ディスクへの書き込みが多い
朝から曇りで、午後過ぎてから、雨。
ディスクへの書き込みが多い。
毎回ではないけれど、時々、異様に多くなる。
1日40GBであれば、許容範囲。
それが、いきなり、100GBを超えたり、300GBを超えることもあった。
そんなのがしょっちゅうあると、いくらSSDの書き込み寿命が延びていても、たまったものではない。
もし、毎日100GBの書き込みがあったら、数年で、TBWの数値を超えてしまう。
一体何がそんなに書き込みしているのだろう?と思って、まずは、Windows Searchを、サービスから停止してみた。
が、そんなに変わらず。
ちなみに、スワップ・ファイルは0MB、休止(ハイバネーション)機能はオフにしている。
適当にやっていても埒があかないので、何がどのくらいディスクに書き込んでいるのかチェックするツールはないものか?と思って探してみるとあった。
AppReadWriteCounter - Check which application read / write to disk on Windows
これを起動すると、その時点から、ディスクのI/Oに関するデータを取得してくれる。
書き込みに関しては、「Write Bytes」を見ればいい。
これのいいところは、そのプロセスが終了しても、このソフトウェアを終了しない限り、キープしてくれるところ。
これが切っ掛けで、何がどのくらい書き込んでいるのかがわかり、対応することが出来た。
もう1つ、灯台下暗しで、Windows標準のタスクマネージャーにもあった。
「詳細」の画面で、列を右クリックし、「列の選択」の中で、「I/O書き込みバイト数」を選択すればいい。
こんな風に、書き込み容量がわかる。
前者と後者の違いは、前者は、履歴が残り、各ソフトウェア毎に合算してくれ、後者は、プロセスが終了すると消えてしまい、プロセス毎の値となるというところ。
もう1つ、問題?があって、AppReadWriteCounterは、どうも、数値が違っていて、2~3倍以上の数値が表示されることがある。
よって、参考程度にし、タスクマネージャーの方も確認しながらの方がいいだろう。
結果、自分の場合は、主に2つのソフトウェアの書き込みが多いということがわかった。
1つは、RSSリーダー。
終了する度に、DBのクリーンアップをするように設定しているのだけれど、これがかなりの書き込みをしているようだった。
よって、設定で、終了する度ではなく、自分の思う時に、手動でクリーンアップするようにした。
もう1つは、Edge。
ある時から、FirefoxとEdgeの2つを使い分けるようになった。
動きを見ていると、Edgeは、何もしていない時でも、常に何かを書き込んでいる。
一体何を書き込んでいるんだ?と思うのだけれど、とにかく、何かを書き込んでいる。
ネットで情報を検索してみたけれど、Edgeのディスクへの書き込みの多さを問題視している人はあまりいない、というか、そういう情報はあまりなかった。
Firefoxも、そういう時はあるけれど、大きく見ると、Edgeほどではない。
それで、Edgeを使うのを止め、Firefoxだけにしたら、確実に、ディスクへの書き込み容量が減った。
上記2つを止めてから、1日の書き込み量が、40~50GB前後だったのが、10GB強くらいになったのである。
ここまで変わるとは思わなかったよ。
このくらいの数値、行っても、20GB/日だったら、余裕の許容範囲だろう。
Edge、それなりに気に入っていたけれど、無駄な書き込み、いや、Edge(いや、Microsoft?)にとっては必要かもしれないけれど、使用者にとっては全く不要の書き込みがそんなにあるんだったら、使わない、という風になったのである。
もし、Firefoxも使わないなら、1日の書き込み容量は、5GB以下のようだ。
ネットの情報は必要なので、ブラウザを使わない、ということはありえないので、これ以上の書き込み量を減らすことは出来ない。
いやぁ、Firefox使いでよかったと、改めて思ったのである。(笑)
話はずれるけれど、具体的に、どのファイルに書き込んでいるかを見たいなら、タスクマネージャーの「パフォーマンス」を開き、右上の「・・・」をクリックし、「リソースモニター」を起動、「ディスク」タブをクリックすれば、それを見られる。
Windows 10の場合は、「パフォーマンス」画面下の「リソースモニターを開く」をクリック。
但し、リソースモニターを使う上での注意点として、これをずーっと起動しっぱなしにしていると、System(PID 4)が、「C:\Windows\System32\LogFiles\WMI\RtBackup\」以下のファイルにずーーーーーーーっと書き込み続け、それでディスクの書き込み容量がめちゃくちゃに増える(かもしれない)ので、要注意。
自分は、Edgeが何に書き込んでいるのかをチェックしている時に、これにはまってしまい、不要な書き込み100GB超をしてしまったのである。(苦笑)
ディスクの書き込みの様子を見ているだけなのに、更にディスクの書き込みが増えるという、ミイラ取りがミイラになる状態になってしまったのである。
リソースモニターのディスクを見る時は、本当に必要な時だけの短時間にして、基本は、タスクマネージャーやAppReadWriteCounterを使って探るのがいいと思う。
と、こういう感じで、何がディスクにたくさん書き込んでいるのか、原因がわかり、SSDの寿命を無駄に短くしないですんでよかったのである。
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