴らす何かと銅線が接続されていて、それを切断すればいいのでは?というもの。

それだったら、簡単だ。

よし、なんとかしたる!という思いで分解開始。

カバーは、ツメに引っかかっているようで、ちょっと手こずりながらもなんとか取り外した。

壊れたけれどね。(苦笑)

モニターの時もそうだったけれど、こういうツメで引っ掛けるのって、止めてほしい。

さて、音の出る仕組みは?と見てみると、

こんな感じ。

この黒い丸い物体から音が出ているようだ。

穴の部分を塞ぐと、音が小さくなるから、間違いない。

ということで、当初考えていた、銅線を切断すればいい、なんていうものではなかった。

ちなみに、結線はこういう感じ。

よくわからないけれど、音とは関係なし。

裏。

その音が出ているピンは、

この真中のハンダが盛られている2つのようだ。

念のために、光で照らして、ほっそーい隙間から、間違いないか確認。

この物体の表に、「ZLFY」と書かれていたので、検索してみる。

「Piezo Buzzer ZLFY」というものらしい。

YouTubeに、これで音を鳴らす工作の説明があった。

プログラミングをすれば、音階を鳴らせるようだ。へー。

このDCファンは、そんな高等なことはしていないけれど。(笑)

風の強弱やオフタイマーの時間設定で、音階をつけていたら、ちょっと面白かったかもね。

なんであれ、これで間違いなさそう。

ということで、温存していた(笑)、半田ごての出番!

液晶モニター、トラックボールの修理に続いて、3つ目。

今回が一番簡単なもの。

ただ端子を取り除くだけだから。

が!

さすが、半田ごて初心者。

案の定、吸い取り線で綺麗にハンダを吸い取れない。(泣)

何が良くないんだろう??

とにかく、頑張ってやってみるも、ハンダがなくならない。

ああ、手がもう一本あれば、強引に引っこ抜くのに!

もしくは、万力でもあれば...

もういいや、こうなたら、引っこ抜こう!と思って、ラジオペンチで引っこ抜く。

すると、スポッと抜けた!

おお、結構あっさり、と思ったら、この端子の蓋が取れただけだった。(苦笑)

出てきたのがこれ。

取れたもの。

なるほど、右側のもので、端子をショートさせ、それで音を鳴らしているようだ。

試しに、上記の状態でスイッチを入れたけれど、音は鳴らなかった。

ふと思った。

だったら、このままでもいいんじゃない?と思った。

でも、これでショートしてなにか問題があると嫌だから、やっぱり引っこ抜くことに。

かなり強引に引っこ抜いた。(笑)

こいつの「足」は、そのまま基盤に残っている。

もし、ハンダゴテがなく、引っこ抜く自信がないなら、この右側の紙っぽいものを取り除き、蓋を戻すだけでいいと思う。

組み立て直し。

さてさて、どうなるか?

動作は問題なさそう。

試しに、1時間のオフタイマーを仕掛けて、そのままにしておいた。

あれ?風ななくなった?と思って、サーキュレーターを見てみた。

ファンが止まっている。

あ、そうか、オフタイマーにしていたんだった、と気付いた。

こういう時、音の偉大さを思うね。(笑)

ということで、本当に問題なさそうだ。

設定を変える時の音がなくなったのはちょっと寂しいけれど、まぁ、慣れるだろう。

思ったんだけれど、これを開発した人たち、きっと、夜寝ている時には試用しなかったんだろうね。

もし、寝る時に使っていたら、間違いなく、このビープ音の問題点を見つけただろうに。

メーカーさんに言いたい。

これは、ドウシシャだけではなく、あらゆるメーカーに対して。

こういう音の鳴る製品には、消音機能を必須にしてほしい!

何かのボタンを長押しすると、消音する、という具合に。

ただそれだけだ。

いやぁ、これで、今日から気持ちよく寝られそうだ。

今回の経験で面白いな、と思ったのが、去年の今頃だったら、とてもこんなことしようなんて思わなかっただろう。

まだまだ初心者とは言え、ハンダゴテを扱えるようになったから、こういう思い切ったことをしてみようと思うようになったのだから。

タイミングって面白いねぇ。

そうそう、万力。

そんなにしょっちゅう使うわけではないので、豪華なものは不要。

100均にあれば、と思って検索してみた。

以前は見当たらなかったのに、今回はいくつも見つかった。なんで?

どうやら、ダイソーに売っているようだ。

うーん、何度も見てみたけれど、見かけたことないなぁ。気付かなかっただけ?

今度から、どこかのダイソーに入るたびに探してみよう。

万力があれば、引っこ抜くだけなら、簡単にできそうだしね。

万力が手に入って、何かを引っこ抜く日が楽しみだ。(笑)

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