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2019年7月22日 (月)

Blog編集ツール

早朝、目が覚めると、雨の音がした。
どうやら、夜中から雨が降っていたみたい。
日中は、曇りベースで、時々、雨。
もう、梅雨も終わりかな?

 

3月末のココログの仕様変更以降、以前使っていたBlogエディタが使い物にならなくなった。

  • 複数のカテゴリーを選択しても、反映されるのは1つだけ。
  • 下書き状態(未公開状態)で登録出来ない。強制的に公開状態になる。

不便だけれど、仕方なしに、ブラウザ上で書き込みをしていた。
慣れればなんとかなるけれど、やっぱり使いづらいし、ある問題があった。

これは、僕の不注意なんだけれど、たまーに、こんなことをしてしまう。

記事を書き終えたので、「保存」ボタンを押す。
記事一覧で、きちんと反映されているか確認するために、画面遷移。
が、書いた記事が保存されていない?!

あ、「題名」を書くのを忘れていた...

ココログは、題名がないと、記事保存してくれない。
赤文字で、題名がない、と表示するけれど、気付きにくい。
ポップアップで出てくれれば、間違いなく気付くんだけれどねぇ。
(Blogによっては、親切に、下書き保存してくれるものもあるよね。)

それで何度、記事を書き直したことか。(泣)

これがBlogエディタだと、そんな失敗はない。
ローカルにも保存されているからね。

で、ひょんなことから、ブラウザでの編集とBlogエディタ的な編集が出来る、中間的なBlog編集ツールを知った。

それは、Text Editor Anywhere – Edit Text Anywhere with Your Favorite Editor – Listaryというもの。

これは、お気に入りのテキストエディタで編集し、それをブラウザのテキスト領域に反映させるというもの。

Text Editor Anywhereを起動させ、ブラウザのテキスト・ボックスにマウスのフォーカスを合わせた状態で指定したショートカットキーを打つと、こんな感じで、選択画面が出る。

ここに、登録済みのテキストエディタが一覧表示され、選択出来る。
そのテキストエディタで文章を書き、上書き保存し、ブラウザ画面に切り替えると、編集した内容が反映されるというもの。

これ、めっちゃいい!

  • ブラウザの狭いテキスト・ボックスで編集しなくていい。
  • 使い慣れたテキストエディタで編集出来る。
  • これが一番のポイントだけれど、なんらかの理由でブラウザが落ちても、僕のように保存出来ていなくても、きちんとテキスト形式でローカルに保存されているので、記事を復活させることが出来る。

気を付ける点としては、くれぐれも、ブラウザのテキスト・ボックスからマウスのカーソルを外さないこと。
それが外れていると、反映されないので。
外れていても、またフォーカスをテキスト・ボックスに合わせ、上書き保存すれば、きちんと反映される。

これ、ブラウザでのBlog編集と、Blogエディタの中間的な感じだ。
ブラウザだと、書いている最中に記事がなくなる危険がある。
お気に入りのテキスト・エディタだと、スイスイ文章が書け、ローカルに保存出来る。
だから、ストレスを感じながら記事を書かなくていい。

一つ問題が。

写真を公開する時、それを見ながら編集出来ないこと。
これをどうするかは、今後の課題。
一つ妥協案はあるんだけれど。

 

では、Text Editor Anywhereの設定について。

起動すると、タスクトレイにアイコンが出てくる。
それを右クリックし、「Options」を選択。もしくは、ダブル・クリックすると、起動する。

これが、設定画面。

まず、Windows10の人は、ショートカットキーを変更しないといけない。
今のWin10の「Win+A」は、アクション・センターが開くようになっている。
よって、違うものに割り当て。
僕は、「Win+Shift+A」にした。

Text Editor Anywhereは、テキスト・ファイルをテンポラリ・フォルダに保存する。
一つコツがあって、僕はポータブル使用したいので、この図のように、Text Editor Anywhereのフォルダの直下に、「tmp」フォルダを作成し、「相対パス」としてこのように登録。「.\tmp」
こうすれば、Text Editor Anywhereのフォルダをどこに持っていっても、そこに保存してくれるようになる。
USBドライブに保存しても問題なし。
そこに、お気に入りのポータブル版のテキスト・エディタを入れておけば、どういう環境でもBlogを書くことが出来る。
(その時、そのポータブル版のテキスト・エディタのパスも、相対パスで記述するのを忘れないように。)

最後の欄に、お気に入りのテキスト・エディタを登録する。

これで設定は完了。

試用していて、一つ気付いた。

これ、テンポラリ・ファイルを作るのだけれど、こういう感じで、ランダムにファイル名を割り当てるようだ。

これは、お気に入りのテキスト・エディタでは書けないな、と思った。

僕のこだわりなんだけれど、お気に入りのテキスト・エディタでは、すぐにそのファイルを上記のメニューから開けるように、決まったファイルしか開かないようにしている。

そういう使い方をしているので、そういう仕様だと、こういう感じでどんどん新たにファイルが加わり、僕の使いたいファイルがここからなくなってしまう。
これは困ったもの。
(例えば、001から番号が振られ、Text Editor Anywhereが終了したら、改めて001から始まる仕様だったらよかったのに。)

仕方ないので、代わりに使えそうな軽量のテキスト・エディタを探してみることに。

いくつか使った結果、僕はNotepad3 - Notepad replacement with syntax highlighting.がいいな、と思った。
軽いので、起動が速い。

Windows標準のメモ帳の機能強化版みたいな感じ。
有り難いことに、ポータブル版もある。
また、インターフェースもこういう感じで変えられる。

ダークモードにしてみた。

ブラウザに反映している最中の状態。

左が、ブラウザのテキスト・ボックス、右が、Notepad3。

この記事は、そうやって書いているのだけれど、何らかの事情でブラウザが落ちて、記事がなくなった!(泣) なんていうことがほぼなくなるというのは、とても有り難い。
いつものテキスト編集のように、適当な時に、「Ctrl+S」で上書き保存するだけ。
そうすれば、文章はなくなることはない。

反映したい時だけ、ブラウザにフォーカスを移せば、書いた文章が自動で反映される。

ということで、記事そのものの安全性を考慮するなら、このText Editor Anywhereを使うのが一番いいかも、と思った。

ちなみに、これは、テキスト・ボックス形式であればなんでもよく、例えば、メールソフトの新規メール画面でも使えるし、意味は全くないけれど、Wordのようなものでも反映してくれる。
要は、テキストを全文選択出来、そこにペースト出来ればなんでもいいようだ。

設定画面で、「Delete temporary files before closing Text Editor Anywhere」にチェックボックスが入っていれば、Text Editor Anywhereを終了すれば、テンポラリ・ファイル全てを消してくれるので、ファイルが増えることもない。

ひょんなことから、知ったこのText Editor Anywhere。本当にいいものを知った。
更に、軽量のNotepad3というものも探すことが出来たし。

よかったよかった。

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