まだ大丈夫
午前中は綺麗な青空が見えていて、太陽に当たっていると暖か。
本当に不思議なんだけれど、午後になると雲が増える。
今年はやっぱり暖冬なのかな?
寒いけれど、強烈な寒さではないし。
2台のPCを預かった。
1台は、ウイルスに感染しているかも、とのこと。
もう1台は、大きな問題はないけれど、とりあえず見てほしい、とのこと。
ウイルスに感染しているかもと思ったその人は、PCショップに持ち込み、チェックしてもらったらしい。
すると、ウイルスに感染していて、これを駆除したりメンテナンスするには、保守契約を結び、月々お金を支払って下さい、とのこと。
合計金額が、20万円以上(!)になるとのことで、だったら、新しいPCを買った方がよっぽど安上がりだし、と思って、そのまま帰宅。
色々とあって、僕のところに話が来た。とりあえず、見てほしい、と。
まだ見ていない時に、こう言っておいた。
ウイルスを駆除したとしても、今後のことを考えると、そのPCは使わないほうがいい。
使うなら、フォーマットして、OSの入れ直し。
それをするくらいなら、新しいPCを買った方がいい、と。
とりあえず僕に見てもらってから判断するとのこと。
状況を聞いて、PCを見てみると、怪しいソフトが起動している。
ありがちな、恐怖感を煽るような、また、画面一杯にメッセージが出てくるソフト。
ああ、これはウイルスというより、余計なソフトが何かの拍子でインストールされたな、と思った。
心当たりを聞くと、ドラマを観たいということで、無料で観られるサイトを訪れたのだそうだ。
それくらいしか考えられない、と。
とにかく、それは邪魔なので、速攻アンインストール。
そして、ウイルスチェック。
フルスキャンしたので、結構時間かかったけれど、ウイルスは出てこない。
何これ??
お店では、ウイルスがズラーッと出てきて、その画面を本人も見たそうだけれど、僕がチェックした限り、そういうのは出てこなかった。
2つのウイルス対策ソフトでチェック。
アンインストールしたからわからないけれど、その怪しいソフトが原因だったんだろうな、と。
とりあえず、ウイルスには感染していないのはわかった。
次に、もう1台の方。
特に何が、というわけではないようだけれど、僕が触っていると、あれ?という感じ。
日本語入力が出来ない!
色々と設定を変えてもダメ。
調べてみると、面白いことがわかった。
この2台に共通していたこと。
ウイルス対策ソフトがインストールされていなかったし、Win標準のウイルス対策ソフトDefenderが正常に動作していなかった(無効になっていた)。
更に悪いことに、なんとまぁ、何年もWindows Updateがなされていなかった!
そんなことってあるの?とビックリ。
ウイルス感染疑惑のPCは、Win10だったけれど、1607という2年前の状態。
もう1台は、なんとまぁ、Win8.1。
どういうわけか、どちらも正常にWindows Updateができない。
うーん、どうする?と相談した結果、データのバックアップを取っておいて、どちらの端末もリフレッシュする、ということで同意した。もちろん、何があっても、僕の責任ではない、ということで。
今のままでは、どちらも問題大ありだからね。
さぁ、持ち帰って、まずは、バックアップ。
それは問題ない。
まずは、Win8.1の方。
僕ってあまりリフレッシュなんてしたことないから、どうなるのだろう?と興味津々。
無事リフレッシュできた。
けれど、なんとまぁ、Win8に戻ってしまった!
ありゃりゃ、どうしよう・・・
ある意味、とても懐かしい画面。
ちょっと感慨深かったけれど、そこにとどまってはいられない。
どうやってWin8.1に戻す?そんなこと出来るの?
考えた結果、もしかして、と思って、あることを調べた。
一方、ウイルス感染疑惑のPC。
どうやってもWindows Updateができないので、これだったら、一気に最新のWin10、今だったら、10月に大問題になった1809にした方がいいのでは?と思った。
それをやるのだけれど、これらPC、HDD。
だから、めっちゃくちゃ遅い!!
僕のSSD搭載のPCだったら、大型アップデートでも、1時間半前後で終わる。
が、HDDのものは、なんとまぁ、4時間ほど掛かる。
ここまで性能差があるとは思いもしなかった。
これでうまくいけば何もいうことないけれど、僕にとっては初めての失敗。
エラーが出ていたけれど、ネット上にはあまり情報はなかった。
深追いすることなく、念の為と思って、もう1回やったけれど、また失敗。
さて、どうしたものか...
