思い切ったねぇ

朝から薄雲の晴れ。

ある天気予報では、雨マークが付いていたので、え？と思って、雨雲の動きを見たけれど、雨雲らしきものはなかった。

なんでそんな予報になっていたのだろう？

日本の夜中に、予定通り、Microsoftから重大なお知らせがあったようだ。

前情報通り、Windows 11の発表。

早ければ、年内に出るらしい。

何度も蒸し返すけれど、Windows 10が最後のWindowsになるっていう、以前の発言はなんだったんだろう？
それについて、誰か言及しているのだろうか？

せめて、名前を完全に変えてしまえば、言い訳が立つのに。(苦笑)

インターフェースをチラッと見てみたら、透明系のものになるようだ。

これって、Windows 7に先祖返りなのでは？なんて思ったのだけれど。

さて、Windows 10であれば、無料でアップグレードできるらしい。

が、条件が色々とあるよう。

まず、Microsoftアカウントが必須とのこと。

持っていない人は、これを機に取得する必要性があるね。

あって問題になることはないだろうけれど、これで管理するアカウントがまた一つ増える、ということだ。(笑)

ハードウェアの要求スペックが、思ったより高かった。

Intel CPUの対応表はここ。

Windows Processor Requirements Windows 11 Supported Intel Processors | Microsoft Docs

ざっくりと言えば、Core iに関しては、第8世代以降とのこと。

ここ数年のPCしかダメなようだ。

もっと見ていくと、古いCPUでも、TPM2.0に対応していればいいらしい。

なに、このTPM2.0って？？初めて聞いた。

調べてみたけれど、普通に使っている分には関わってこなかったセキュリティ機能のよう。

古いCPU(Core i 第4 or 5世代以降)でもTPM2.0に対応しているものはあるよう。
対応しているように見えても、実際にインストール出来るかは、現時点ではわからない。

そこで、自分のPCが、Windows 11にアップグレード出来るか確認出来るツールがもう用意されている。

新しい Windows 11 OS へのアップグレード | Microsoft

「アプリをダウンロード」をクリックし、「Windows PC 正常性チェック」というプログラムをダウンロードし、インストール。

起動した画面。

「今すぐチェック」を押す。

結果。

そうだろうな。(苦笑)

ただ、何が問題でアップグレードが出来ないかは教えてくれない。

以前のこの手のツールだと、何々が非対応ですよ、と教えてくれていたけれど、このツールはそこまで親切ではないようだ。
多分、改良されていくんだろうな。

今回の発表前までは、Windows 10では、古いPC、スペックの低いPCでもアップグレード出来たから、今回も大丈夫だろうと高を括っていたけれど、そういう甘い期待は裏切られた。(苦笑)

ネットでの様子を見てみると、新しいPCであっても、ダメという人が結構いるみたい。
特に、自作の人達。
自作の場合は、そのTPM2.0に対応していない/組み込まれていないマザーボードで組んでいることが多いのだそうだ。

新しいPCなのに、ダメだった人は、BIOSの方でTMPが有効になっているか確認した方がよさそう。
もしかしたら、無効になっているかもしれないから。

もうちょっと先のこととは言え、Windows 11へのアップグレード、色々と問題を起こしそう(揉めそう)。

Windows 10の時は、まともに動くかどうかは別として、結構古いPCでもアップグレード出来たのに、このWindows 11は本当に、敷居が高い。

32bit CPUを切り捨てるのはわかるけれど、一般的に使っていない、というか、意識していないTPM2.0の有無でアップグレード出来ないって．．．

僕のように、今回の件で、TPM2.0というのを知った人は多そう。

僕にとって大問題が！

それは、タスクバー。

どうやら、下固定らしい。

僕は、右側縦表示にして、サイドバー的にして、色々な情報表示をしている。

タスクバーの位置を変えている人の絶対数が少ないのはわかるけれど、それでも、タスクバーの位置は選ばせてほしかった．．．

この件だけで、Windows 11への移行は考えさせられる。

とは言っても、Windows 11以降を使い続けるなら、タスクバーの位置は捨てるしか選択肢はないよね。

あと、最近公開したばかりの「ニュースと関心事項」、Windows 11では削除って。

一体何をしているの？って思う。

とにかく、色々と思い切ったねぇ。

Windows 11の面白そうな機能として、Androidのアプリが動くこと。

面白そうだけれど、インストールは、Amazon経由って。
なんでAmazonなの？
数なんてそれほど多くないのに。

Windows 11へのアップグレードへの敷居が高いとなると、軽いことしかしていない人は、これを機にChromebookに移行するというのが増えるかもね。

それに、Androidのアプリを動かしたいなら、Chromebookの方がよっぽどマシだろうし。

益々、Windows自体のシェアが落ちそう。

Windows 11への移行は、Microsoftが思っているより、また、Windows 10への移行以上に難航しそう。

これを機に、ハードウェアの買い替え需要を増やそうということなんだろうけれど。
(こういうことが悪いと言っているのではない。)

こうやって切り捨てていかなければ、買い替え需要なんて起こらないからね。

でも、急ぐ必要性はない。

新しもの好きでなければ、どうしても、誰よりも早くWindows 11を体験したい、ということでなければ、しばらく様子見して、ハードウェアの方もそれなりに出揃って(落ち着いて)から、組み換えなり、買い替えなりすればいいのではないかと。

多分、Microsoftは色々と言われ、Windows 11の要求スペックを変更することになるのでは？
なんて。(苦笑)