世界でいちばん長い写真
雲多めだった。
空気がひんやり、また、風が強く、寒く感じた。
もうそんなに寒くならないと思っていたのにねぇ。
少し前に、GYAOで「世界でいちばん長い写真」という映画が公開されていた。
写真に関するものということで、興味深く観させてもらった。
結構面白かったというか、へー、そういうカメラがあったんだ、という面白さがあった。
原作があるということで、そっちも読んでみることに。
読んでみると、映画とかなり違っているね。
映画を先に見たから、そっちが前提で比較してしまう。
ネタバレにもなるので、ごまかしながら書いてみる。
どちらにも良さがあるんだけれど、最後の撮影に関しては、映画の方が印象的かな。
撮影現場の雰囲気がとてもいい形で表現されていたと思うし、同級生の最後のあの行動は、なかなかいいと思った。伏線回収にもなっていたし。
小説の方は、撮影そのものに関しては、主人公がメインという感じではなかったし、そのシーンは、映画では本当にクライマックスなんだけれど、小説だと淡々としているというか、あまり盛り上がりはない。
撮影後の話に関しては、映画と小説では全く違っている。
映画の方は、・・・、とごまかしておく。(笑)
小説の方は、現像の様子が描かれている。
小説の方では、従妹がかなりいいキャラ、いい味出している。
これは面白いというか、映画にはないよさがあってよかった。
その世界でいちばん長い写真そのものに関しては、小説だとイメージしづらい。
でも、映画だと、そのものが出てくるし、ビジュアル化されているので、こういう写真も面白いなぁ、と思えると思う。
終わり方は、映画の方は、青春的な終わり方、小説の方は、人生訓的な終わり方。
どちらが好み?
出来たら、両方を観て、読んで、いいとこどりして、頭の中で結合してしまった方がいいかもしれない。(笑)
と、面白いことに、ちょうど小説を読み終わった時に、再び公開された。
せっかくなので、これを観てから、小説を読んでみるといいと思う。
お勧めである。
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