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2022年5月23日 (月)

悪夢

今日も朝からいい天気。

また、起きたら暑かった。

ので、今日は半袖を着た。

 

この間、ヤク中のことを書いた。

ネット時代ということもあり、話が広がって、どんどん、ヤク中が増えているようで、特に、眠りに関して問題のある人が摂取したがっているようだ。

そのヤクこと、ヤクルト1000を眠る前に飲むと、こういう感じになるそう。

・寝つきがよくなる
・悪夢を見る
・目覚めスッキリ

乳酸菌が1,000億入っているそうだけれど、乳酸菌って、即効性はないと思うんだけれど、なんでそうなるのだろう?と思って調べてみたら、納得した。

血糖値がキーワードのようだ。

(糖分の多い)ヤクルト1000を飲んだ後、高血糖になり、脳にブドウ糖が行かなくなり、眠くなる。
もしくは、ヤクルト1000を飲んでしばらくすると、高血糖→低血糖になって、眠気・倦怠感で寝てしまった、という、食後に眠くなるのと同じ作用。

ヤクルト1000を寝る前に飲むと、こうなるので、寝つきがよくなる、と「錯覚」してしまうんだろう。

次に、悪夢を見ることに関しては、その上がった血糖値を寝ている間に落とそうとして、インシュリンが分泌され、血糖値が降下して、低血糖になって、交感神経優位になるから、ということのようだ。

目覚めスッキリ、なのは、交感神経優位状態で目覚めるから、なのだろう。

細かいことを抜きにしてざっくり書くと、こういうのがカラクリらしい。

ヤクルト1000の糖分を見てみると、14gほど。
角砂糖にすると、約4個分。

結構な量だ。

これを寝る前に摂取したら、急激ではないにしろ、ある程度の血糖値上昇・下降が起こるのは当然かも。
夕食後3時間以上経過しているならなおさら。

ということは、乳酸菌のお陰ではないなら、ヤクルト1000を飲んだからどうかではなく、同量の糖分を摂取しても、上記の3つが起こる可能性はあるということだ。
同様の効果を得たく、また、安上がりにしたいなら、白砂糖を14g摂取してから寝るといいかも。(苦笑)

同量の糖分を摂取した時とヤクルト1000を摂取した時で、ブラインドテストをやってみると面白いかもしれない。

ということで、乳酸菌は時間を掛けて作用するだろうから、ヤクルト1000の中の乳酸菌のお陰ではなく、単なる、寝る前の糖分摂取による高血糖・低血糖の結果、ということのようだ。

こういうことをやっていなくても悪夢を見るなら、寝る前、低血糖になるような状況・状態だったか確認してみると面白いかもね。

違う観点では、皆が悪夢を見るって言うから、それが刷り込まれて悪夢を見ている、っていうこともあるかもしれない。

そして、いい夢を見たいんだったら、安定した血糖状態にした状態で眠りに入るのがいいっていうことだね。

つまり、寝る直前の飲食は控える。
よく言われているように、寝る3時間前までには飲食を済ませておくこと。

別に悪口ということではないんだけれど、糖分摂取量のことを考えると、つまり、糖分依存という風に置き換えると、「ヤク中」という表現はあながち間違っていないかもね。

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