Windows 10に、ESUを強制的に適用する
薄雲の晴れ。
最高気温は、35度。
Windows 10の延命措置、ESU(Extended Security Update)の選択肢が増えた。
お金を払うだけではなく、Microsoft Rewadsの1,000ポイント、OneDriveで、バックアップをしている/する、という、2つが追加された。
Windows 11にアップグレード出来る端末であっても、最近の24H2のひどさ、もう少ししたらリリースされる、25H2がどうなるかわからない、という状況を見て、もうしばらくは、Windows 10のままでいよう、という人もいるだろう。
Windows Updateで、KB5063709(KB5062649が既に含まれている)が、当たっていれば、Microsoft RewadsかOneDriveかで、ESUを受けることが出来る。
順次、その対象が広がっているようだけれど、まだ自分の端末に降ってこない、早く適用したい!という人もいると思う。
自分の場合は、まだ降ってきていなかった。過去形。
ネットで検索していると、日本語の情報はあまりなかったけれど、海外に、Windows 10に、ESUを強制的に適用する方法があったので、それを書いてみたい。
参考にしたのは、これ。
ESU purchase for personal pc running Windows 10 - Microsoft Q&A
基本的には、コマンドを打つだけなので、別に日本語にするほどでもないけれど、日本語にしてみよう。
まずは、確認。
「サービス」を開いて、「Connected User Experiences and Telemetry(DiagTrack)」が有効/実行になっているか確認。
なっていなければ、管理者権限で、コマンドプロンプトを起動し、次の2つのコマンドをそれぞれ実行。
sc.exe config DiagTrack start=auto
sc.exe start DiagTrack
管理者権限で、コマンドプロンプトを起動し、レジストリに情報を追加するために、次を実行。
reg.exe add "HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Policies\Microsoft\FeatureManagement\Overrides" /v 4011992206 /t REG_DWORD /d 2 /f
正常に追加出来たら、Windowsを「再起動」。
起動したら、管理者権限で、コマンドプロンプトを起動し、次を実行。
cmd /c ClipESUConsumer.exe -evaluateEligibility
但し、「ClipESUConsumer.exe」は、そのままでは、パスが通っていないと思うので、このファイルがどこにあるか検索し、最新日付の「"フルパス\ClipESUConsumer.exe"」で実行した方がよい。
環境や時期によって変わると思うけれど、2025年8月30日時点で、自分の端末では、
「"C:\Windows\WinSxS\amd64_microsoft-client-li..ip-consumer-esu-exe_31bf3856ad364e35_10.0.19041.6216_none_da95df85768cfdc7\ClipESUConsumer.exe"」
だった。
このフルパスで、上記のコマンドを実行した。
いつ、ESUの登録が出来るのかな?と、楽しみに待っていてもよかったのだけれど、本当に出来るのか?という興味本位が立って、やってみることにした。
- サービスの「DiagTrack」は、起動済みだった
- レジストリの追加は問題なし
- ESUのコマンドを実行するも、特に何も表示されなかったけれど、設定の中のWindows Updateの画面は、すぐに変わった
上記の英語のページには、24時間後とか書かれているけれど
こんな感じで、「今すぐ登録」が現れた。
それを押すと、画面が変わった。
なんと、自分の場合は、Microsoft Rewadsの1,000ポイントは不要のようで、「追加料金なし」で、ESUに登録出来るらしい。
なんで?と思いながらも、「登録」ボタンを押すと、
無事、ESUに登録された。
これで、2026年10月13日までは、安心だ。
ESUに登録されているかどうかは、Windows Updateの画面下を見ればいい。
「お使いのPCは、拡張セキュリティ更新プログラムを取得するために登録されています。」と出ていればOK。
それにしても、なんで追加料金もなしでOKだったのだろう?
OneDriveは、使ったことはあっても、何もバックアップはしていない。
基本的には、上記のようなフォルダがあるだけで、同期はしていない。
登録完了画面に、
「ご使用のPCが完全にバックアップされていることを確認しましょう。アプリ、設定、資格情報をすでにバックアップしています。・・・」
というのがある。
どういうことだろう?と思って、Windowsでの、設定のバックアップを調べて、そういうことか、というのがわかった。
「設定」-「アカウント」-「Windowsバックアップ」を開くと、
こんな感じになっている。
この場合、
- OneDriveは、同期されていない
- アプリの一覧は、バックアップされている
- 基本設定は、バックアップされている
OneDriveを使って、自分のデータを同期していなくても、その他のもの(設定やアプリ一覧)が、OneDrive(クラウド)の見えないところに保存されているようで、それが、今回のESU登録の対象にもなっているようだ。
確かに、別端末で、Microsoftアカウント(同じHotmailのアドレス)で、初めてログインすると、ある程度の設定が反映されていることがある。
それが、これなのである。
ログインユーザとして、Microsoftアカウントを使っている人、余程なことがない限り、ここをオフにせず、そのまま使っているのではないだろうか?
