切れ味復活
夜中に雨が降っていたようね。
朝には止んでいて、日中は曇り、午後には太陽も見えた。
湿気がすごい。
何年も前に、このオルファのハサミSCS-2を買って、使っている。
そこそこの値段していたと思う。
少し前に、銅線というか、鋼のような線を切断したかった。
もしかして、このハサミで切断出来るかな?と思ったら、全く歯が立たず。
歯が立たないどころか、刃が欠けてしまった。(泣)
開け閉めすると、その部分に引っ掛かりがあって、気持ち悪い。
これをどうにかしたいと思って、砥石で削ることに。
ハサミのこの刃の裏部分を、裏スキ(裏漉き)と言うらしい。
こちら側の刃を研いだ。
確かに、その欠けは大分マシになったけれど、紙を切ると、切れない!!(泣)
上記写真を見ればわかるけれど、裏スキの刃が光っている。
つまり、ここを研いで、こうなってしまったのだ。
当たり前と言えば当たり前だけれど、ハサミというのは、お互いの刃のかみ合わせでものを切断している。
こういう感じ。
それが、裏スキ側を研いだから、山形になって、かみ合わさらなくなってしまい、ものを切断出来なくなったのである。
アホなことをしてしまった...
ネットで裏スキのことを調べてみると、素人は、裏スキを研ぐな、とまで書かれている。
それだけ大事で、難しい部分なのだろう。
この傷になっているところが、引っ掛かりのあるところ。
この反対側の刃に、欠けというか、ほんのわずか、欠けたことにより、膨らんで(?)いる。
それで、筋状の傷がついてしまっている。
刃の尖った方を撮影。
右側が裏スキで、黒い筋になっている部分が、研いだところ。
全く切れないわけではないけれど、このままでは使い物にならない。
もちろん、新しいハサミを買えば済むことだろうけれど、勿体ない精神もあって、なんとか出来ないか?と思いながら、しばらく放置。
最初の頃は、裏スキをなんとかしようと思っていた。
が、発想を変えて、強引だけれど、表側から研いで、この研いだ部分まで削ってしまうのはどうか?と。
そうすれば、裏スキの砥いだ部分が削られてなくなり、平らな裏スキになり(戻り)、かみ合わせが復活するのではないかと。
どうせ使えないのだから、思い切ったことをやっちゃえ、と思って、砥石で砥いでみることに。
包丁やハサミの切れ味を戻すだけなら、刃と砥石の角度を、15~20度前後にして研げばいい。
でも、今回、それで砥いでいたら、いつまでたっても、その研いだ裏スキ部分がなくならない。
もっと角度を起こし、60度くらいの角度で、研ぐというより、削るようにして研いでみた。
しばらく研いで、紙を切ってみると、お、かみ合わせがよくなっている?!と思うくらいにまでなった。
またしばらくして切ってみると、ほぼ問題なさそう。
気合い入れて研いでいた部分は、先端3cmから根元近くまで。
だから、先端の方では、きちんと切ることが出来ない。
最初は、とりあえず、真ん中辺りが切れればいいか、と思ったけれど、やっぱり先端の方もやってみよう、と、また時間を掛けて、先端部分を研ぐ。
何度も試し切りをして、ようやく、先端まで奇麗にかみ合うようになり、紙も切ることが出来るようになった!
いやぁ、これは嬉しかった。(笑)
新しいハサミを買うしかないか、と諦めていたからねぇ。
時間にして、50分ほど、研ぎ続けた。
裏スキの刃の方は、まだ光っているけれど、その辺を触ってみると、かなり鋭利になっているのがわかる。
写真では、かみ合わせはわかりづらいけれど、ハサミを閉じると、明らかに、両方の刃が合わさっている、という「感触」がある。
刃の尖った方を撮影。
右側が裏スキで、研いだ部分がほぼなくなっている。
切れ味、切れ方はどうか?
切ろうと思って切れなかった、ビニールの袋が、サクサク切ることが出来る!
もちろん、紙も。
両方とも、先端まできちんと切れている。
奇麗に切れている。
なんか、以前より切れ味よくなったのでは?というくらいの切れ具合だ。
ということで、切れ味復活!!
ただ、裏スキには、鋼の線を切ろうとした時の欠けがまだあるようで、まだ引っ掛かりが残っている。
触っても、わからないくらいなんだけれどね。
これをなくすには、それこそ、裏スキ側を研がないといけないと思うし、ハサミだけを開け閉めする時は気になるけれど、何かを切っている時はそれほど気にならないので、これは保留だ。
と思ったけれど、何気に、捨てる予定だった、プラスチック製のものを、ちゃんと切断できるか試していたら、あらら、引っ掛かりがなくなった!
どうやら、プラスチックとの摩擦で、その欠けも一緒に削れてしまったようだ。(笑)
よかったよかった、これで、ほぼ完璧になった!
そうそう、このハサミを買った時から、気に入らない点があった。
それは、ギザギザが入っていて、切ると、ちょっとそのギザギザが切れた紙に形として残る。
今回、表側を思い切って研いだので、そのギザギザがほぼなくなり、普通のハサミのように、奇麗なカット・ラインになった。
ここまで切れ味がよくなったから、子どもの頃に使っていた、全くもって切れ味のよくないハサミを、とことん研いでみたくなる。
やらないけれど。(笑)
ということで、ハサミ砥ぎの教訓。
- 裏スキ側は研ぐな!
- 研ぐなら、表側の方の刃を研ぐこと
- 素人でも、時間を掛ければ、それなりの研ぎ具合になるので、諦めない
- 状況次第だけれど、明らかに切れ味が悪いなら、今回のように、60度くらい起こして、削るように砥ぐのがいいかも
そうすれば、裏スキに問題があっても、その部分がなくなって、かみ合わせがよくなるかも
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