楽天モバイル

朝はしばらく曇りで、その後、曇り時々晴れ、昼過ぎて、晴れ。

気温は上がって、暑かった。

昨日の楽天モバイルの新たなサービスの発表は、世間を、いや、ごく一部の人達をざわつかせた。

1GBまでの使用であれば、0円だったのが、3GBまで千円(1,078円)ほどに変更。

これが、新規ユーザに対してだけのものだったらまだしも、既存のユーザにも問答無用で適用する、ということだったので、余計にざわついた次第。

既存の契約を継続して、新しい契約を作ることが出来ないとか言っているようだけれど、そんなの、どこの会社でもやっているけれどね。
その古い契約を止めない限り、継続させてくれるっていう感じで。

なんかおかしいというか、自分達の都合のいいように解釈しているような．．．

とりあえず、そういう風になるようなので、継続するか止めるかの判断基準はこういう感じになるのではなかろうか？

【継続の人(前提として、楽天回線に安定して繋がること)】
・月何GB、何十GB、何百GBという感じで、固定回線的に使っている人
　何も変わらないし、影響なしなので、継続
・通話メインで使っている人
　電話かけ放題で、3GBの通信も付いて千円ほどだったらお得
・楽天経済圏を活発に活用している人
　毎月、1,100ポイント以上得られるのであれば、気にしなくていい
　(楽天ポイントで支払い可能なので。)

【止める人】
・楽天回線に繋がりにくい、繋がらない人
　こういうのはサービスとして論外で、月千円払うのはもったいない
・サブ回線として使っていた人
　3GB千円だったら、他にもお得で安定したサービスがある
・サブ回線として、通話無料に惹かれていた人
　月千円であれば、メイン回線の何らかのかけ放題の方が安くなる、かも

【悩む人】
・楽天の回線に問題なく繋がり、メイン的に使っている人
　電話かけ放題＋3GB＝月千円という値段は、他のサービスにないので悩む

客観的に見て、「電話かけ放題＋3GB＝月千円(1,078円)」というのは、他にはないサービスなので魅力的。

但し、楽天回線に常時つながれば、の話。

屋外とか建物内でも奥まっていなければ問題ないだろうけれど、プラチナバンドがないので、田舎や山、地下街、高層ビル、建物の奥まったところでは繋がらない可能性がある。

これが、接続に関しての一番の問題点。

自分の住んでいる地域、活動範囲で楽天モバイルが使えるかどうか、下記の基地局マップを参考にするといいと思う。

楽天モバイル基地局 マイマップ

オフィシャルの漠然とした、範囲だけのマップではなく、どこに基地局(アンテナ)があるかわかる。

繋がりの悪い人は、ここを見れば、なんで繋がりが悪いかがわかるかもしれない。

案外、5Gのアンテナも立っているんだ、って驚いた。

電話に関しては、IP電話というのは嫌だ、という人がいるかもしれないけれど、別の見方をすれば、ネットに繋がれば、日本だけではなく、海外でも無料で電話を掛けられるということ。
しかも、電話番号付き。
(Skypeに電話番号が付いて、日本国内の固定電話や携帯電話がかけ放題になった、と思えばいい。)

これはこれでメリットとなる。

ただ、Rakuten Linkというアプリを使っての電話発信になるので、それだけが面倒。
まぁ、Skypeも専用アプリなので、同じだけれど。

もし、今まで通り、1GBというのを意識してくれて、290円(税込)だったら、かなりの人が残るのではないだろうか？
(この290円というのは、日本通信の最安値を意識して、ということ。)

そこを考慮しなかったのは、盲点の一つではないだろうか？

あと、楽天モバイルでは0円運用させてもらっているけれど、他の楽天サービスを使っているよ、楽天市場で買い物するようにしているよ、なんていう人もいる・いたと思うけれど、そういうことは考慮されてなさそう。

あくまで、楽天モバイルのことだけ。

そういう人は、楽天経済圏から離れていきそう。

契約者数が減れば、というか、一人で何回線も持っているかもしれないから、契約回線数が減れば、iPhoneを扱えなくなるかもしれないし、何よりも、プラチナバンドをもらえないということになりかねない。

さて、今回の英断、吉と出るか凶と出るか？

なんて思っていたのだけれど、今日の朝、楽天のほとんどのサービスで使用不可となる障害があった。

あんな発表の翌日にこんなことになるなんて、印象がさらに悪くなりそう。

楽天の動向を楽しみに見ていようと思う。

そのまま貫き通すか？何かを妥協するか？