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2018年9月 9日 (日)

ホレボレ

秋雨ですなぁ...

こっちはほぼ一日雨だった。

気温は低めなんだろうけれど、湿気があるから、涼しいという感じではなかった。

クラシックの音楽ファイルのタグを整理していた。

とあるアーティストのジャケット写真で、ホレボレするようなのがある。

クラシック系のジャケットって、え?なんでそんな写真使うの?なんでそんなデザインなの?っていう、正直、「センス」を疑うようなものが結構ある!(笑)

そんな中、ずば抜けてセンスの良いのが、指揮者カラヤンのジャケット。

この人、ものすごくこだわって作っていたんだろうな、と思う。

ジャケットそのものの作りもそうだけれど、僕の職業柄、やはり写真を見入ってしまう。

その写真がものすごくいいんだよねぇ。

いくつかセレクトしてみた。

まずは、オーソドックスなものから。

特に奇をてらったものではない。

それでも、先述の通り、え?と思うような他のアーティストのものと比較すれば、十分いいセンス。(笑)

ここから、カラヤンらしい、「渋さ」が出てくる。

そして、横顔。

彼、きっと、横顔が好きだったんだろうな、と思う。

いいでしょ?

本当に、渋いと思う。

こんなにアップで撮影しても、かっこいいんだからねぇ。

男の僕が見ていても、本当にホレボレするよ。(笑)

このジャケットは、写真としても、とてもセンスが良いと思う。

こういう写真を見ていて思う。

特に、こういう写真。

彼は間違いなく、ナルシストだったんだろうなって。(笑)

でなきゃ、こういう写真を出さないだろうし、ここまでこだわってジャケットを作らないと思う。

次からが、僕の好きな雰囲気のもの。

黒の有効活用。

これは結構若い頃のようだ。

これなんて、絵みたいだね。

背景は窓か何か?

それがちょうど顔の位置に来るようにして、明暗を際立たせている。

斜め下から。

構図的にもとてもいい。

これ、なんかかわっていていい。

運動しているようで、愛嬌がある。(笑)

珍しく、正面向き。

これはまずまずなんだけれど、

これ、すごいよねぇ。

キリッとしていて。

さすが、西洋系の顔だ。(笑)

そして、レコード時代のジャケットはもっとすごかった!

シリーズになっていて、これらを壁に並べたくなる。

7番だけを白黒にしてみた。

こういうのもいいねぇ...

ところで、これらを見ていて、4番だけ、あれ?と思った。

カラヤンらしくないような...

だって、ヴァイオリンの弓らしきものがカラヤンの手とかぶっているから。

他のものには何も写っていないのに、なぜこれだけ?

もったいない!なんて思ってしまった。

ここまで作り込めるって、本当に自分に自信がないと出来ないこと。

音楽的才能だけではなく、ビジュアルの良さも自覚していたカラヤン。

本当にすごい人だったんだな、と思う。

レコード時代とCD時代とでは、ジャケットの作り方が変わったからね。

レコード時代は、鑑賞することもある意味、目的だった。

30cm四方と、大きかったから、CDサイズと比べると、迫力が全く違う。

こうやって見ていると、写真って、とても大事だ。

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