Bluetooth A2DP

今日は朝から曇り。

お昼前に少しの間、太陽が見えた。

午後はまた曇り。

曇っている方が過ごしやすいねぇ。

電池交換をして、ステレオ化が復活した、Bluetoothスピーカー TDK TREK Micro A12。

スマホXiaomi Redmi 9Tにこれを接続すると、音は出ているけれど、音が揺れる・不安定。

今まで他のスマホやPCで接続して使っていた時は、そんな現象に出くわしたことはなかった。

他のBluetoothスピーカーを接続してみるが、それらは問題ない。
また、これを1個だけにして接続しても問題ない。

どういうこと？？！！

どうすれば問題なく音を鳴らせるかやってみた。

• Bluetoothをオンオフ、スピーカーのオンオフの順番を変えてもダメ
• ペアリングを解除、削除して、再設定してもダメ
• 設定の中のアプリ、Bluetooth、MIUI Bluetoothのデータやキャッシュ削除もダメ
• スマホを再起動してもダメ

と、一般的に出来ることはやってみたけれど、ダメ。

関係ないけれど、MIUI Bluetoothってなんだ？
独自の何かがあるんだろうか？

ネットで調べてみると、関係ありそうなものを見つけた。

Androidのバージョンアップをすると、Bluetoothのヘッドセットやスピーカーから音が出ない、という問題が発生しているようだ。

その時にやってみるといいのが、

「Bluetooth A2DP ハードウェアオフロードの無効化」
「絶対音量を無効にする」

を「有効(オン)」にすること。

言葉としてはややこしいけれど、「無効化」を「有効(オン)」にする。
つまり、これら機能を「無効(オフ)」にするのである。

が、この端末には、後者の「絶対音量を無効にする」は存在しない。
他の同端末もそうなのだろうか？
それとも、この端末だけ？？

前者の「Bluetooth A2DP ハードウェアオフロードの無効化」はこれ。

開発者向けオプションの中にある。

このスライドを右にすればいい。

すると、再起動を促すポップアップが出るので、「再起動」をタップして、再起動。

が！

再起動した後に、ここを見ると、上記の状態のまま！！

なぜ？？？

他の9Tではどうかわからないけれど、ネットで情報を見ていると、同じような現象の人は結構いるよう。

ただ、再起動後、A12はステレオ化された状態でも、音が安定した！

どうやら、A2DPが関係しているのはわかった。

でも、上記の状態が曲者なのである。

よかった、と思ったのもつかの間、Blutoothをオンオフとか色々とやると、また音が揺れる．．．

これまた色々と検証した結果、以下のことが分かった。

• Blutoothをオフにすると、上記の設定はクリアされるようだ
• Blutoothをオンの状態で、上記を有効化し、再起動。その状態で、Blutoothをオフにしない限り、有効のようだ
  メモリ上、その設定が生きているよう

この端末の場合、上記のスライドが有効の方に固定されないので、こういうことになってしまうらしい。

なんという不便な！

これが、Windowsだったら、間違いなく、レジストリに設定があるだろうから、そこを変えてしまえば問題ないはずなんだけれどねぇ。
Androidではそういうことは出来ないし。
いや、出来るだろうけれど、面倒くさすぎる。

それはそれでいいんだけれど、問題は、常にBluetoothをオンにしておく必要性があること。

昔から言われていること、少しでもバッテリー持ちをよくしたいなら、こういうものをオフにしておくことだ。

せっかくだから、常にBluetoothをオンにした状態で、バッテリーの消費量はどうなるだろう？と思って様子見してみた。

何らかのデバイスが接続されていない限り、消費電力はかなり低いよう。
バッテリー消費にほとんど影響がないくらい。

よって、常にオンにしていても、あまり気にしなくてよさそう。

この辺は昔よりよくなっているんだね。

でも、色んなことが複雑になっているから、今回のようなことも起こるんだよねぇ。

とりあえず、A12のステレオ状態で使う場合は、こういう感じにするしかなさそうだ。

OSのバージョンアップか、バグ取りのパッチで、上記のスライドが固定されるようになればいいんだけれどねぇ．．．