こっちに戻ってきてから、フラットのオーナーから、総領事館協賛の写真展が催されている、ということを聞いた。
行こう行こうと思っていたけれど、天気もよくなかったし、実際はすっかり忘れいていた。(苦笑)
今日の朝、ふと思い出して、日付がいつまでだったかを確認すると、今週の木曜日までだった。
今日は天気もいいし、買い物にも行かないといけないから行ってきた。
その写真展のお知らせはこれ。
Gazing at the Contemporary World: Japanese Photography from the 1970s to the Present
(そのうちリンクはなくなるでしょう。)
1970年代の写真も見られるということで、楽しみだった。
場所は、Unitecという大学の中の、Design & Visual Arts学科のギャラリーで催されていた。
大学の校舎に入って、探してみるが、案内が全くないので、どこだかさっぱりわからなかった。
あちこち歩いていると、スタッフらしき人に会い、向こうの方から「Lost?(迷子?)」って声を掛けてもらった。(笑)
場所を丁寧に教えてもらい、そこへ向かう。
どうやら、僕は変なところから入ったみたいだ。
僕がその部屋に入ろうとすると、一人の白人男性と入れ替わりとなった。
最初の部屋の写真がこれ。全てではないけれど。
ここは、「A Changing Society」セクション。
人が写っていたり、人が写っている風景があったり。
全体的な感想。
あぁ、写真好きが撮った写真だなぁ、と。(笑)
もちろん、ここのフォトグラファーは有名な人達ばかりなのだろう。
(僕にはさっぱり分からなかった。わかったのは、森山大道くらい。(苦笑))
抽象的な撮り方で、僕が撮るような写真ではない。
こういう写真って、何を見ればいいのか僕には分からないんだよね...
でも、いつか、僕もこういう写真を撮ったりするのだろうか?と思ったりもするけれど、さてどうなるやら。
上の写真の右側壁にある写真群。
説明も何も見ないで見てみると、なんかやけにプリントの質も写真の色の出方、ディテールがよかった。
僕はてっきり、昔の写真だと思ってみていたのだけれど、昔の写真にしてはすごく綺麗にプリントされているなぁ、と感心して見ていた。
で、横にある説明を見ると・・・
2004年でした。
そりゃ、綺麗だわな。(笑)
この奥にも写真があった。
えーと、これだけ?と思って、二度三度と見ていたのだけれど、帰ろうか、と思って、部屋を出て歩いていると、こっちが本会場だった。
僕の背後にも写真はある。
まぁ、あんなけのはずはないわな。(笑)
こっちは、「Changing Landscapes」セクション。日本の風景。
でも、情緒的なものではなく、「Changing、変化」という通り、日本の変わり様が写されていた。
中には、阪神大震災の時の崩れかかったビルがあったり、新宿の都庁建設途中の写真があったり、と、そういう感じの写真があった。
ここもまた抽象的というか、そういう写真群。
どちらのセクションも正直言って、ピーンとこなかった。
これって日本??なんていう感じで。
僕が求めているようなものはもっと別なものなので仕方ないとは思うけれど。
あと、思ったのが、それぞれの写真家から数枚出ていたけれど、それって作品群の中から数枚抜き出しただけなので、余計によくわからなかった。流れが見えてこないから。
だから、その写真家の「思い」が伝わってこないというか。
一人の写真家の写真がズラーッと並んでいたら、なるほどなぁ、と思って見られたんだとは思う。
もし、またこういうのがあるなら、情緒的な、日本の風景、でも、ありがちではない風景を見てみたいなぁ。
なんであれ、海外でこうやって日本人写真家の写真を見られたっていうのはいい勉強になった。
ここを出て、廊下に貼られている、この学科の学生の写真も見た。
こっちの方がよっぽど面白かったよ。(笑)
中には、おおー、というのもあったし。
もちろん、今回の日本の写真同様、抽象的な写真もあった。
色々なものを見るって大事だな、と思った。
そして、買い物をして帰宅。
スーパーに、貝類の缶詰があるかな、と思って見たけれど、なかった。
あるのは、缶詰ではなく、生ものでプラスティックの入れ物に入ったものはあるんだけれど。
今日は小春日和。
風は冷たいけれど、日差しは強いから、ウォーキングをしていても、それほど寒さを感じない。
明日も晴れてほしいなぁ。
最近のコメント