Explorerのプチフリ
朝しばらくしてから、雨が降り出した。
降ったり止んだりかと思ったら、思っていたより降り続いた。
1ヶ月ほど前に、「Explorerが、30秒ごとに5秒ほど固まる」というのを書いた。
しばらくはマシになっていたのだけれど、また固まりだした。
その時は、30秒毎だったけれど、今度は、ランダムで、30~60秒毎に数秒固まるという症状。
さっぱり原因がわからない。
ネットで検索して、色んな情報を見て、出来ることはやってみたけれど、改善しない。
切り分けとしては、こういう感じ。
・セーフモードで起動すると、発症しない
・別のユーザだと、発症しない
何らかのプログラムの問題かと思って、起動しないようにしたりとか、プロセスを終了したりしてもダメ。
でも、どうにかこうにかやって、原因を突き止め、対策完了!
こういう事例って、そんなにないとは思うけれど、もし、同じようなことで困っている人がいたら、参考になるかもしれないので書いておく。
結論は、「C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\SendTo」の中のアイコンに、ネットワークアドレスで参照するようになっていたアイコンがあり、Explorerを使おうとすると、その度に、存在しない(起動していない)コンピュータを検索しに行き、プチフリしていたというもの。
そのアイコンのショートカットは、こういう感じ。
「"\\コンピュータ名\c$\パス\プログラム.exe"」
確かに、このコンピュータから、アイコンをコピーしたのは確かだけれど、他のものは問題ないのに、どうしてこれだけこんな風になっていたのかはよくわからない。
これだけ、管理者権限で起動するようにしていたから、それに引きずられて、そのコンピュータのユーザということで、コンピュータ名が追加されたのだろうか?
なんであれ、これを削除、もしくは、今のPCに合う形に変更すると、Explorerのプチフリはなくなったのである。
動き的に、ネットワークがらみかな、と思うこともあったけれど、まさかこんなことが原因でプチフリしているとは思いもしなかったよ。(苦笑)
以下は、そこに至るまでの顛末。
プチフリがひどいし、ストレスフルだから、どうにかしないといけないと思った。
やることは、2つ。
・Windowsの上書きインストール
・ユーザを作り直し、そっちに環境移行
OSの不調は、上書きインストールで改善することがあるとのことなので、また、環境を作り直すのは面倒なので、まずは、上書きインストールをしてみることにした。
(上書きインストールの情報は、ネット上に一杯あるので、検索してみてね。)
ただ、別のユーザでは問題ないので、改善しない可能性もある。
その時は、環境を作り直すしかない。
今まで、一度も上書きインストールをしたことがなかったので、どんなものか試したいという思いもあったので、こちらをまずやってみることに。
結構あっけなく、30分ほどで終了。
さてどうか?と思って、Explorerを触ってみると、プチフリ...(泣)
ダメかぁ、やっぱり、OSの問題ではないんだなぁ、ということで、気合い入れて、ユーザを作り直して、環境移行することにした。
結構面倒。
あのファイルをこっちにやって、何らかの設定をし直したり。
少しずつやっていきながら、Explorerで様子見。
最初の頃は、全く問題なし。
やっぱり、環境の問題かぁ、じゃぁ、なんだろう?と思いながら、設定変更をしていると、Explorerのプチフリが来た!
嬉しくないけれど、来た来た!と思い(苦笑)、この直前、何の設定を変えた?と思って、振り返る。
Explorerに、スマホにftpで接続するショートカットを作成した。
それらを削除するが、変わらず。
その前は、「SendTo」にアイコンをコピーしたよな、と思って、全て削除。
すると、Explorerは、プチフリしない!
この中のどれかだな、と思って、1個ずつ削除して確認。
すると、あるアイコンを削除したら、プチフリしなかった。
なんでこれが?と思って、中を見てみると、上記のような、コンピュータ名の入ったパスになっていたのである。
これか、こいつが原因だったのか!
そのコンピュータは、存在しているけれど、起動していない。
これは仕様なのだろうけれど、Explorerを触っていると、定期的に、「SendTo」の中のアイコンの検証(?)が行われるようだ。
今回は、ネットワークがらみだったので、存在しない(起動していない)コンピュータを探しに行き、存在しないので、タイムアウトが発生し、そのタイムアウト時間が、プチフリのような症状を起こしていたということのようだ。
こういう経験あるのでは?
ファイルをコピーしようと思って、ネットワーク上の起動していないコンピュータのアイコン上を通過してしまうと、しばらく固まって反応しなくなるということが。
これと同じようなことが、見えないところ、裏作業(「SendTo」の検証作業)として発生していたのである。
ちなみに、セーフモードの時に発症しなかったのは、ネットワークに接続していなかったからのようだ。
いやぁ、ここに行きつくまでえらく時間が掛かったよ。
でも、解決して、本当によかった。
バグやらで、原因不明ということもあるだろうけれど、やはり、何らかの原因があるんだね。
ということで、Explorerがプチフリする人で、ネット上で情報検索して、どれもダメだった場合、「ネットワーク」関連を疑ってみよう。
今回のようなことがあるかもしれないし、別のネットワーク関連(使用していないネットワーク・デバイスとか)が問題になっているかもしれないので。
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