こんな設定、今まで気付いていなかったよ。(苦笑)
Microsoft Rewadsの1,000ポイントを使って、ESUを登録した人は、今まで、ローカルアカウントで運用していて、今回初めて、Microsoftアカウントを使ったのではないだろうか?
(ローカルアカウントにこだわっている人、結構いるからね。)
この辺は憶測でしかないけれど、多分、そうだろう。
ともかく、待っても待っても、ESUの登録は来なかったけれど、こうやって、ESUを適用出来てよかったよかった。
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コメント
記事内容、とても参考になります。画像付きでわかりやすいです!ありがとうございます。
写真も拝見したのですが、自然を生き生きと捉えられており美しいなと思いました、活動応援しています!
投稿: 名無し | 2025年9月 6日 (土) 20時42分
名無しさん>
お役に立てたようで、何よりです。
そして、写真を見て頂けただけではなく、そのようなコメント、とても嬉しく思います!
わざわざ、コメント、有り難うございました。🙏
投稿: おは | 2025年9月 7日 (日) 06時27分
すいません。
ご存じだったらでいいのですが、
更新プログラムを入手できるようになったら~のトグルはONにして、
「今すぐ登録」は表示されるのですが
インターネットに接続している状態なのに、
拡張セキュリティ更新プログラムを有効にする画面で、
接続できていないことになって、
「インターネットに接続していないようです。接続を確認し、もう1度やり直してください。」
で再試行(ずっと同じ画面がでるだけ)orキャンセルから進めないのですが、
なんか設定の落とし穴てきなのありますかね?
投稿: | 2025年9月25日 (木) 17時37分
自分の場合は、「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」は、ずーっと「オフ」状態です。
そのプログラムは、何を根拠にそういうメッセージを出しているのか?
接続云々については、正直、その端末の状態がどういうものかわからないので、なんとも言いようがありません。
大前提は、その端末は、Microsoftアカウント(Hotmailとか)でログインされている状態ですよね?
あとは、困った時の再起動、とか。
数日待ってみる、とか。
追加したレジストリを削除して、しばらく様子見してみる、とか。
自分の場合は、何の問題もなく登録出来てしまったし、参照した情報は、上記の英語のページくらいなので、お力になれそうにないのが恐縮です。
投稿: おは | 2025年9月25日 (木) 20時25分
> 但し、「ClipESUConsumer.exe」は、そのままでは、パスが通っていないと思うので
こんにちは。ローカルアカウントでwin10を使っています。最新日付のフルパスはどのように調べるのか教えていただけたら幸いです。よろしくおねがいします。
投稿: | 2026年6月 1日 (月) 16時19分
普通のWindowsの使い方をしているのであれば、Windows Searchで検索すればいいと思います。
自分の場合は、高速検索ソフトウェアEverythingを使っているので、そのファイル名を入力すれば、すぐに出てきました。
なんであれ、「C:\Windows\WinSxS\」以下で、ファイル検索してみて下さい。
投稿: おは | 2026年6月 1日 (月) 17時24分
なぜかMicrosoftアカウントにログインできず苦労しましたが、パソコン内に格納されてるhostファイル0.0.0.0.login.live.comを削除して再起動したらサインインできました。ダウンロードからインストールまで2時間くらいかかりましたが、なんとか問題なく動いてます。今回は本当にありがとうございました!!
投稿: | 2026年6月 4日 (木) 20時21分
hostsファイルに、そんな設定があったんですね。
普通であれば、なさそうですが。
今回のESUの場合は、ローカルアカウントだけでは無理で、Rewardsであれ、バックアップであれ、どちらもMicrosoftのなんらかのアカウントがないとダメでしょうから、ログイン出来ないと、どうしようもありませんよね。
ダウンロードからインストール、というのは、多分、Windows 10の新規インストールかアップグレードだとは思うのですが、ともかく、うまくいったようで、何よりです。
大したお手伝いをしていないと思っていますが、ご報告、有り難うございました。
投稿: おは | 2026年6月 4日 (木) 20時45分
ローカルアカウントの状態でESU更新できる裏技(?)をずっと探してました笑。もう仕方ないので数年ぶりにMicrosoftアカウントにサインインしようと試みるも弾かれまくりで、、、この数日はそれに時間を取られました。確認すると現在バージョン22H2 OSビルド19045.7291になっております。Netflixの映画を観てたら気のせいか以前よりサウンドシステムの出音が良くなったような気がします。これに関してはまたちょっと調べてみようと思います。おはさんの貴重な体験談がヒントにつながりました。ありがとうございました!
投稿: | 2026年6月 4日 (木) 22時50分
このESUは、Microsoftアカウントと紐づいているようなので、さすがに、ローカルアカウントだけでは無理なのでしょうね。
自分は、あまりこだわりはないので、その辺は調べていませんが。
OSのバージョンは、同じなので、問題なさそうですね。
色々と気付きがあったようで、何よりです。
ESUにしても、寿命はあとわずかですが、かわいがってあげて下さいね。
ご報告、有り難うございました。
投稿: おは | 2026年6月 5日 (金) 08時31分