foobar2000で変換
2021年最後の日の天気は?
昨日の予報では、niftyの天気予報(weathernews)は、午後は全て雪マークだったけれど、大外れ。
雪雲らしきものは、兵庫の中部辺りまで下りてきていたけれど、そこから下りてきそうで下りてこなかった。
weathernewsは、予報感度が高すぎるのかな?
ということで、曇り時々晴れ。
気温は全く上がらず、寒かった...
気温的には、雪が降ってもおかしくない気温だった。
明日の初日の出、無理そうだね。
今まで全くと言っていいほどタッチしてこなかった、SACDやDSDのようなハイレゾ。
ソフトウェア的なこと以上に、ハードウェア(DAC、アンプ、スピーカー等)をそれなりのものにしないといけない。
超真剣にその音楽を聴くならまだしも、聴き流しとかだったら、なんか無駄にハイスペックだなって。(苦笑)
そういうこともあって、また、どれほど恩恵を受けられるかわからなかったので、それらには手を出していなかった。
SACDが出始めの頃は、憧れがあったけれどね。
ひょんなことから、SACDのISOファイルが手元に届いた。
これ、どうやってPCで対応出来るの??と思ったので、せっかくだし、いい機会だから、その辺のことを調べてみた。
詳しい内容は、ネットで調べれば情報は出てくるので、そちらに任せ、ここでは、そのSACDのISOファイルを、どうすればPCでお手軽にコンバートし、再生出来るか、を書いておこうと思う。
調べてみると、(僕にとって)手っ取り早いのが、foobar2000で変換すること。
常用しているソフトウェアが対応してくれているって嬉しいね。
本当に、拡張性のあるソフトウェアだ。
事前準備として、
Super Audio CD Decoder - Browse Files at SourceForge.net
から、「foo_input_sacd」をダウンロードし、解凍。
これを書いている時点では、「foo_input_sacd-1.4.3.zip」が最新版のよう。
次に、flacにしたいので、
から、「flac.exe」をダウンロード。
ただ、ここは、「1.3.2」が一番最新のようで、ネットには、「1.3.3」があるようなので、それをダウンロードしておいた方がいい。
それを、適当なところに解凍しておく。
わかりやすくするため、全く手を付けていないfoobar2000で検証してみる。
「Preferences」を開き、「Components」をクリック。
「Install」ボタンを押し、ダウンロードし、解凍した「foo_input_sacd.fb2k-component」「foo_dsd_processor.fb2k-component」を選択。
今回は、DSDの再生は検証しないので、後者はインストールしなくてもいいけれど、一応、入れておく。
「OK」か「Apply」を押すと、
再起動を促せられるので、再起動をする。
これで、SACDのISOファイルを再生できる環境が出来た。
あっけない。(笑)
ISOファイルを、プレイリストのところにドラッグ&ドロップ。
こんな感じで、情報が表示されている。
2.8MHzなので、間違いないようだ。
ただ、これは、このデータをフルに活かせる状態ではない。
Outputの設定は、デフォルト状態。
WASAPIもASIOも入れていないし。
でも、音は鳴る。
一応、Windows側のDACの設定はこうしているけれど、
スピーカーがハイレゾ対応ではないからね。
ちなみに、DACがDSDに対応していれば、先ほど入れたコンポーネントで、細かく設定出来るようだ。
先述の通り、今回はDSDの再生検証が目的ではないので、割愛。
「SACD」のデフォルト設定はこういう感じ。
では、ここから、SACDのISOを、一般的なflac形式に変換する作業に入る。
まず、なんでもいいので、一つ曲を選択し、右クリック。
「Convert」-「...」を選択。
Converterの設定画面が出てくる。
一番上の「Output format」を選択。エンコーダの選択画面が出る。
「FLAC」を選択し、「Edit」ボタンを押す。
もし、Bit Depthを16bitにしたいなら、左下の「Auto」になっているのを、「16bit」にしておく。
FLACの設定。僕は、「0」にしている。お好みで。
次に、Converterの設定画面で「Destination」をクリック。
保存する時の保存先の指定、ファイル名をどうするかを設定する。
戻って、「Save」ボタンを押し、設定したものを保存する。
こうしておけば、次からは、設定したファイル名を選択するだけで、その設定でコンバート出来るようになる。
「Convert」ボタンを押すと、ファイルの保存先を聞いてくるので、保存先を指定。
初めてコンバートする時は、「flac.exe」がどこにあるか聞いてくるので、それを指定してあげる。
これは最初だけで、2回目からは聞いてこない。
コンバートが始まる。
と、これが、一連の流れ。
なんか、あっけなく変換出来たのである。(笑)
次は、SACDのISOからflacに変換する時に、値を変更すればそれが反映される、という設定。
PreferencesのSACDの設定の中。
「Samplerate」を「88200」にすれば、そうなるし、一般的な「44100」にすれば、それで変換される。
(Converterの設定画面の「Proccessing」の中にある「Resampler(何々)」を追加して、そこでSample Rateを設定してもよい。
Bit Depthは、先述した通り、Converterの設定のFLACを選択した画面の中で変更。)
「DSD2PCM Mode」は、よくわからないので、良さそうなのを選んだ。(笑)
こうやって変換したファイルの内容を見てみよう。
MediaInfo Portable (media information utility) | PortableApps.com
がとても便利で、使わせてもらっている。
Sample Rateが44.1KHzのもの。
88.2KHzのもの。
ファイルサイズがおおよそ倍違う。
ビットレートもほぼ倍違う。
Bit Depthは、24bitのまま。
これを16bitにすれば、更にファイルサイズは小さくなるし、ビットレートも低くなる。
と、こんな感じである。
今まで、foobar2000のコンバート機能は使ってこなかったけれど、今回のことを切っ掛けに、一石二鳥で理解出来てよかった。
以下は、蛇足的な話。
もし、SACDのISOを、DSDに変換したいなら、これが便利。
Sonore - ISO2DSD - converts ISO files to DSD
ただ、このGUIプログラムは、JAVAなので、JAVAがインストールされていないと動かない。
画面右上の「Convert DST to DSD」にチェックが入っていなければ、「DST」ファイルが出来る。
チェックを入れると、「DSD」ファイルが出来る。
それぞれを比較。
DSTファイル。
DSDファイル。
DSTの方は、ファイルサイズは小さいけれど、ビットレートも小さい。
DSDファイルって、ものすごくファイルサイズが大きくなるんだねぇ。2倍強か。
他には、こういうのもあるようだ。
DSD Converter | Convert and Encode DSD / DXD / PCM Audio
インストールはしなかったけれど。
と、以上で、foobar2000を使っての、SACDのISOを一般的なflacに変換する話であった。
こういうことが出来るようになると、ハイレゾにも手を出したくなるね。
2021年最後の日に、いい記事を書けたな。(笑)
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