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2020年7月24日 (金)

PortableAppsの裏技的な使い方

夜中に雨が降ったかと思ったけれど、降っていなかったようだ。

朝はしばらくの間は曇り。

お昼前から雨が降り出した。

 

PortableAppsはとても有り難いソフトだ。

PortableApps.com - Portable software for USB, portable, and cloud drives

PortableApps自体は、ランチャー・ソフト。

PortableAppsでは、そこから起動出来る、つまり、Windowsにいちいちインストールしないで使える色んなソフトを用意してくれている。

レジストリやWindowsの設定ファイルを格納するフォルダ「ユーザ名\AppData」を使わないので、移行するのも楽だし、USBメモリに入れて持ち歩き、出先のPCで自分がよく使うソフトを使って、そのソフトの自分好みの設定で作業が出来る。
(Windowsのソフト全てがこういう仕組みであれば、ソフト本体や設定ファイルのバックアップ、別の端末への移行が楽になるのにね。)

ただ、このPortableAppsを使っていて、若干困る、ということがあるかもしれない。

例えば、64bitや32bitを使い分けたいけれど、PortableAppsの方では、64bitの方がリリースされていない、とか、すぐに最新版に更新されるわけではないので、時差のある時がある、とか。

そういう時に、以下の裏技を知っておけば、自分の望む状態でそのソフトを使えるようになる。

その前に、準備として、「Universal Extractor」をダウンロードし、実行出来るようにしておく。

これは単なる解凍ソフトではなく、すごいところは、インストール用のEXEファイルも解凍してくれるというところ。他にも、CABやら何やらも。

Releases · Bioruebe/UniExtract2 · GitHub

に行き、最新バージョンの「Assets 3」の中の「UniExtractRC2.zip」をダウンロードし、解凍。
(ZIPファイル名はバージョンによって変わる。)

そのフォルダの中の「UniExtract.exe」を実行すると、こういう画面が出てくる。

次に、自分の希望するソフトのインストールEXEファイルをダウンロードしておこう。

今回は、ThunderbirdのインストールEXEファイルを例に。

インストールEXEファイルを、Universal Extractorの上のテキストボックスにドラッグ&ドロップする。

そして、OKボタンを押せば、インストールEXEと同じフォルダに、そのインストール・ファイルと同じ名前のフォルダが出来ていると思う。

今回のThunderbirdのSetupフォルダの中には、coreフォルダがあり、その中にThunderbirdの実行ファイル群が入っている。
フォルダ構成は、ソフトによって違うので注意。

必ずしも一発で希望のものが出てくるとは限らない。

もしかしたら、またEXEファイルがあるかもしれないし、CABファイルがあるかもしれない。

その時は、また、Universal Extractorで解凍する。

最終的に、そのソフトの実行ファイル群が出てくればOK。
必ずしもそれが出てくるとは限らないし、解凍そのものも出来ない時があるかもしれない。
その時は諦めるしかない...

解凍して出来たフォルダを、PortableAppsフォルダの方に移動する。

今回のThunderbirdの例で言えば、僕はこういう感じにしている。

「Portable Apps\PortableApps」フォルダの中に、「ThunderbirdBetaPortable」フォルダを作成している。

PortableApps内のフォルダ構成は、上記のように、大きく3つ「App」「Data」「Other」に分かれている。

大事なのは、前者2つのフォルダ。

「App」に本体が入っていて、「Data」にユーザの設定ファイル群が入っている。

実行する時は、今回の例で言えば、「ThunderbirdBetaPortable」フォルダ直下の「ThunderbirdPortable.exe」をダブルクリックする。
大概、その「ソフト名+Portable.exe」になっている。

解凍したものを、「App」フォルダに入れるのだけれど、今回のThunderbirdの例では、本体は「Thunderbird」フォルダに入っているので、既に存在しているものを、適当にリネームし、「Thunderbird」フォルダを作成し、そこに全てのファイルやフォルダを移動させればいい。

こうすることによって、自分の希望するものを起動させることが出来る。

上記の場合で言えば、最新バージョン(これを書いている時点では、まだPortableAppsでリリースされていないバージョン78)が入っているフォルダ「Thunderbird」、古いバージョンのフォルダ、32bitのフォルダ、3つが存在している。

もし、切り替えたければ、それぞれを「Thunderbird」にリネームしてあげればいいだけ。
(iniファイルを書き換えて、切り替えするやり方もあるけれど、面倒なので、フォルダをリネームする方が楽。)

実行する時は、上記に書いたように、「ソフト名+Portable.exe」を実行すること。
くれぐれも、本体のEXEファイル、今回の例では、thunderbird.exeを実行してはいけない。
それをしてしまうと、Windowsの「ユーザ名\AppData」フォルダにユーザデータが出来たり、ソフトによっては、レジストリに設定を書き込んでしまうかもしれない。
ポータブル版として使いたい場合は、「ソフト名+Portable.exe」を実行のこと!

また、ユーザデータに関しては、Thunderbirdの環境に応じて「profile」フォルダを複数用意し、切り替えて使うことも出来る。
念のために書いておくけれど、このユーザデータ用のフォルダ名は、使うソフトによって違うので。

と、こういう感じの使い方を知っていれば、PortableAppsの方でなかなか最新版にならない、困った!とか、Beta版を使ってみたい!という場合にとても重宝するやり方になる。

案外、こういう便利なPortableAppsの裏技的な使い方を知らない人が多いようなので、書いておいた。

これを知っておけば、ソフトの使い分け、データの使い分けに関して、とても重宝すると思う。

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