今更知ったお得な借り方

今日は朝から曇り。

雨、降るかな？と思ったけれど、雨雲は避けてくれたみたい。

気温はそんなに高くはなかったけれど、湿気でムッシムッシ。

夕方前に、夕立。

日本に戻ってきてから、図書館を有効活用させてもらっている。
読みたいな、と思った本で、図書館にあれば、それを借りて読む。

手元に本を残したい性分なので、個人的には買いたいのだけれど、そんなことしてしまったら、部屋中、本だらけになってしまう！
今でも、僕のほとんどの荷物は本なのに。(苦笑)

以下に書く内容は、姫路の話なので、ほとんどの人には関係ないかもしれない。
でも、考え方は同じかもしれないので、お役に立つかもしれない、知っ得情報。

少し前、窓口でちょっと質問した。
その時、そのスタッフの口から、県立図書館からも取り寄せ出来る、という言葉が出てきた。

え？県立図書館から取り寄せ出来る？
しかも、無料で？
但し、届くまでに1週間ちょっと掛かるらしいけれど。

これはいいこと聞いた！
だって、姫路にない本をそこから借りられるかもしれないでしょ？

と、期待しながら、県立図書館のWebサイトで検索。

残念ながら、僕が読みたいジャンルの本はないようだ。

ざっくり見た感じでは、ほとんどの本が、「郷土資料」になっている。
考えるに、県立という立場上、兵庫県に関する本、兵庫県が関わっている本を主に取り扱っているのではないだろうか？
ちなみに、兵庫県立図書館は、明石公園の中にある。

念のために、と思って、半年近く待っている本を検索してみた。
なんと、誰も借りていない状態でそこにあった！

それは小説。
人気小説なので、姫路でも100何十人待ち。
3月頃に予約したけれど、まだ回ってこない．．．

なんで県立図書館にあるの？
更に、区分は何で郷土資料なの？と思った。

その小説家は、神戸出身、だったと思う。
だから、関連資料として、県立図書館でも所蔵しているのではないだろうか？

も、もしかして、県立図書館からそれを借りれば、予約を待たなくても読めるのでは？
なんて思った。
言うなれば、裏技的な借り方だね。(苦笑)

とりあえずやってみよう、と思って、図書館で貸し出し用紙に記入。
残念ながら、担当者はお休みで、預かってもらうだけになった。
姫路市にある本なので、もしかしたら、借りられないかも、と言われた。

まぁ、それならそれでいいか、と。

しばらくしてから、担当者から電話があり、説明を受けた。

姫路市にある本は、本来、他の図書館、つまり、姫路市外の図書館からの取り寄せは出来ない。
しかし、県立図書館は、立場的に、「親」なので、今回のような場合でも取り寄せが出来るそうだ。
但し、配達は週に1回で、今回分は既に終わっていて、次の便になるので、1週間以上掛かるかも、とのこと。

とりあえず、大丈夫そうなので、よかったよかった。

ただ、そろそろ僕の番かな、と思っている。
さて、どちらが先に到着するか？
それも楽しみ。

話を聞いていて、一つ引っかかった。
姫路市外の図書館からの取り寄せ云々。

もしかして、加古川とか他の場所の図書館からも取り寄せ可能なの？と思って聞いてみたら、
可能とのこと。

なんたること！
てっきり、現地に出向いて図書館で読むしかないと思っていた。
もちろん、その市で働いていれば借りられるけれど。

でも、郵送料は掛かるんじゃないの？と思って聞いてみると、加古川だと無料とのこと。
先ほど述べた、県立図書館の配達ルート上にあるから。

全てが無料とは限らないけれど、姫路近辺の図書館ならどうやら無料で取り寄せ出来そう。

更に、え？と思うことを聞いた。

なんと、神戸でも大阪でも京都からでも取り寄せが出来るとのこと！

但し、ルールがある。
・姫路市が所蔵していない本
・一番近い図書館から取り寄せ
・遠ければ、郵送料が掛かる、かもしれない

その本が姫路や近辺の図書館にない。
神戸にあって、大阪にもあるなら、神戸から取り寄せ。
神戸にも大阪にもなくて、京都にあるなら、京都から取り寄せ。
という感じになるらしい。

ということで、ありえないことだけれど、場合によっては、北海道からでも取り寄せ可能だ。
(アイヌの資料だったら、そこにしかないかもしれないしね。)
本によっては、買った方が安上がりかも。(笑)

姫路市にない本が他の地域にある、というのはわかっていて、いくつか借りたい本があったんだよね。
特に加古川に多い。
加古川の図書館は、そういうジャンルに寛容なのだろうか？(笑)

早速、貸し出し用紙を書きに行きたいと思っている。
さて、どうなるか？

神戸や大阪だったら、僕の好きなジャンルの本、結構あるんだろうなぁ．．．
都会はいいなぁ、なんて思う。

図書館に関する、今更知ったお得な借り方であった。
読みたい本があって読めていない人。
諦めないで、皆さんの地域でもこういう借り方が出来るか聞いてみてね。