簡易ダーク・モード
曇り、でも、時々太陽が見えた。
気温は低くなっているね。
Webサイトを見る時、背景が白ベースだと、眩しくて見づらい、なんて思うこともある。
例えば、Yahoo! Japanで検索した時。
そんな時に、FirefoxやChrome系を使っている人は、StylusやStylishのようなアドオン(拡張機能)を使えば、CSSを書いて、ダーク・モードに変更できる。
こういう感じでダーク・モードにする。
一番手っ取り早いのが、有名どころであれば、誰かがそういうのを作ってくれているので、それを導入すること。
でも、そういうのがなければ、一から自分で作らないといけない。
色んな要素(タグやdiv)があるので、全部を網羅するのはかなり大変。
とりあえず、ということであれば、たった数行でそれを実現するCSSがある。
それがこれ。
html {
background-color: #ddd !important;
color: #000 !important;
filter: hue-rotate(180deg) invert(100%) !important;
}
body {
background-color: #ddd !important;
color: #000 !important;
}
iframe, img, video, canvas {
filter: hue-rotate(180deg) invert(100%) !important;
}
実際には、数行ではないけれど。(笑)
とにかく、たったのこれだけで、どんなページでも、簡易ダーク・モードに変更出来るのである。
通常の状態。
簡易ダーク・モード。
これを知った時、なんでこんだけでそうなるの?と思って、見てみた。
なるほど、「filter」の中の「hue-rotate」がポイント。
これに「180deg」を設定することにより、「色を反転」させている。
だから、要素ごとに設定しなくても、おおざっぱだけれど、ダーク・モードに変更されるのである。
上記CSSの「background-color」と「color」を変更する時、色の反転を考慮した値を設定すること。
真っ黒「#000」にしたければ、白の「#fff」を指定する。
もし、テキスト入力エリア(input)をダーク・モードにしたくなければ、
input {
background-color: #222 !important;
color: #ddd !important;
}
を追加し、値を変更すればいい。
もう一つポイント。
「iframe, img, video, canvas」でも、色を反転している。
こうしておかないと、フィルム写真のネガ・フィルムのような状態になってしまう。
反転したものを更に反転し、元に戻しているのである。
一つ問題がある。
こういうタグの画像は元に戻るけれど、「background」で指定しているような画像は対象にならないので、反転になったまま。
上記の写真がまさしくいい事例。(笑)
簡易ダーク・モードなので仕方ないよね。
あとは、気になるところの要素の色の変更を追加していくだけ。
CSS3になって、色んなことが出来るようになったねぇ。
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