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2018年11月17日 (土)

疑似ステレオ

今日は暖かめの日だった。

でも、空模様は、イマイチ。

時間が経つにつれ、雲が多くなった。

イチョウの葉、綺麗に黄色く染まる前に散ってしまっている。

最近、ある演奏家の音楽がとても気に入っていて、聴いている。

ただ、時代が古く、曲によってはモノラル。

それを少しでも聴きやすく、というか、綺麗に聴きたい。

そこで、そのモノラル音声を、疑似ステレオ化してみようと思った。

ステレオの仕組みって、簡単に書くと、こういう感じらしい。

右と左の音声を、びみょーにずらした状態が、ステレオとのこと。

人間の耳は、そういう音を聞くと錯覚を起こし、立体的(ステレオ的)に聴こえるんだって。

それを、ソフトウェアを使って行う。

使うソフトウェアは、とても有名なAudacity

インストールとか基本的な使い方は、他に一杯書かれているので、そちらを参考にして下さい。

ここでは、疑似ステレオ化についてのみ、書いておく。

まず、疑似ステレオ化したい音楽ファイルを読み込み、丸印で囲っている逆三角形を押す。

「ステレオトラックを分離」をクリックし、音声チャンネルを分離する。

メニュー下にある「タイムシフトツール」ボタンを押す。

ここで僕は少しハマった。

そのまま波形をドラッグすると、両方のチャンネルが動いてしまう。

絶対に、片方のチャンネルだけを動かすことが出来るはず!と思って、色々とやるが、うまくいかない。

「普通」であれば、「Ctrl」ボタンと一緒に押せば、片方だけ動きそうなんだけれど。

だって、Explorerでファイルを個別に選択するには、Ctrlボタンを使うからね。

でも、Audacityでは違った。

「Shift」ボタンを押しながら、動かしたいチャンネルの波形を右か左にスライドさせればよかった!

やり方。

まず、出来るだけ拡大表示にしておく。

次に、「Ctrl+a」で、全てを選択状態にしておく。

そして、「Shift」ボタンを押した状態で、動かしたいチャンネルを右か左にスライドさせる。

上は、右チャンネルを、0.03秒動かした状態。

画面下にある、時間表示に注目。

ここに、どれだけ移動させたかが表示させる。

疑似ステレオ化の場合は、「0.05秒」前後で十分。

自分が気持ちいいな、と思える数値にすればいい。

0.10秒まで行くと、かなりずれて聞こえ、不自然。

0.05秒前後で確認しながらすればいいでしょう。

それぞれのチャンネルの「L」「R」のボリュームがそれぞれ100%になっていると思う。

この状態だと、ちょっと違和感があるかもしれないから、70%くらいにしてみて、自分にとって違和感のない「振り方」をするといいと思う。

最後に、メニューから、「トラック」→「Mix」→「ミックスして作成」を選び、チャンネルを統合する。

最後に、自分の好きなファイル形式でExportすればよい。

と、こんな感じで書かれても、そんなことする必要性のない人は、なんのこっちゃ、だと思う。(笑)

だから、サンプルの音源を作ったので、体験してみて下さいな。

まず、これが、オリジナルのもの。

この間話題にした、Lake Mathesonの鳥の鳴き声。

これは、きちんとしたステレオ状態なので、とても綺麗に鳴っているし、響いている。

次が、上のものの、左チャンネルだけを抜き出したもの。

つまり、モノラル状態。

これを、上記の説明どおりに、疑似ステレオ化すると、こうなる。

すごいでしょ?

パッと聞いただけでは、オリジナルとそんなに違いを感じないのでは?

ちなみに、0.10秒ほどずらすと、こうなる。

これだと、オーバーすぎるし、違和感がある。

ステレオ化というより、「エコー化」だね。(笑)

とりあえず、ステレオって、こういう原理なんだ、っていうのがわかる。

本当にごくわずかなズレで、ステレオに聴こえるんだから、面白いね。

これで、お気に入りの音楽を疑似ステレオ化してみて聴いている。

まだ納得の行く形ではないので、追い込む必要性はある。

それでも、随分違って聴こえるから面白い!

ただ、これは簡易的なやり方で、もっと追い込むには、片方のチャンネルの高音域を減少し、もう片方のチャンネルの中低音域を減少し、という感じでやっていくらしい。

厳密にやりだすとキリがないね。(笑)

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