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2018年12月24日 (月)

感涙

朝はとてもいい天気だった!

まさかまたここに来ることになろうとは!

前回は曇り空だった。

やっぱり青い空、青い海、いいねぇ...

今日も浮島現象。

右側に、こちらに向かってくるボート?

この太陽の輝き!海の輝き!

淡路島もキチンと見えていた。

奥は小豆島。

と、こんな感じで海を見ていると・・・

なんと、ヨットが!

これは絵になるねぇ。(笑)

今日は風が強めだったから、ヨット・クルーズはとてもよかっただろうね。

キラキラの中に入っていく。

こういうのを見ると、Aucklandを思い出すけれど、手前の漁場は日本らしいな。(笑)

偶然、カモメが写り込んだ。

午後からは雲多め。

でも、3時のおやつの頃、外にいると、結構暖かく感じた。

暖冬というか、暖かいクリスマス・イヴね!

ケーキ屋はどこも賑わっていたなぁ。

さてさて、昨日の「やっちまった」の続き。

僕としては、正直、もう諦めていいかな、と思っていた。

でも、別の僕が、諦めるな!と言う。(笑)

だから、もうちょっと頑張ってみた。

復旧ソフトの方は、今度は英語で検索。

色んなのがあるねぇ。

ウイルスとかマルウェアでなければ、もうなんでもいいや、とやけっぱち。(苦笑)

もうそろそろ潮時かな、と思って、あるソフトをダウンロード。

これはインストールしなくていい。ポータブル式は本当に助かる。

ダメ元で、そのソフトで復旧を試みた。

このソフトは、セクターをそのまま読みに行くものらしい。

一般のソフトは、こういうのって、時間が掛るから、ディープ検索とかになっている。

でも、このソフトは、最初っからそのディープ検索。

とにかく、時間がかかりそうなので、流しっぱなしで、僕は別のことを。

ある時、別の外付けHDDのアクセス・ランプがピカピカ光っている。

うん?と思って、復旧したら格納するように指定したフォルダの中を見てみると、ファイルが出来ている!

拡張子を見てみると、なんと、僕が求めていたものだった!!

こ、これは・・・

と、期待しながら、結構待つ。

だって、数十GBだから。

なんとまぁ、驚いたことに、復旧しちゃったよ!

もうね、ガッツポーズ、そして、感涙。(泣)(泣)(泣)

そのファイルに問題ないか確認すると、どうやら問題なさそう。

正直、諦めていただけに、これは本当に嬉しかった。

だって、もう1回言うけれど、数十GBだからね!!

これはもしかして、もう一つのファイルも復旧できるかも?と思って、引き続き、検索を続けた。

と、嬉しいことなので、使用したソフトについて説明。

その復旧できたソフトは何か?

それは、PhotoRecというソフト。

僕は知らなかったけれど、その手のものでは結構有名だったみたい。

日本語で検索していた時にはあまり目にしなかったよ?

あと、英語でもあまり見かけなかったよ??

でも、ネットで直接「PhotoRec」で検索してみると、かなり有用で有能なソフトのようだ。

だって、今回の件で言えば、有料ソフトでも発見できなかったファイルを発見し、復旧しちゃったんだから。

しかも、無料で!

本当に有り難や、有り難や・・・

使い方はそんなに難しくないので、簡単に説明。

まず、PhotoRecからファイルをダウンロード。

解凍すると、中にEXEファイルが4つある。

「testdisk_win.exe」は、パーティション関連のものなので、今回は関係ない。

ファイルを復旧するソフトは、「photorec_win.exe」と「qphotorec_win.exe」。

前者は、DOSプロンプトで起動するもので、癖があるので、大昔のDOSプログラムに慣れていない人には扱いづらいと思う。

よって、後者の「qphotorec_win.exe」をダブルクリック。

すると、こういう画面が出てくる。

一番上のプルダウンメニューで、今回対象となるドライブを選択する。

次に、その消えたファイルが存在しているパーティションを選択する。

今回は、Windowsなので、「FAT/NTFS/・・・」を選択。

その右側は、「Free Scan・・・」を選択。

次が結構大事かも。

下段にある「File Formats」をクリックすると、復旧対象となる拡張子の一覧が出てくる。

これに全てチェックが入っていると、手当たり次第復旧されるので、復旧したいファイルの拡張子が何かわかっているなら、ここで絞り込んでおくといいと思う。

例えば、ISOファイルなら、ISOだけを選択。

最後に、どこに復旧したファイルを保存するかを指定する。

くれぐれも、同じドライブにしないように!

また、結構ファイルサイズが大きくなることがあるので、空き容量の大きいドライブ(HDD)を用意しておくといいと思う。

この辺に関しては後述。

設定が終わったら、「Search」ボタンを押して、あとは祈って待つのみ!

セクターで見ていくので、本当に時間が掛かる。

最初に見つけてくれた時は、7%くらいで見つけてくれた。

でも、2つ目のファイルの時は、58%くらいで引っかかった。

いつの時点でそのファイルが見つかるかわからないので、100%になるまで諦めないように!

下記に、1つ、ISOファイルを見つけた、と出てきた。

こういう感じでファイルは復旧されている。

ファイル名は、オリジナルのものではなく、PhotoRecがランダムで付けている。

復旧した1つ目のファイルは、43MBということで、復旧してほしいものではなかった。

とりあえず、中を開いてみると、ちゃんと開けたので、復旧していた。

58%当たりから、ずーっとHDDのアクセスランプが光っていた。

結構長い時間だし、ファイルサイズを見ていくと、どんどん大きくなっていく!

おお、これは、もしかして、2つ目も復活か?と思った。

40GBくらいなので、そんなに大きな領域はいらないだろう、と思って、100GBほどのドライブに割り当てていた。

すると、容量が足りない、というメッセージが。

なんで?と思いながらも、もう1回実行。

有り難いことに、スペースを割り当て直すと、同じところから再開してくれた!

だから、最初からのやり直しではない。

すると、また容量オーバーのメッセージ。

おかしい・・・

と思いながらも、もっと空きサイズの大きなドライブを割り当てて再開。

必要な容量は40GBほどなのに、100GBを超え、なんと、200GBも超えた。

これは明らかにおかしい、と思ったので、この時点で終えることにした。

ISOファイルって特殊なの?境界がないの?

とまぁ、こういうこともあるので、復旧ファイルを保存するドライブは、容量の大きなドライブを割り当てるのが無難である。

ISOファイルの方は、どうやらPhotoRecでは今回は復旧できなさそう。

もう1回やっても同じだろう。

設定を変えてやることも出来るようだけれど、時間がかかりすぎるので、これはもう諦めることに。

なんであれ、戻ってきてほしいファイルが1つは戻ってきたので、これだけでも有り難い話である。

今回、10種類以上のファイル復旧ソフトを使ってみたけれど、フリー、有料、両方を合わせても、このソフトはトップレベルではなかろうか?

もし、他のソフトでダメだったら、ダメ元でこれで復旧作業をしてみては?

細かいパラメータ変更をしたい場合は、DOSプロンプトで起動する「photorec_win.exe」の方でやるといいだろう。

実は、これには続きがある。

続く・・・

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