スタートアップ・ブースト
朝は晴れていたけれど、午後は雲多め。
最近はこのパターンが多いね。
もうちょっと気温が上がるといいんだけれど。
Edgeがバージョン89になって、正式に、「スタートアップ・ブースト」という機能が提供されたようだ。
僕のところは、以前のバージョンから入っていたけれど。
設定は、「システム」の中にある。
これを有効にすると、Edgeの起動が速くなるとのこと。
うん、確かに(少し)速くなった。
が、これの動きを見ると、果たしてどれだけ有用な機能か?と思う。
「スタートアップ・ブースト」を有効にすると、Edgeのウインドウを閉じても(右上の×をクリックして終了)、システム上にはプロセスが残る。
これが、通常時のプロセス。起動直後のもの。
これが、「スタートアップ・ブースト」を有効にして、ウインドウを閉じた後のもの。
これだけのプロセスが残っていて、それなりにメモリを使用している。
例えば、2~3のプロセスが残っていて、メモリ使用量が20~30MBとかだったらいい。
でも、こういう状態だとどれほどのメリットがあるの?と思う。
IEだと、Explorer.exeとプロセスを共有しているから(という認識なんだけれど)、起動はかなり速い。
でも、Edgeではそうもいかず、こういう風にせざるを得なかったのだろう。
あと、使い方にもよる。
Edgeを常用している人って、基本、起動しっぱなしだと思う。
だから、最初の1回くらい速くても、起動しっぱなしなのだから、メモリ使用量もそんなに変わらないので、あまりメリットがあるようにも思えない。
僕のように、常用はしていないけれど、時々Edgeを起動する、という人には、起動が速くなるのでいいように見えるけれど、しょっちゅう使う訳ではないのに、使っていない時でもこれだけのプロセス数とメモリを使用しているとなると、これまたメリットがあるようにも思えない。
なんともびみょーな機能だと思うのは僕だけ??(苦笑)
ちなみに、「スタートアップ・ブースト」を有効にした状態で、全てのプロセスを終了させるには、メニューの「Microsoft Edgeを閉じる」をクリックすればいいようだ。
プロセス数を減らし、そして、それぞれのプロセスのメモリ使用量を極力少なくする、というような、もう一工夫がほしいな、と思うのである。
次に、89になってから不便になった、というか、バグなのでは?と思う現象。
(「89.0.774.50」で直った。)
お気に入りバーにお気に入りを表示させている状態でのこと。
そこにあるフォルダをクリック。
以前であれば、そのフォルダ内のリンクを、マウスの中クリックすれば、連続で開くことが出来ていた。
が、今は1つ開くことが出来るだけで、その後は無反応。
お気に入りをページとして開いてやる分には問題ない。
きっとこれは、サイドバーに表示する新たな機能「縦タブ」の影響ではないかと思う。
バグであれば、早く直してほしいものだ。
その縦タブをちょっと使ってみたけれど、僕的には合わないと思った。
Thunderbirdでもそうなのだけれど、僕の場合は、左側にあるフォルダを選ぶより、上部にあるタブを選んだ方が楽というか、選びやすい。
そういうこともあって、userChrome.jsで、ツールバーにフォルダ選択のタブを作って運用しているのである。
(アドオンQuickFoldersと同じようなもの。)
画面左側には、メールを保存するフォルダがある。
上記のタブは、そのフォルダへのショートカットのようなもの。
この方が僕は選びやすい。
こういう操作性は人それぞれの好みなので、僕は否定しないけれどね。
僕にとっては、縦タブより、お気に入りや履歴のサイドバー化を是非、実現してほしいものだ。
話は変わるけれど、拡張機能でサイドバーがある。
それを入れなくても、ひと工夫で、ブックマークをサイドバーもどきにする方法がこれ。
お気に入りバーを表示させ、一番左側にフォルダを作成。
その中に、お気に入りを入れるだけ。
上記で言えば、「test」をクリックすると、ズラッとサイドバー的に、お気に入りが表示されるようになるのである。
いずれIEがなくなるのであれば、Chromium版Edgeには、Vivaldiのように、独自の進化を遂げていってほしいと思う。
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