フェルメール
今日もいい天気だった。
太陽が出ていると、小春日和。
午後は相変わらず、雲多めだったけれど。
今、東京では、フェルメール展を開催中。
知らなかったんだけれど、ここを見て、なんと、大阪にも来る!
これはビックリ。
そして、嬉しい!
去年のいつぞやに見た時には、大阪での展示情報はなかったような...
ただ、作品数が東京よりも少ないらしいし、僕の好きな作品の一つ、「牛乳を注ぐ女」は来ないようだ。
残念...
フェルメール展をやっているから、ということではなかったんだけれど、タイミングがようやく合って、映画「真珠の耳飾りの少女」を観た。
主人公グリート(女優スカーレット・ヨハンソン)が、フェルメールの家に到着したシーン。
ここの右側の女性を観た瞬間、笑ってしまった。(笑)
だって、明らかに
この絵のモデルでは?と思ったから。
そっくりでしょ?
実際、そういう意図でこの人を使ったようだ。
ここまでそっくりな人っているんだね。(笑)
僕が一番感動したシーンがこれ。
フェルメールのアトリエの再現。
その当時の彼のアトリエがそのまま見られたような気がして、嬉しかった。
そして、フェルメールが使ったかもしれないと言われている「カメラ・オブスクラ(カメラ・オブスキュラ)」も再現。
箱の中を覗くと、
へー、こんな風に見えるんだ。
そして、スカーレット・ヨハンソンが真珠の耳飾りの少女になりきったシーン。
実際の絵。
このモデルが実在したかどうかはわかっていないらしい。
スカーレット・ヨハンソン、いい雰囲気ではあるけれど、骨格が違いすぎるね。
映画のワン・シーンで、絶対にフェルメールが描いてもいいようなシーンがいくつかあった。
最初の野菜を切っているシーン。
実家に戻って作業をしているシーン。
これ、フェルメールの絵を意識して意図的にこういうシーンを作ったのでは?と思うのだけれど。
スクリーン・キャプチャーしただけだけれど、画像がちょっと荒いから、本当に絵っぽく見えるよね。
フェルメールなら、こんな感じに描いたのでは?という風な。(笑)
この映画、どうっていうことのない内容と言うと失礼かもしれないけれど、内容はともかく、映像がとにかくいい。
1660年代を再現しているんだけれど、とても雰囲気が出ている。
これは是非、フルHD画質で観たい!テレビでやってくれないかな...
その頃って、西洋音楽で言うと、バロック中期らしい。
J.S.バッハより少し前で、まだクラシック音楽の全盛(という言い方は変かもしれないけれど)ではない。
一方、日本は、江戸時代。
同時代っていうのが、なんか想像できない。(苦笑)
と、この映画を切っ掛けに、大阪にもフェルメールの絵が来ることを知ることが出来たので良かった。
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