ホレボレ
秋雨ですなぁ...
こっちはほぼ一日雨だった。
気温は低めなんだろうけれど、湿気があるから、涼しいという感じではなかった。
クラシックの音楽ファイルのタグを整理していた。
とあるアーティストのジャケット写真で、ホレボレするようなのがある。
クラシック系のジャケットって、え?なんでそんな写真使うの?なんでそんなデザインなの?っていう、正直、「センス」を疑うようなものが結構ある!(笑)
そんな中、ずば抜けてセンスの良いのが、指揮者カラヤンのジャケット。
この人、ものすごくこだわって作っていたんだろうな、と思う。
ジャケットそのものの作りもそうだけれど、僕の職業柄、やはり写真を見入ってしまう。
その写真がものすごくいいんだよねぇ。
いくつかセレクトしてみた。
まずは、オーソドックスなものから。
特に奇をてらったものではない。
それでも、先述の通り、え?と思うような他のアーティストのものと比較すれば、十分いいセンス。(笑)
ここから、カラヤンらしい、「渋さ」が出てくる。
そして、横顔。
彼、きっと、横顔が好きだったんだろうな、と思う。
いいでしょ?
本当に、渋いと思う。
こんなにアップで撮影しても、かっこいいんだからねぇ。
男の僕が見ていても、本当にホレボレするよ。(笑)
このジャケットは、写真としても、とてもセンスが良いと思う。
こういう写真を見ていて思う。
特に、こういう写真。
彼は間違いなく、ナルシストだったんだろうなって。(笑)
でなきゃ、こういう写真を出さないだろうし、ここまでこだわってジャケットを作らないと思う。
次からが、僕の好きな雰囲気のもの。
黒の有効活用。
これは結構若い頃のようだ。
これなんて、絵みたいだね。
背景は窓か何か?
それがちょうど顔の位置に来るようにして、明暗を際立たせている。
斜め下から。
構図的にもとてもいい。
これ、なんかかわっていていい。
運動しているようで、愛嬌がある。(笑)
珍しく、正面向き。
これはまずまずなんだけれど、
これ、すごいよねぇ。
キリッとしていて。
さすが、西洋系の顔だ。(笑)
そして、レコード時代のジャケットはもっとすごかった!
シリーズになっていて、これらを壁に並べたくなる。
7番だけを白黒にしてみた。
こういうのもいいねぇ...
ところで、これらを見ていて、4番だけ、あれ?と思った。
カラヤンらしくないような...
だって、ヴァイオリンの弓らしきものがカラヤンの手とかぶっているから。
他のものには何も写っていないのに、なぜこれだけ?
もったいない!なんて思ってしまった。
ここまで作り込めるって、本当に自分に自信がないと出来ないこと。
音楽的才能だけではなく、ビジュアルの良さも自覚していたカラヤン。
本当にすごい人だったんだな、と思う。
レコード時代とCD時代とでは、ジャケットの作り方が変わったからね。
レコード時代は、鑑賞することもある意味、目的だった。
30cm四方と、大きかったから、CDサイズと比べると、迫力が全く違う。
こうやって見ていると、写真って、とても大事だ。
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