対極
どうやら、夜中?夜明け前?から雨が降っていたようだ。
ちりじり状態の雨雲が通過し、雨は降ったり止んだり。
この冬のアニメで、はまっているものが2つ。
進撃の巨人 The Final Season | アニメ | 無料動画GYAO!
ゆるキャン△ SEASON2 | アニメ | 無料動画GYAO!
この2つ、究極的に、対極に位置するアニメだ。(笑)
前者は、争いや緊迫感やらなにやら。
後者は、題名通り、本当に、ゆるゆる、ゆったり。
全く違う内容なのに、どちらも面白い。
進撃の巨人は、今だと、巨人の争い、動きがとても迫力があっていい。
ここ数週間は、そんな映像が観られる。
ゆるキャン△は、少し前にも取り上げたけれど、本当に、平和な世界が描かれている。
何か事件が起こるということはなく、キャンプをベースにして、何気ない日常的なことが描かれているんだけれど、面白くないなぁ、なんて思うことなく、観ていて退屈しない。
キャラが立っているから、余計そうなんだろうね。
意地悪い人は一人もいない。
あと、嫉妬とかそういうものもない。
例えば、誰かが誰かとキャンプに行っても、その関係者は嫉妬なんてしない。
サークルに誘って断られても、それを根に持つことはない。
現実世界で、ここまでさっぱりあっさりした人間関係ってありえないから、すごい世界だ、と思わされる。
それぞれがお互いを尊重し、自分のペースで何かをしている。
その尊重も、無理しているとかではなく、自然体。
これはまさしく、理想郷を描いているんじゃない?(笑)
実際にやっている人からすれば、非現実的なのかもしれないけれど、ソロキャンの良さ、少人数でのキャンプの良さ、グループでワイワイやるキャンプの良さ、それぞれをいい感じで描いていると思う。
どのスタイルのキャンプがいいとかの押しつけがましい主張もない。
更に、ゆるキャン△では、名言というか、言い回し、表現が結構面白い。
・海の写真を一杯撮って「海なし県民の性か...」
・静岡の美味しいお茶を飲んで「飲む入浴」
・「会いに行ける霊犬」
・「これでもかと言う程遊んでやろう」
・一般的には、カレー・ヌードルと言うところを、「カレーめん」
・コンパクト焚火グリルを見て、「ミニ賽銭箱」「メタル賽銭箱」
・松ぼっくりの「コンニチワ」は可愛い。「チョマテヨ」もよかった
登場人物のイヌ子。
彼女は、関西人が明らかに嫌う、エセ関西弁的な喋りをしているんだけれど、なんか許せてしまう。(笑)
彼女のホラ吹きも面白い。そして、締めの言葉、「うそやで~」。
主人公の志摩リンが読んでいる本の題名にも注目!
頭の中がどうなっているのか気になる。(笑)
漫画の方には手を出していないからわからないけれど、これも進撃の巨人同様、動きがあることによって、より「ゆるゆる度」「和み度」が増しているのではないだろうか?
あと、音楽もいい。
それぞれの状況に応じた曲調が、より和み感を増していると思う。
何度観ても癒され、和めるアニメだと思う。
ここまではまったアニメ、過去なかったのでは?と思う。
今後の展開が楽しみである。
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