ヤク中
朝からいい天気で、快晴に近い晴れ。
朝はまだひんやりしているけれど、時間とともに気温は上がった。
とある有名人の一声で、今、日本では、ヤク中が増えているそうだ。
そのヤクは、"1000"という番号で呼ばれている。
そのヤクの効果を一度でも味わってしまうと、抜けられなくなるそうだ。
そして、ヤク中となってしまう。
ヤク中の人達は、そのヤク、"1000"がほしくてお店に走る。
が、ヤク中者達は見つけたら買い占めるので、棚はいつも空っぽ。
ヤク切れの身体を引きずって、あっちの店、こっちの店と訪れる。
やはりない...
ヤクを探し求めて、街中を歩いていると、ヤクの売人発見。
ヤクの売人は、単車に乗っていることが多いので、すぐに過ぎ去っていく。
すかさず合図を送り、引き留める。
ヤクの売人は、コイツ、ヤク切れなんだな、と見透かしたような目で見て、ニヤリと笑い、右手を口横に当て、ひっそりと、「"1000"、ありますよ」と。
手玉に取られているようで、何も言えず、ただ、喉がゴクンと鳴るだけだった。
周りを伺いながら、お金を渡し、ヤクを受け取る。
(こういう時、スマホ決済に頼っておらず、現金を持っていてよかったと思う、ヤク中。"跡"が残らないしね。)
ヤク中は、急いで家に戻り、1本取り出して摂取。
フゥ~。
「このヤク、やっぱり止められないな。」
こういうヤク中が、今、日本には結構いるらしい。
※これはフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。が、これに近いシチュエーションが実際あるようです。
ヤク切れしたくなければ、定期購買すればいいだけなんだけれどね。(笑)
あなたの街に、ヤクの売人を仕切っている元締めがきっとあるはず。
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