もう1台のPC。
ある考えとは、Win10にアップグレード出来ないか?ということ。
少し前までは、無償でアップグレード出来ていた。
今は?と思って調べてみると、公式では認められていないけれど、なんとまぁ、今でも無償でアップグレード出来るそうだ。
それをやったという人たちの記事がいくつも出てきた。
しかも、今提供されているその大型アップデートのISOファイル、つまり、今であれば、1809で出来るのだそうだ。
本当かなぁ、もしそうならこれはある意味いいことだ。
だって、Win8やWin8.1のサポート終了もあと数年だからね。Win10に出来れば、延命できる。
このPCでは、ネット閲覧くらいしかしていないらしいから、延命さえ出来ればモーマンタイ!
騙され半分で実行。
これも4時間ほどかかって、なんとまぁ、あっけなくWin8からWin10にアップグレード完了!
しかも、すっきり綺麗な状態になったのでなーんも言うことなし!
もちろん、日本語入力も問題なし!
ライセンスもきちんと認証されていて、問題なし!
もともと、そんなにソフトが入っていたわけではないし、ネット閲覧だけだったので、ややこしい周辺機器の問題もないし、アップグレード後でも不具合はなさそう。
これに関しては、手こずるかと思ったけれど、あっけなく終わってしまった...いい意味で。(笑)
ということで、Win7(あと1年の命)、Win8や8.1の人。
延命するためにも、つまり、無駄な出費をなくすためにも、今のうちに、Win10にアップグレードした方がいいですよ。
そのOSにこだわる理由なんて、ありませんよ!本当に。
慣れだから、本当に、慣れだけ。
さぁ、もう1台のウイルス感染疑惑のPC。
選択肢はいくつかある。
・とりあえず、一度リフレッシュする
・イチかバチか、過去のWin10アップデートISOを実行
幸いにも、念の為、と思って、過去の大型アップデートのISOファイルを保存していたのである!
まさか、こんな風に役に立つとは。(笑)
時間のことを考えると、後者の方がいいかな、と。
これにはまた選択肢がある。
・直近の1803を使う
・1607に近い、1703を使う
やはり少しでも時間の節約をしたいので、可能性を祈って、1803を使うことに。
結果、うまくいった!もちろん、4時間。(苦笑)
どうやら、1809は、何かと問題ある?!
さて、この状態で1809をあてればどうなる?うまくいく?
結果、うまくいった!!もちろん、4時間!(笑)
これは超嬉しかった!(泣)(泣) 本当に、嬉し泣きだよ。(笑)
最悪、1803での運用を考えていたけれど、本当に良かった。
てこずると思った、Win8→Win10の方があっさりとうまくいき、そんなに手間取らないと思っていたWin10の大型アップデートがうまくいかなかったって、ある意味、面白い。
どちらも結果的にうまくいったから、面白いとか言えるけれど、失敗していたら、そんなこと言っていられない。
そうそう、Win8の方のWin10だけれど、どういうわけか、普通のWindows Updateがうまくいかなかった。
準備中の画面でずーっと止まっていた。
とりあえず、1時間ほど待ってみたけれど、ダメだ、と思って、電源ボタン長押しで強制終了。
再度立ち上げ、Windows Updateをすると、うまくいった。なんで?
ウイルス感染疑惑のPCの方も、普通のWindows Updateにえらく時間がかかったけれど、なんとか終了。
とにかく、両方とも、Win10の最新版になった!
この次は、あることを実行し、更に使い勝手を良くすることに。続く・・・
今回の教訓。
- Win7、Win8、Win8.1の端末は、今Win10用に配布されている大型アップデートのISOファイルを使って「無償」でアップグレード出来る。だから、早めにアップグレードしておこう
- 古いバージョンのWin10の場合、一気に1809には出来ないかも。これ、10月に大問題を起こしたからか、どうも、古いWin10に対しては問題ありそう。一度、1803を使ってアップデートし、その後に1809にアップデートしてみよう
- HDDの人で、Windows Updateに時間がかかる人。Win標準のDefenderを使っているなら、リアルタイム保護を一時的にオフにするといいかも。そうすると、少し速くなる、という情報があったので、そうやったら、確かに、「少し」速くなった。もちろん、その間はノー・ガードなので、PC上では何もしないように!これは、自己責任で。
| 固定リンク
「パソコン・インターネット」カテゴリの記事
- とうとう来てしまった(2024.12.04)
- 定例のアップデート(2024.11.28)
- 今日はどうだったか(2024.11.22)
- 何かが降ってきた(2024.11.21)
- 画面内の文字をテキスト化(2024.11.19)
コメント