これはやっかい
雲は多かったけれど、時々太陽が見えた。
やっぱり暑い。
少し前、楽天から、「楽天グループの会員情報確認のお願い」というメールが届いた。
なんだろう?と思って、クリック。
すると、ブラウザの方では、McAfeeのサイト・アドバイザーが反応。
どういうこと?!?!と思って、きちんと見てみると、これ、迷惑メールだった!
もし、McAfeeが反応してくれなかったら、危うく引っ掛かるところだった...
冷や汗ものだ。
だって、画面は、楽天が普段送信してくるものと「全く同じ」なんだから、そりゃ、間違えるわ。
違いは、リンクをマウスオーバーすると、全て同じURL、というところ。
このURLが、怪しいサイトに誘導するのだろう。
で、それからしばらくして、昨日くらいから、有名な会社のメールマガジンを装った、偽装メルマガが大量に届くようになった。
最初は、そんなところのメルマガなんて購読していないんだけれど、と思いながら、開いてみた。
そして、リンクをマウスオーバーすると、先述したように、全て同じURL。
自分の場合は、メールを見るのは、基本、PCなので、マウスオーバーが出来るからいいけれど、今のご時世、スマホでメール確認している人が多いだろうから、マウスオーバーなんて出来ず、そのままタップしてしまうから、危険だよね。
調べてみると、スマホでも、マウスオーバー的なことが出来るようだけれど、全てのメルマガがそれに対応しているわけではないだろうから、そのリンクが何か、というのを、タップする前に判別するのは難しそうだ。
ちょっと危ないやり方にはなるけれど、スマホの場合は、タップするのではなく、「長押し」して、表示されたポップアップウィンドウに表示されているURLを見て判断するしかなさそうだ。
こういう迷惑メールは、Popfileを使ってフィルタリングしているけれど、本家から同じ画像を引っ張ってきて、文面もそのままだから、すり抜けてしまう。
仕方ないので、一つ一つ学習し直しさせるしかない。
今日の時点では、こういう感じ。
「spam」と書いているのが、Popfileが学習し直して、スパム判定してくれたもの。
それでもまだすり抜けてくる。
ご覧のように、題名、差出人は、その有名な会社のものそのもの。
こんなの送られてきたら、誰もが開いてしまうと思う。
何十年と迷惑メールと付き合ってきている自分でさえ、引っ掛かったのだから。(苦笑)
以前の迷惑メールは、英文を機械翻訳したようなものやへんてこりんな文章やエロ関連で、明らかに迷惑メールとわかるものだったけれど、こうやって、有名どころのメルマガをそのまま使い、URLだけ偽装するのだから、これはやっかいだ。
几帳面な人だったら、こんなところのメルマガを購読したことないから、解除しようということで、クリック(タップ)してしまうと思う。
普段、付き合いのあるメルマガのものも中にはあるかもしれないから、それも困ったもの。
これらのメールの中を見て、わかったことがあるので列挙。
- 画像は、本家から取ってくるので、見た目では判別不可能
- 【判断材料】リンクのURLは、全て同じだし、明らかにおかしなドメインなので、それで判別するしかない(スマホの場合は、「長押し」して、表示されるポップアップウィンドウ内に出ているURLを見ること。くれぐれもタップしないように)
- 全てではないけれど、出所が同じと思われる迷惑メールのURLの中に、10桁の数字がある。全て同じだったので、もしかしたら、メールアドレスに紐づいているのかもしれない
- 【判断材料】メルマガを流用しているので、文章の中の日付は、基本的には過去の日付
- 【判断材料】差出人は、そのメルマガの会社名だけれど、実際のアドレスは、へんてこなメールアドレス
- 【判断材料】受取人のメールアドレス、つまり、自分のメールアドレスの名称は、@より前のものがそのまま使われている。例えば、foobar@example.comだったら、Foobar<foobar@example.com>
という感じ。
覚えのないメルマガが突然届いたら、間違いなく、こういう迷惑メールなので、くれぐれも中のリンクはクリック(タップ)しないように。
今後もこういう迷惑メールになるなら、かなりやっかいになるなぁ、と思う。
こういうのを見て、なぜ今までこういう迷惑メールがなかったのだろう?と思う。
それに近いもの、本物に見せかけたものはあったけれど。
ちょっとしたことだけれど、気付いた人は、ある意味、すごいと思う。
しばらくの間は、Popfileの学習し直しが入ると思うと、これもやっかいだ。(苦笑)
気分を変えて、お目目の保養をどうぞ。
紫陽花の咲き始めは、本当にかわいいね。
綺麗な赤紫色だ。
普通の紫陽花もこれから咲くようだ。
若々しく、生命力を感じるね。
これから咲く紫陽花、水分は足りるのだろうか?
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