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2024年11月19日 (火)

画面内の文字をテキスト化

天気はそれなりによかったけれど、予報通り、ひんやり。

風が冷たかった。

 

画面内の画像をキャプチャする時に、「Win+Shift+S」を押して、こういうツールを表示させて、キャプチャしている人は多いと思う。

自分の場合は、これではなく、自作のキャプチャ・ツールを使っている。

VB.NETで作成し、指定したフォルダ、ファイル名で自動保存するようにしていて、キャプチャしてから、いちいち、ファイル名を付けて保存する必要性がないので、とても重宝している。

Win+Shift+Sのキャプチャ・ツールに、親玉がいる。

それは、「Snipping Tool」というもの。

存在は知っていたし、画面を見たことはあったけれど、使ったことはほとんどない。

でも、これ、ものすごく便利なツールだというのを、最近知った。

画像をキャプチャ、画面を動画撮影するという機能だけではなく、なんと、いつの間にか、画面内の文字をテキスト化するという機能が追加されていたのである!

一体いつからなのかわからないけれど、使ってみると、すこぶるいい!
(調べてみたら、1年ちょっと前に機能が提供されたようだ。もっと早く気付いていれば!)

今までは、Windows標準のテキスト化するエンジンを使ったフロント・エンドのソフトウェアを使わせてもらっていた。

正直、テキスト化に関しては、精度がいいとは言えなかった。

もちろん、ゼロから打ち込みすることを考えれば、楽だし、ほとんどの場合は問題ないからよかったんだけれどね。

このSnipping Toolのテキスト化の機能は、通常利用であれば、修正する必要性が全くないと言い切れるくらいの高精度なのである。
Windows標準のテキスト化エンジンとは全く別物なのだろう。

日本語、英語が混ざっていても問題なし。

日本語と英語が混ざっている曲名で実験。

「+新規」ボタンを押して、キャプチャしたいところを選択する。

それを取り込んだら、テキスト化のアイコンをクリックする。

すると、テキスト化されたものが選択出来る状態になる。

こんな感じで、テキスト化出来ている。テキスト・エディターに貼り付けたもの。

全て必要なら、「すべてのテキストをコピーする」をクリックすればいいし、必要な部分だけを選択して、コピーしてもいい。

次に、ネットのニュース記事を使って実験。

100%表示のもの。

取り込みし、テキスト化。

全く問題なし。

ちょっと意地悪な実験もしてみた。

文字サイズを、70%にしても、ちゃんとテキスト化してくれるか?

結果は、問題なし。

更に小さくして、読むのでさえ難しいサイズ50%にしてみると、さすがに全てをきちんとテキスト化するのは無理だったようだけれど、これだけ小さな文字をそれなりにテキスト化出来たのは素晴らしいとしか言いようがない。

上部分が、70%で、全く問題ないテキスト。下部分が、50%のもの。

これだけの精度なのだから、乗り換えないわけにはいかない!

あと、以前あった機能で、今は隠れ機能のようになっているものがある。

それは、「ルーラー(定規)」。

以前は、ツールバー上にアイコンがあったようだけれど、今はそれはなくなり、「Ctrl+R」でそれが表示される。
もしくは、画面右上の「・・・」をクリックし、「ルーラーの表示」をクリックすればいい(だったら、隠れ機能ではないな(笑))。

普通に、マウスなりトラックボールなりを使って線引きすると、ゆがんだりする。

でも、このルーラーを置いた状態で、ルーラーの上をなぞるように線引きすると、まっすぐな線を引くことが出来る。

この画像のように、マーキングする時にいいよね。
ちなみに、上は、わざとゆがませた線。(苦笑)

このルーラー、角度も変えられる。

最初、どうするのか?と思ってクリックやらなにやらやってみたけれど、単純だった。(苦笑)

ルーラー上で、マウス・ホイールするだけ。

それで、角度が変わる。

このルーラー機能は、画像によく書き物をする人にとっては重宝するだろう。

今まで、Microsoftが提供してきたもので、日常使い出来る!というものがどれほどあっただろうか?(笑)

これはまさしく、デフォルトで使えるツールである、と言える。

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