200W
雲多めの晴れ。
午後過ぎてから、曇り。
太陽が雲に隠れると、寒さが増すね。
チキンバーガーをもらった。
これをそのまま、いつものように電子レンジで温めたら、バンズが萎んでしまうよな、と思った。
ふと、これを、200Wの方で温めたらどうなるのだろう?と思って、ネットでちょっと調べて、包み紙でくるんだまま、1分20秒で温めてみた。
これで大正解!
バンズがふんわりとして、いい感じ。
若干、シワが寄ったので、1分~1分10秒くらいでもよかったかも。
中のチキンも問題なく温まっていた。
もし、普通に、500Wで温めていたら、バンズが萎んでしまっていたかもしれない。
よくある失敗だよね。
あんマンや豚まんのようなフカフカのものを温めると、萎んでペタンコになってしまって、なんじゃこりゃ!(泣)っていう状態になるという。(苦笑)
もしかして、200Wって、色んな可能性があるのでは?なんて思ったので、調べてみると、結構面白かった。
まず、500W/600Wの高出力と200Wの低出力の違い。
前者は、短時間で温められるけれど、例えば、肉だと、固くなることがある。
一方、後者では、温まるのに時間はかかるけれど、高出力のように、肉が固くなることはあまりないようだ。
他にもメリットはある。
卵を使って、目玉焼き(焼きではないけれど)を作る時、200Wで温めれば、爆発することはないようだ。
先述のように、バンズのような、柔らかいパンのようなものは、ふんわりと仕上がる。
パンの硬さにもよるけれど、かなり柔らかい、ふんわりしたものだと、10秒から始めて、10秒単位で様子見した方がいいと思う。
食パンでやってみたら、20秒でもやりすぎな感じがあった。
でも、ふんわりと柔らかく、また、温まるので、出来たてのような感じになった。
以前、豚まん/肉まんを、電子レンジで温めるやり方を書いた。
この時は、普通に、500Wで温めたけれど、200Wで、じっくりと温めれば、皮はよりふんわりするかもしれない。
豚まん/肉まんが手に入ったら、200W、4分前後で様子を見ながら、温めてみようと思う。
電子レンジを200Wで使うと、低温調理のようなことにも使えるみたいだ。
最近は、低温調理器具もあって、じっくり時間を掛けて調理する、というのが一般的になっている。
電子レンジの200Wを使えば、そういうようなことも出来るようだ。
茶碗蒸しを作ったり、煮込みハンバーグを作ることも出来るよう。
実際に、煮込みハンバーグを作った人のBlogを見ると、普段は、フライパンで焼いてから煮込んでいたのを、最初から、つまり、肉が生の状態から、200Wで温めて調理すると、ハンバーグのふんわり感が増したと書いていた。
あと、サツマイモのような野菜を、低い温度でじっくりと温めると甘みが増すのだそうだ。
色々と調べて、なるほどなぁ、と思った。
弁当を温めるにしても、200Wでじっくりと温めれば、肉や野菜が固まりにくくなりそうだね。
デメリットは、時間が掛かること。
これさえ許容出来れば、電子レンジの200Wを利用しない手はない。
(そもそもの、電子レンジを使うことの問題点は、今回は考慮しない。(苦笑))
よくよく考えれば、火を使う調理でも、何でもかんでも強火がいいわけではないよね。
弱火でも調理する。
それを考えれば、電子レンジも、火の調理と同じように、強火=500W/600W、弱火=200Wという使い分けで、温めたり、調理するといい、ということだ。
一般的な200Wの使い方って、解凍やパン生地の発酵で使うというものだと思うけれど、こういう考え方をすれば、電子レンジを、ただ温めるだけの家電としてではなく、調理器具の一つとしてワンランクアップして使えるようになるね。
何十年も電子レンジが身近にあったけれど、今更ながら、電子レンジに、いや、200Wにこんな良さがあることに気付かされるとは思わなかったのである。(笑)
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