歌声
今日も曇りの予報に反して、晴れ。
やっぱり暑い!
しかも湿気がすごい。
なんか、透明な水の中にいるような重さがある。
息していても重いし。
勘違いしていた。
土用丑の日、てっきり一昨日の日曜日だと思っていた。
今日が土用丑の日で、一昨日は、土用入りだ。
を観てみた。
出来るだけネタバレにならないように書く。
小林聡美が出てくる。
彼女を見ると、彼女主演のつかみどころがない映画が思い起こされるけれど、この映画ではそういうことはない。
でも、やっぱり存在感はあるな、と思う。
多部未華子が出てくるまで、いや、厳密に言えば、多部未華子が歌うまで、正直、きつかった。(苦笑)
この映画の魅力は何と言っても、多部未華子の歌声ではないだろうか?
めちゃくちゃうまいわけではない。
でも、「雰囲気」で聴かせる。
60年代の歌を歌っているのだけれど、彼女の声質ととてもマッチしていると思う。
あと、彼女の60年代風のファッションが、一周周って、いや、三周くらい周って?(笑)かわいらしい。
で、彼女が歌っているシーンはそんなに多くはないけれど、
(1)49分44秒-アレンジがカッコいい!これはフルで聴きたい。
(2)1時間12分-必聴・必視。とっても切ない。これはもう、絶対「○かせ」にいっているね。この映画の中で、一番極まったシーンだと思う
(3)1時間45分-打って変わって、今風の曲。多部未華子のファルセットが結構いい
ネタバレするので、詳細には書かないけれど、(3)に関しては疑問が3つ。
・ギター、あんた誰??(笑) いきなり弾けているけれど、あんた誰???
・これ、バンドにとってのオリジナル曲で初演のはずなのに、なぜ観客は歌えるの?
・ステージ脇で見ているあなた、そこにいるより、あっちに行った方がいいのでは?
歌のシーンではなく、最後の方でも、うん??と思うことはあるのだけれど、ネタバレになるから書けない...
一般的に考えれば、摩訶不思議なことが起こっているはずだけれど、関係者はどう思ったのだろう?(笑)
その(3)だけれど、オリジナル曲は、主題歌でもある
1時間55分39秒-anderlustの「帰り道」
これは、本人が歌っている。
面白いのが、同じ曲なのに、多部未華子が歌っているのとanderlustが歌っているのとでは、違って聴こえるということ。
で、このanderlustのボーカルの彼女の歌声を聴いていて、あれ?これって、あれじゃない?と思った。
My Little Loverにそっくり!
エンドロールを見て納得。
今回の音楽関連では、小林武史が関わっていたようだ。
彼、そういう声質が好きなのかな?(笑)
なんて思ったけれど、調べて納得。
このanderlustのボーカル、小林武史とMy Little Loverのakkoとの間に出来た娘だって。
だから、顔も声質もakkoに似ているんだ。
本当に、超納得した次第。
あと、多部未華子が歌っている60年代の曲、彼がアレンジしたようだ。
だから、いい感じなんだね。
今風に、ロック風にアレンジされているのがとても新鮮。
多部未華子の歌声で、そういうカバーアルバムを出せば売れるんじゃない?と思うのは僕だけ?
なんであれ、この映画は、多部未華子の歌声を聴くためにある映画と言っても過言ではないと思う。
この映画、オリジナルは韓国だそうで。
そっちはどういう感じなんだろう?
ちょっと気になる。
こういうのを観て、僕って、やっぱり音楽系の映画って好きなんだな、と思った。
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