低クロック病
朝は雨。
お昼前には上がった。
夕方、外を見てみると、
真っ赤な夕焼雲!
かなり久しぶりだ、こんな赤い夕焼雲。
大型のWindows Updateがあると、ネタに困らないねぇ。(苦笑)
一昨日、21H1にしてから、低クロック病(クロックダウン)が発症するようになった。
何が切っ掛けでそうなるのかわからなかった。
考えられるのは、CPU使用率が高くなり、CPUの温度が上昇。
その時に、どうやら発症するようだ。
パフォーマンスモニターの値。
これでは、0.99GHzとなっている。詳細に見ると、998MHz。
急にこのようにクロックダウンして、それ以降、元に戻らない。
再起動すると戻るんだけれど。
今までこんなの経験したことがなかったので、これは間違いなく、21H1にしたからだ、と思っていた。が、実際は・・・
やはりここは、ネットの知恵を借りないと、と思って検索。
大体が、コントロールパネルの中にある「電源オプション」の中のプラン内の「詳細な電源設定の変更」の中の値を変更することだった。
が、僕の場合は、これには該当しなかった。
いくつか見ていく中で、ドンピシャなのが見つかった。
windows — 理由もなく低クロックを使用するIntel CPU
海外のページを日本語訳にしたもの。
あるんだねぇ。
しかも、2015年の情報。
「Intel Dynamic Platform and Thermal Framework(略称、DPTF)」というものがエラーを起こしていて、その結果、低クロック病が発症しているらしい。
(PCによっては、低クロック病が発症するのではなく、ブルースクリーンになってしまうこともあるかもしれない。)
推測するに、理想的な動きとしては、CPUの温度が上昇。
CPUのクロックを落とす。
温度が安定したら、元に戻す、だと思う。
けれど、このDPTFがエラーを起こしてしまっているので、クロックを落としたままになって、元に戻せない状態になっているのではないか?
困ったものだ。
ということで、イベントビューアーの中の「Windowsログ」-「Application」の中を見てみる。
あったあった。
この画像は、ソースでグループ化した状態。
まさしく開始は、21H1をインストールした辺りから!
でも、なんかちょっと「違和感」が。
そのIntelというのを見て、見覚えが。
改めて、Windows Updateの更新履歴を見てみると、
なんとまぁ、ありましたよ。
「Intel DPTF 8.1.1065.221」というのが!
これ、手動でインストールしたんだよな。
だから、見覚えがあったんだ。
DPTFというのは、「Dynamic Platform and Thermal Framework」の略。
ということは、21H1にアップデートしたからではなく、これをインストールしたからか??
デバイスマネージャーを見てみると、その項目があった。
こんなの以前、あったっけ??
バージョンを見てみると、Windows Updateの方と全く一緒。間違いない。
上記情報の通り、「C:\Windows\System32\Intel\DPTF\DptfPolicyConfigTdp.dll」ファイルを、管理者権限でリネームしてみた。
すると、Windows起動時に、これに関連するもののエラーが出て、余計にエラーが増えてしまった。(苦笑)
この状態だと気持ち悪いので、一旦、DLLファイルを元に戻した。
じゃぁ、アンインストールしようと思って、Windows Update関連の情報を見たけれど、見当たらない。
どうも、「プログラムの機能(プログラムの追加と削除)」の普通のソフトウェアの方にあった。
日付が一昨日のものだったので、間違いない。
これをアンインストールしてみた。
が、デバイスマネージャーの方を見てみると、そのまま残っている。
どういうことだろう?と思った。
もしかして、2つ存在している(いた)?
ドライバーと、僕がアンインストールした、ソフトウェア扱いのもの。
一番いいのは、デバイスマネージャーの方をアンインストールすることだけれど、変なことになったら嫌なので、それはそのまま置いておいた。
ところで、これ、どうやって起動しているのだろう?と思って、サービスを見てみた。
あったあった。
「Intel(R) Dynamic Platform and Thermal Framework service」というものが。
このサービスを停止し、スタートアップ起動を無効にした。
この状態で、改めて、DLLファイルを管理者権限でリネーム。
すると、以前とは違った状態になった。
DPTFの起動が失敗、初期化失敗、というエラーが2つ。
(何度か再起動していると、そのエラーも出なくなったけれど、検証のために何度かリネームをしていると、また出るようになった。)
サービスの方は止めているのに、起動しようとしているのは、多分、デバイスマネージャーの方のDPTFが起動しようとしているんだろうな。
ということで、今回やったこと。
根本解決ではないけれど、低クロック病の発症を食い止めることが出来たやり方。
- Windows Update経由でインストールした「Intel Dynamic Platform and Thermal Framework」を、プログラムの機能(プログラムの追加と削除)からアンインストール
- 「C:\Windows\System32\Intel\DPTF\DptfPolicyConfigTdp.dll」を管理者権限でリネーム
- サービス「Intel(R) Dynamic Platform and Thermal Framework service」を停止し、無効
可能なら、デバイスマネージャーの方もアンインストールしたいけれど、これはそのまま。
もしかしたら、アンインストールやリネームをしないでも、サービスを止めるだけでもいいかもしれない。
もしするなら、3つ目のサービスを止めるだけにしてみる。
ダメだったら、まずは、リネーム。
それでもダメだったら、元のファイル名に戻し、アンインストール。そして、再び、リネーム。
あと、低クロック病が発症していない人で、Windows Updateのオプション更新の中のドライバー更新に、「Intel DPTF バージョン番号」があっても、インストールしないで様子見しましょう。
ということで、低クロック病の発症は、21H1のアップデートが原因ではなく、「Intel Dynamic Platform and Thermal Framework」のエラーが原因であった。
出来れば、これの最新版をインストールしたい。
ネットで検索してみると、メーカー提供のものは出てくるけれど、果たしてそれをインストールしていいものかどうか。
Microsoftのカタログにもあったけれど、日付が古い。
困ったものだ。
そのうち、最新版が降りてくるでしょう。
とりあえず、低クロック病は発症していないので、これでよしとしよう。
ファンがブオーンって回ったら、CPUが高負荷状態なので、CPUの温度を確認して、様子見すればいい。
そして、PC周りに置いている、USBファンを全て回して、PCに当てる!(笑)
逆に、CPUの使用率が高いのに、えらく静かで(ファンがブオーンって回っておらず)、動きが緩慢になったら、低クロック病が発症しているということだ。
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